2010年7月6日火曜日

閃き

仕事、つまりシステム開発で、まあ世界では些細かどうか知らないが、俺らのチームでは半年ほど燻っていた設計上の問題があった。

これが今日、帰り際に一気に解決した。まだ詳細は詰めてないが、明日には実装もほぼ出来る確信がある。

この仕事をしていると、時々訪れるこういう瞬間は、実に面白い。

まさに、鍵を開けた感覚。ずっと前進を阻んでいた壁に扉があり、それが開かない。
だが、ほんの小さな鍵が、カチリとハマってさえしまえば、これまでびくともしなかった扉は、もはや当たり前のように、押せば押しただけ開き道が拓かれる。

あーでもないこーでもない、なんでダメなんだ無理なんじゃねえか、いやそんな筈ねえだろうと伸吟している最中に、ふと…「あれ?」と、今まで考えもしなかった解決方法が見つかる、鍵に指先が触れる瞬間というのは…人間の能力の神秘だな。

開発者というのは比較的楽にこの快感を味わえる職業な気がして、結構気に入っている。

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