2010年12月31日金曜日

年末進行

年越しそば。
数年前に失敗してから久々にかき揚げ自作。うまかった。

正月用に買った越乃寒梅も昨夜既に開封。うまかった。

2010年12月29日水曜日

師走

ターミナル駅やショッピングセンターが賑わうのと裏腹に閑散とする通勤向け駐輪場。
これから向かうオフィス街も既に年内の営業を終えたところが多いだろう。

この閑散に盆暮れの季節感を見てしまう俺はつまり休みが少ないのだろうか?

ということで俺は出勤。豪快に遅刻。今朝は頭が痛い。行き掛けにまだ立ち食い蕎麦屋がやってたら、一足早い年越し蕎麦でも食ってこう。

最近のGoogleの宣伝がオシャレ過ぎてChromeの使用を止めたくなってくる

なんか俺の嫌いなノリになってきた。

ナウでポップでキッチュな感じのガールズが日常的且つ非現実的なシチュエーションで盛り上がって踊ってハジけてるGoogle ショッピングのムービーなんか最悪。わーお!オッサレー!バカじゃねーのかと。

ヘタウマカリグラフィー的ポップアートみたいな電車内の広告なんかも微妙に腹立たしい。またその横に添えられているコピーが如何にも「うまいこと言ってみました」的で安っぽいけど妙にオシャレでなんとも。

Googleは日本では、経済誌にこそ絶賛されているけどシェアがイマイチなんだよね?国内オリジナルが圧倒的に強い韓国なんかに比べれば(露骨に政治的な圧力がかかっている中国も別にして)、まだマシなんだろうが、それでも、欧米での状況に比べると日本でのGoogleのシェアはやはりまだなんじゃないかと。Yahoo!が不思議なことに強くて。

そんな状況を打破するための攻勢なのかなとも思うが、初めてGoogleを知った時、テキスト入力欄が1つとボタンが2つしかない(当時の他の検索サイトは広告や役立たずのディレクトリの他にAND、ORなどもあった)、徹底的な合理主義に惚れ惚れしたものだが、やはり最期には大衆受けを狙って非合理に走るのだなあ、と。

もちろん、当のGoogleはまったくもって合理的だと考えて各種のマーケティングをしているのだろうし、日経新聞その他各種経済誌などもそういった分析をするのだろうし、きっとそれが妥当な認識なのだろう。

だけど俺は個人的には、過剰にポップな最近のGoogleの雰囲気を好まないし、直感的に「ああ、無敵と思えたGoogleも結局のところ神ではないからな」と暗黙的に凋落の気配を感じるのだ。

もっとも別にすぐにどこかの検索エンジンに抜かれるとか、財政が傾くとか、そういうことはないと思う。いろいろと快進撃も続いているのだろう。

俺は別に経済分析家でも投資家でもないから、そんな短期的な予測をする必要もないし。ただ、諸行無常だなあ、とそんな感慨にふけるだけの話である。

…当面はChromeは使うし。Firefoxは最近、遅いし重いんだもん。これも最初は良かったのに…。

2010年12月24日金曜日

メーリー・クリスマース!

今日は楽しいクリスマスイブ!
朝からおかいつもクリスマススペシャル。体操のおにいさんの山ボーイファッションもキマり過ぎなホリデイシーズン真っ盛り。

オイラは平日だから当然仕事だけど、ランチに好物をフンパツしたよ!

キャップヌゥダゥ!

買い置きだから、限りなくロスタイムゼロで食事が済むのか素晴らしい!3分待つ間ももちろん、啜りながらもコーディング!無限リファクタリング天国!

神様!誕生日おめでとう!いつも越えられるギリギリの試練をありがとう!

でもちょっとギリギリ過ぎるよ!さすがにヤバいかも!

2010年12月23日木曜日

駅弁



今日の昼飯は駅弁である。
「北の彩」弁当。

今年さかんに宣伝していた新青森開通を記念したものだそうで、新青森または盛岡で販売されている。

…とは言っても、もちろん、今日、年末の祭日に俺が東北漫遊をしているわけではない。東北は旅行先として好きだが、しかし生憎そんな時間が今はない。

今日は旅行していないどころか祭日だというのに出勤して仕事をしていた。ただ会社に行くのは悔しいから、行き掛けに東京駅で駅弁を買っただけだ。東京駅ではおそらくおよそすべての駅弁が手に入る。

駅弁片手に少し遅めで出勤し、IDEの細かいウィンドウで埋め尽くされた24インチの液晶モニターの前でしばしの旅情(妄想)にひたりながら昼食をとり、それから21時まで、小便をするのも忘れそうな怒濤の勢いで開発に勤しんだのであった。

…ちなみにこの弁当、1000円だった。駅弁の中では高い方でもないが、普通に会社の正面のちょっと有名な焼肉店のランチが食える値段だ。駅弁は高い。

でも、なかなか美味かった。あくまでも駅弁的にだが…。

ちなみに内容は、

~お品書き~
  • 一、イカ姿焼き
  • 一、菊花漬
  • 一、カニ形人参
  • 一、海藻サラダ
  • 一、焼ホタテ
  • 一、うに、アワビめし
  • 一、長イモ漬
  • 一、味付けカズノコ
  • 一、煮物(たら、イカボール、長葱、その他)
と、なかなか豪華だ。

「地産地消」と謳われていたが、明らかなのな「つがるロマン」のご飯のみ。ウニとかはきっと輸入もんだろうな…とは思うが、意外とたっぷりのっていてしっかりとウニを食った気分になれた。
他には、数の子がなかなか。アワビはほとんど味しなかったな。小粒ホタテと、結構秀逸だったのがイカ姿焼き。ホタルイカ程度の大きさのヤリイカ?で、よい摘みといった感じ。

また今度、休日出勤したら別の駅弁でも買ってみるかな…。

2010年12月21日火曜日

ネットショッピングはブラボー

先のポストで書いた3000円しないバッテリー充電器は見事に役割を果たしてくれた。

日曜の昼に、最近はポテトよりチキンナゲットがお気に入りのザッキーのために再びマクダナルへと出動するにあたり、充電したバッテリーをBWS125Xに装着したら、一発始動だった。

うっかりバッテリー買い替えたり、バイク用品店で充電器買ったりしてたら2万円コースだったからなー。得した気分だわー。


と、もうひとつ、携帯に溜まっていたザッキーの誕生からの写真をPCに転送しようとしたが、俺のau携帯は腐ってることにマイクロSDカードを媒介にしないとデータが移動できないと知った。

メールで送るにしても全部送れば結構なパケット代がかかってしまう。これだからガラケーはムカつくぜ…。と、何気なくAmazonで検索したら、2GBのマイクロSDが500円で売っていた。2GBが500円…すごい時代になったものだ。

安物だけに稀に認識しないなどのトラブルもあるようだったが、届いたものは無事に認識出来て、写真はあっさりバックアップできた。マイクロSDにはもう用がないので妻の携帯に勝手に装着しておいたが、きっと彼女はその存在を関知しないだろう。


ともあれ、これでガラケーとおさらばする準備は整った。


惜しむらくは1万円分ほども溜まっているポイントだが、これがau電話を使い続けない人には何の役にも立たないように計算し尽くされたプログラムになっており、まあ捨てるしかないな。もうau嫌い。なんか半端に勝って慢心したよね。そういう時代なのかね。

2010年12月18日土曜日

バッテリー(・オブ・BW'S125)

今年の夏から、通勤にバイクを使うのを止めた。

おかげさまですっかり使用機会の減ったBW'Sは、先日、ザッキーの非言語的リクエストに応えるためにマックフライポテトを調達に行こうと思ったらエンジンがかからなくなってた。

セルは回るが頼りなく、まあ、バッテリーが弱ったというのが妥当な原因ではないかと。こういうとき、キックがなくて且つ押し掛けも出来ないというのは致命的だな…。

バッテリーを買おうかと思ったが、原付のバッテリー如き…と思ったら意外に高い。このバイク、変に良いバッテリーが付いてるみたい。

Amazonで激安バッテリーもあったが、すぐに欲しいしと近所のバイク用品店へ行くと、これがまた予想以上に高い。2万円弱する。…どうもバイク用品店というのは、価格競争というものに熱心ではないようで。ヘルメットでも何でも、とにかくネットに比べて格段に高い。

バッテリーを買うのが高いなら、充電でどうだろうかと思ったが、チャージャーも2万円以上だったので諦めた。

のだが、帰宅してからAmazonで探すと、何と3000円以下で充電器が売っていた。これなら安い。しかも、充電ならば、新しいバッテリーを買ってもまた上がってしまうのではという心配もしなくてよいではないか。

ということで注文しておいたのを、先ほど開封。明日は土曜、だからと言ってツーリングの予定など勿論ないが、確認や買い物くらいはあるだろう。


で。

真夜中の25時に充電開始。それにしても、ここ数日は連日の列車事故。忘年会シーズンだからか、冬のボーナスも出なくて人生に絶望して2011年など迎える気力もない人がそんなに多いのか、ぽとぽと線路に落ちやがって。

最初につないで見たらいきなり「完了」になってしまった。

バッテリーが劣化し過ぎているとそうなるらしいからそうなのか、それともそもそもバッテリーは十分で別の故障だったのか…と不安になったが、念のためもう一度端子を慎重に繋ぎ直して(あまり変わった気はしないが)、再度スイッチを入れたら今度は充電中になった。

これで明日、復活してくれるといいのだが…。


どうでもいいが、BWS125は結局、通勤用でなくなってしまった以上、ギヤ付きのとかもっと大きいのとかでも良かったのでは?という気もするが、まあ、そもそも今はあまりバイクに載る時間がないし、当面これでいいかなと。

車体が大柄で安定感はあるし、デザインも気に入っているので、来年はツーリングにでも行きたいところだ。

…去年末にも似たようなこと言って、スーパーカブで秩父方面へのツーリングを達成してから、まあいろいろあった…びっくりするほどいろいろあったのだが、押し並べて結局は今年も悪くはない年だったと思う。

今年は厄年なんじゃないかとか呪われているとかも言われたが、振り返ればそんなことはないな。

ただ、釣りも含め遊びに行く時間はほとんど取れなかったし、年始に立てた「体を鍛える」もまるで達成できなかった。まあ、このあたりは春頃には諦めていたのだが…。

来年は、いろいろと今年に撒いた種の収穫があろう。と、やや早めに締めてしまったが、まあ、今日はもう寝よう。




いま確認したところ順調に充電しているようだ…しめしめ。

2010年12月9日木曜日

菊正宗

きくぅまぁさああ…むぅねぇえ…。と、いうCMはまだやってるのかな?最近テレビ見ないからわからない。

全国で売ってるとても有名な酒で、普及品ながらそこそこブランドなんだと思ってるがそういう理解で合ってるだろうか?

ほんとに10歳くらいの頃から知ってるが、飲んだことはなかった。で、これまた300円くらいのミニ瓶があったのでトライ。


したら、意外に?うまかった。前回の幻の瀧に比べても淡白過ぎる気もするが、もともと日本酒然としたものは苦手な俺には、そう悪くない。

しかしこれ飲んでると、どうしても「ミノ・モンタナ」の愛飲していた糞正宗を思い出すな…。別に悪い気はしないんだが…。

2010年12月8日水曜日

「しかし、養成は万全でありました」「話は信じるが、戦果だけが問題なのでな」

ザッキーの成長が著しい。

幼児の真似をする場合、「ボク3さい」と言うのはありがちだが、「ボク2さい」と言うのはあまり聞かないだろう。これは実際のところ的を得ていて、2歳の誕生日から3歳の誕生日までの間に、人間の言語能力は臨界点を突破するのだ。人間以外の動物でも高等なものは3歳児程度までの知能は有する。志村どうぶつ園のチンパンジーなどデジカメで写真を撮るしな。が、つまりはその辺りが限界で、その限界を超えて人間が動物と一線を画す…言葉によるコミュニケーションと思考をもって、あらゆる生物の中でももっとも長い発生過程を終り、いよいよ人間として十全な個を確立する…そういう時期に我が娘が差し掛かっている。おもしろい。


さて。

2歳と2ヶ月を迎えようとする我が娘ザッキーは、まだオムツだ。気の早いところでは1歳そこそこでトイレトレーニングを始めるようだが、ウチはのんびりしている。未だかつて、トイレトレーニングを失敗したばかりに大人になってもオムツをしているという人物には遭遇したことがないので、こんなのは訓練しなくても出来ると思っているし、言葉が通じなくて何で怒られているかわからないような幼児に訓練を施そうとすれば教育ではなく調教にならざるを得ず、それは俺の望むところではないからだ。

が、テレビなどで情報を仕入れるためか、最近はザッキーが勝手にトイレに興味を持ち出して来た。

しばらく前には、マクドナルドのオマケでもらったトイレのおもちゃ(バイキンマンの絵がついた直径5cmほどの水洗トイレ)でぬいぐるみを使って勝手に手順確認に励み、次に自分が腰掛けようとして座れず(当たり前だ)、癇癪を起こして泣いていた。

そして先日、家の打ち合わせのために某メーカーのモデルハウスを訪れていた時のこと。

リビングの設備など見てプラプラしてたらザッキーの姿が見当たらない。

…と、なんと、備え付けのトイレ(と言っても、水は止めてあり動作しない)に勝手に侵入し(滑りがよく軽い引き戸だったため可能だったようだ)、便座に上り、「んー!」と気張り(フリのみ)、紙でケツを拭き(フリのみ)、降りてトイレの前の洗面台(これも水は出ない)で石けんをつけて(包装してあるので泡立たないが)手を洗い(当然フリのみ)、横に置いてあったタオルで手を拭いて(濡れてないが)、えらく納得し得意げになっていた。

本物の設備を使っての完璧なシミュレーション。さすが我が子。これだけのことを、まったく自発的に行うとは。


…と、その日の夕方に、最近の熱意に答えるかたちで妻がAmazonで買っておいたアンパンマンの便座が届いた。

段ボールを開封した時には、ザッキーはパッケージ写真などからそれが子供便座だと気取ったようで、「○×#%★ー!」と奇声を発して踊りながら喜ぶ始末。


で、さっそくトイレに装着したのだが…。

トイレに来るまでは威勢が良かったのだが、オムツを降ろして座ると、かつてないケツのスースー感のためか実稼働中リアルトイレの独特の臭気(我が家のトイレは小便臭くはないはずだが、芳香剤などの臭いはある)のためか、どうも落ち着かないらしく、おしっこは出なかった。


結局、相変わらずオムツをパンパンに膨らます生活が続いているが、トイレを怖がらないだけで上等だろう。後はゆっくりやればいい。

と言うか、俺は内心、まだ当分はオムツでいて欲しい。子どものオムツ姿は何とも可愛い。叫んで気張ってどっさりとウンチをした後、すっきりして鼻歌を歌いつつもケツから異臭を漂わせている姿も何とも可愛いのだ。こんなことが許されるほどに幼いということが。

パンツになって、ペラペラと喋るようになって、そしたらきっと俺や妻に似てことあるごとに能書きこいて反抗して来るんだろうなとか、あっと言う間に嫁に行ってしまうんだろうなとか。

まあ、そんな典型的親バカペシミズムに浸ってても仕方ないか。寝よう。

明日の朝も早々にザッキーが「おきろおきろ起きろーぅ!」と巻き舌気味に起こしに来るだろうし。

2010年12月7日火曜日

幻の瀧

ラベルに黒部峡谷とかの文字が見え隠れしてるからそっちの方のだろう。長野の北?富山の南?どっちにしろ、古く硬い山だ。

スーパーで小さな瓶が300円くらいで売ってて、最近はこんなんもあるんだなあと。味見程度にしか呑まない俺には有難い。

肝心の味は、…うまかった。辛口の部類だろう、くらいしか表現が出来ないのだが、雑味もなく。

以上、電車待ちの暇潰し投稿。
別に朝から飲んでるわけではない…。

2010年12月1日水曜日

2v = Hv + tHv

終電1本前で帰って来て、晩飯食って、明日は午前に用事があるから早く寝ようと思いながらシャワーを浴びていたら、すごい式を思いついてしまった。

俺は数学には疎いので式の書き方が変かも知れないが…。

条件。

Hv > 0, t > 0, t <= 12

で。

v = t (Hv (1 + t) / 2t)
つまり!

2v = Hv + tHv

うおお!すごい発見だ!


よし。解説しよう。まず背景から。


今日で11月が終わる。会社の管理部門から、日報を正確に入れろと、絶対に間違うなと、他の記録と整合性をしっかり取っておけと、そんなメールが来ていた。

俺は日報は月末にまとめて登録する派だ。もちろん、全部の日に固定で8時間を登録する。勤怠管理システムとはまったく整合性が取れていない。

どのみち、年俸制で残業代など微塵も付かないし、どうせ毎日結局12時間くらい会社いるし、細かいこと言うなという典型的な困った社員だ。

つうかね、出勤したら反転させるホワイトボードの名札、有名なグループウェア製品の出勤/退勤ボタン、ICカードによる勤怠管理システム、そして有名なERP製品での日報(分単位)の登録と。

オフィスにいる時間を知りたいという程度のつまらん要求のために、いったいどれだけ冗長に人の手を煩わせるのかと!

だいたい数値の整合性を取れって、そんなものはプログラムでやってくれよ高い製品使ってんだから!書いた通りに入力して合ってませんて、そんなんなら紙と墨でいいわ!

しかも、実際には就業中の無視できないかなりの時間をタバコ休憩に充てる輩もおり、また常時Webブラウザを使うという仕事の性質を活かし終始ネットサーフィンをしている者、メッセンジャーでチャットしてる者、休憩スペースで延々とケータイをいじっている者もおり、それらの時間は計られていない。



いや、そういう休憩が悪いなどとは、実はちっとも思わない。現に俺など、社会人になってからこの方、午前中に生産的な活動をすることは滅多にないと言えよう。

そう、問題は時間じゃない。プログラミングはヤマザキパンの工場バイトとは違う。誰かの仕事の8時間と10分のどちらの方が大きな価値があるか、それがわからないのが開発の現場だ。

誤差だらけの集計をとって、入力は15分刻みだからとその精度があると勘違いし、色見も濃淡も全然違うものを全部おしなべたドドメ色を見て「生産性が」とか能書きこいて、見当外れの施策を講じるのが、そう、管理でありますか。


で、式なんだけど、vはvalue、価値ね。tはtimeで時間、そしてHvはHeavyで脳みそのしんどさ。tが増えると仕事が生み出す価値が増える。
もうひとつの要素として頭をどれだけ使えるか、集中できるかというのがHvなんだが、これは時間とともに累積的に増えると。
帰る間際は一番疲れているが、同時にその日の最大のパフォーマンスを発揮していると考える。だから、Hvはその人のポテンシャルであり、それに1からtの総和を掛けたものを1日の生産性とした。
もっとも、時間経過とともに生産性が上がるのは一定時間までで、それ以上やると今度は効率が極端に下がる(つまり疲れ過ぎて頭まわらなくなる)のだが、それはここでは面倒なので計算に入れない。

そうすると、どうせ単位なんかないので簡単にすれば、1日の仕事で個人が生み出す価値はHv + tHvとなる。


つまり、tよりもHvに鋭敏に反応しており、例えばHvが2、tが7で、tが1増加すると価値は2しか増えないが、Hvが1増加すれば価値は8も増える。

これはとりもなおさず、1時間やそこら長く働いたかどうかより、日常的に高いモチベーションと集中力を維持できるかどうかの方が、日々の生産性を考える上ではるかに重要だということを示す明白な証拠なのだ!


…やべ。2時半だ。寝よう。


…あの、式は当然ネタですから。一応言っとかないと、式を信じる人はいないだろうが、俺の頭は疑われそうなので。



2010年11月30日火曜日

言語化

2歳になって1ヶ月、遂にザッキー脳の言語野にスイッチが入ったらしく、いわゆる1日1つずつといった感じで言葉が出始めた。

図鑑が好きで、ゾウを指すと「ぱーおーん!」と元気に答えるのだが、先日他のも覚えたようで。

ライオンは「がーおーん!」。ゾウと同じ調子なのはご愛嬌。

次のページはキリン。

…どう鳴くんだっけ?と思ってたら、ザッキーも一瞬眉根を寄せた後、ぱおーんと同じ調子で「きーりーん!」。

…いや、ちょっと違うだろ?でも可愛いから褒めてやってカバを見せたら自信ありげに「かーばーん!」だって。

「ん」はどこから沸いた?

可愛いし面白いのだが、よく考えると、きわめて限られた知識と経験からすごい類推を働かせているのが分かる。

ああ、その柔軟な能力が俺の頭脳にも今一度甦ってくれないだろうか…。

2010年11月28日日曜日

峠は超えるためにこそ聳える

秋ですね。紅葉がきれいです。

送信者 D3000

…と、これは先週のレイバー・サンクス・ギビング・デイに近所の汚い用水路で撮影したもの。

例年であれば、この時期に一度くらいは紅葉見物がてらの釣りに…信州だとか那須だとか、ちょっとイイところに行ってるんだが、今年は出来てない。…ツマラナーイデース。

常々愚痴っているように、ほんとに仕事はしんどい状況なんだが、今年がこんなにもツマラナイ理由は他にもある。

今日、家を買ったのだが、それを選ぶのに忙しかった。

そう。

家を買ったのだ。

ババーン!


…と、遅れて効果音を入れてみるが、本当にこれはそうね、一世一代の決断というやつなんだよね普通に考えて。我々、サラリーマンにとっては。


実際には、買ったといっても、契約しただけだから、引っ越しまではまだ1年近くある。


そう!注文住宅なのよ!建築条件付きとかでもなく、ピュアに。

…勝手に土地を探して、勝手にメーカーを選んで建てる。

ぱっと考えると、ごくスタンダードな行為だ。

だが、他県の事情は知らないが、首都圏において、しかも都心通勤のサラリーマンにとって、これが如何に大変なことであり、悩ましい問題を種々抱えているかは、チャレンジしてみた経験のある者にしかわかるまい。
所詮は広告でしかないSUUMOをいくら読み込んだって見えない現実が、ナポレオンの眼前のアルプスのように立ちはだかる。


インターネットで検索しようが駅前不動産に出向こうが、REINS物件の売り残りしか扱っていない現実。手頃な条件の土地が開発されれば、まずは建売住宅メーカーが買い占めてしまい、個人向けに売っている土地はひどく変形してたり電車が来てなかったり、下水道が来てなかったり、何かと難点の多い物件ばかり。にも関わらず、そういった物件を熱烈に薦めてくる営業。で、暗に「お宅なんかに注文は無理ですからウチの建売を買いなさい」と誘導してくる。

住宅展示場に出向けば、人のなりを見て金がなさそうで「土地もない」と言えば適当にあしらわれ、実は資金計画に目処が立っているとわければ契約を急かされ、いろいろ検討していると言えば、他社はもちろん、他社で家を建てている消費者にまで罵詈雑言を吐く営業までおり、本当に頭に来ることが多かった。世直し監査をやってるわけじゃないからスルーしてたが。

ほかにもまあ、いろいろ。

ただ、そんな中、こちらもしつこく手を尽くし、土地も建物も、一番最初、予算なんか真面目に考えていなかった2年くらい前に「こんなのが欲しい」と思ったものに、ほぼそのまま近いもので契約出来たのは、この上ない僥倖だ。

また、土地の営業も、建物の営業も、結局、最後には実に紳士的な担当者を見つけることが出来た。まだすべてが完了していないし、これから少しのトラブルくらい起こるかも知れないが、ここまでに見せてもらった態度で十分と思える程度の珍しく誠意のある営業だ。

 ちなみに今日、建物の契約をするにあたって、契約書の内容に問題がないのは当然として、まず良かったのは、ウチに来てくれて契約をしたこと。住宅の契約は、無理にでも先方事務所で行うことが多いと思っているが、これはクーリングオフ封じだと思っており、その手を使って来ないのに驚いた。
 それから。家で契約の話をする間、2歳の娘が周りをうろついていたのだが、担当営業氏の腕時計に反射した光が壁に当たっているのを見つけ、不思議そうに壁を叩いたり撫でたりしていた。それに気付いた担当氏は、けして器用な方の人間ではないと見受けるのだが、俺に契約書面を説明する一方で、黙って腕時計の反射角の調整を続けていてくれたのだ。
 俺にそれをアピールするでなく、ただ退屈している子供をあやしてあげようという行動原理は、信頼に値する人間という印象を受けて、気持ちよく実印を押すことが出来た。

もっとも、俺は一方でそんなポエムな感覚のみで判断するほど純粋おセンチ野郎ではなく、契約の場を持つまでにもっと現実的な数々の交渉があってのことなのだが…。

ま、いずれにせよ。

詳細は追って別のブログにでもして書こうかなとか思ってるが、ともかくそんなわけで、今年は…疲れた。が、来年は大いに楽しみだという話。


2010年11月27日土曜日

ヘルビガーの宇宙氷理論

—これは奇想科学の歴史の上で偉大な古典の一つである。写真と精巧な図解がいっぱいあり、ドイツの学風どおり完全徹底をきわめているが、はじめから終りまで、まったく何の価値もない。

マーティン・ガードナー、「奇妙な論理 Ⅰ だまされやすさの研究」 (市場泰男訳)

ヘルビガーの宇宙氷理論とは、宇宙には水素が満ちていて、その抵抗のためにすべての惑星は中心天体に落ちて行くが、その過程で小さな天体が惑星にとらわれて衛星となることがあり、すなわち、地球にとっては月となるが、これが実は少なくとも6個目の月であり、月が代替わりする際にはその物理的な均衡の崩壊により天変地異が起こるというもので、つまりその天変地異こそ、ノアの洪水その他の世界の伝説、とりわけ聖書に描かれる事象の説明であるという話だそうな。

ま、微妙にちんぷんかんぶんな話なのは当たり前で、これはいわゆる疑似科学の話。ただ、その理論を提唱したヘルビガーは、790ページに及ぶ大論文を書いてこの発見を世に訴えたそうだ。


で、なんでこの文を俺がいまここで引用したかというと、現代のIT業界、少なくとも俺の従事する商用Webアプリの世界において、未だ支配的なウォーターフォールモデルの出来損ないのような開発工程で生み出される大量のドキュメントのことが想起されたからである。

「完全徹底をきわめているが、何の意味もない」

そのものだとは言わないが、連想せずにはいられない。


Webアプリで送信フォームというのは、不定なものだと思う。受信と処理に意味があるのであって、フォームの入力値はそこから導かれる必然であり、U/Iの並びや、hiddenだtextだというのは瑣末な問題だ。hiddenだから操作されないなどという前提は置けないし、selectだから値は列挙される期待値のいずれかなどとも想定できない。

オブジェクト指向とMVCを要求しつつ、画面レイアウトとパーシストを組みで定義して間のビジネスロジックをすっ飛ばす。

「単体テストはしっかりやってください」と要求しつつ、何が単体かと問われればクラスであるとかいう定義未満の答えをするか、下手をすると画面だなどと…そりゃあ登場人物全部結合してるじゃねえかよと…。

あれもこれも継ぎ接ぎで、噛み合っていないから、いつまで経っても生産性が上がらない。

何もかも非効率で間違っているように思うのは、俺がヘルビガーその他の疑似科学者のように、自分だけが真理に到達しており他者はすべて救いようのない無知蒙昧だと錯覚する本物のバカだからなのか。


…そんなことはないだろう。ガリレイほどに革新的だと驕る度量もないが。



関係ないが、晩秋には蜘蛛が肥るらしい。天高く蜘蛛肥ゆる、とか言うものな。言わないか。

送信者 D3000

2010年11月26日金曜日

結局のところ

我が家は合理主義なのだ。

「味わい」「ぬくもり」そう言ったものへの憧憬はあまり無く、また自宅の電気代が減らないような「エコ」にも興味はない。

ナノイーだのプラズマクラスターだのといった似非科学の臭いのする商品にも惹かれない。

お金を払うのであれば、明確に価値がわかるものに払いたい。価値とは、自身にとって具体的なメリットがあること。

…具体的なメリット、とは、性能も然りだが「かっこいい」とかも含む。ただ、その格好良さには明確な根拠が欲しい。つまり、世間的に認められていることが明らかであるか、或いは自分達の確信があるか。

…家探しの話。

暑苦しい出迎え

晩秋の深夜零時、小雨の降るなか帰宅。


ダイヤル鍵を回し郵便受けを開けると、笑顔の二人が出迎えてくれた。


ともに暑苦しいおっさん。





片や地元県議会議員の活動報告、片や日経新聞のチラシ。

両者はまったく関係ないのだが、なぜ珍しくおっさん顔がメインのチラシが揃い踏みで、しかも顔まで似てんのかと。








まあどうでもいいが…。

2010年11月22日月曜日

中国の庶民など

手取りで月々6万円くらい。平均的な若夫婦の世帯収入だそうだ。

俺の月給の数分の一の貧相な給料だ。あー、日本は豊かだなあ。中国人の庶民なんて貧困だなあ。


・・・と見せかけて。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101119/217182/?P=4


D3000を買って2本目の交換レンズは社外品にした俺に対し、月給6万円の中国人夫はD90に純正レンズ5本。圧倒的に敗北している。

テレビ、エアコン、冷蔵庫、すべてウチよりずっと高級なものを使っている。もちろん、ローンで買ったわけでもない。2DKとはいえ98平方メートルの分譲マンションというのも、2LDKで71平方メートルの賃貸マンションに住む我が家よりずっと立派だ。おそらく設備も含めて。

クルマだけは奴らが日産現地法人のティーダなのに対しうちは新車で買ったBMW 1シリーズなので辛勝を収めたというところか。あぶねえ。

・・・物質的だと言ってみたって、同じデジタル一眼、冷蔵庫、エアコン・・・なら、高いものを普通に手に入れられる方が、その意味では「豊か」だろう。

それ以外の意味の精神的な面については、記事の中国人と自分を比べる物差しを俺は持たないから、ドローとしか言えないし。

いやー。ほんと、あっちの国では給料がウン万円だから、みたいな尺度では、豊かさというのは測れないものだね。



(もっとも、中国人で、同じくらいの収入の人がみんなそんなに消費生活を謳歌できるわけでもない、という落差もあちらの国の事情らしいが)





2010年11月17日水曜日

非常に、スマートフォンが欲しい

そもそも俺はケータイが、ケータイ文化が嫌いなのだ。
絵文字とかデコメとかガキじゃあるまいに大人が使ってるのはバカじゃなかろうかと思うし。通話しないし。買ってからずっとマナーモードだから着メロ着うた意味無いし。

ワンセグ見ないし、内容薄いのにすぐ課金するケータイサイトとか頭来るし。ファッキンドコモがクッキー対応しないからケータイサイトはプライバシー危ないし。

…でもそこまで新しモノ好きでもないから今まで自重してたが、もういいだろ。さらばガラパゴスアイランド。

さて問題は、アンドロイドだ…。あ。寝よ。

2010年11月16日火曜日

竹鶴12年ハイボール缶

こんなもんがあったとは知らんかった。なかなかうまい。

君だけが間違いじゃない、君だけが不安だらけじゃない

いやあ。

実は家を買おうとしていて。って前にも触れたかな?まあいいや。

まあともかく、自分では意外とそうでもないつもりなのだがコダワリ派と称されやすい俺としては、注文建築で行こうということになり、先日、これと目しているメーカーの体験宿泊というのに出かけてきた。

自宅から30分の隣県…つうか東京都板橋区なのだが、出産以来出かけることの無かった妻は旅行だ!と喜び、しかしよく考えると2歳になったばかりの子供は初めての外泊であり。

最近は親に似たのか比較的場所見知りしない我が娘だが、念のためと思い、むずかったら気を紛らわすためにツタヤで事前にアンパンマンのDVDを借りていくことにした。うちの娘は最初に覚えた言葉にして今でももっとも多用する言葉が「ばいきんばー」なくらいにアンパンマンが(つうかバイキンマンが)大好きだ。

…で、そんなわけで久々に会員証も有効期限切れしていたツタヤに行き、ついでだからCDも借りてみようということで、5枚(5枚借りると割引だった)をチョイス。

その中で、なんとなく懐かしのメロディ?ということでTMネットワークのベスト盤のようなものを借りた。

TMネットワークと言えば、小学校の頃に「逆襲のシャア」で知り、兄貴が熱心にCDを買ってきたので聞いていたものだ。だが、少し歳を取ると、どうもその頃流行していたロックバンドに比べ軽薄な感じがしたり、洋楽を聴く方がカッコいいのかなという気がしたりして、敬遠まではしないけどあまり熱心?に聴くことはなくなったように思う。…もっとも、俺は今の今までの人生でもCDを10枚とは買ったことがないしツタヤすら20回とは利用していないという凄い男であるから、別に他の何かを熱心に聴くこともなかったが…。

で、そのベスト盤ぽいものの中にあった1曲に「Electric Prophet」という微妙な曲があった。

これは初期の曲だが、なんつうか半分はポエムの朗読みたいな感じで、しかしシンセの音は重厚で、何とも微妙。昔聞いた頃は思わず笑ってしまった覚えがある。

だが、笑ってしまっておきながら、ずっと覚えていた歌詞のフレーズもあった。


「君だけが間違いじゃない 君だけが不安だらけじゃない」


…前後の文脈とかはほとんど無視で、この一節だけはともかく印象に残っていたなあ。単純な言葉ではあるし…「つらい時にこの言葉に励まされました」とか安易なことを言いたくないが、でもきっと、つらい状況で頭を過るから覚えていたんだなと思った。

…いまもまさに、仕事の方で、善かれと信じてやってきたことがすべて間違いだと指弾される不安にブチ当たっているところだからな。自分では最初から批判は覚悟の上、失敗は会社の所為、上手く言ったら俺の手柄、と開き直ってここ1年ほど強引に仕事を進めて来たが、いよいよ土壇場を迎えて内心はビビリが入っているのだろう。そうとも、俺は間違い”も”犯していることを自覚しており、だから不安なのである。

…そんな精神状態が俺にこの懐メロをレンタルさせたのだろうか…と思うと、真に人の心とは不思議のような単純のような。

ま、そうやって自分の不安も他人事のように語れるのが俺の唯一の強みだと思っているので、もうしばらくは横暴に事を進めるしかない。

本当に失敗だったらクビにしてもらおう。そうそう、クビになって転職するとしばらく住宅ローンが組めなくなるから、今慌てて家を買う事にしたんだよ。実は。

ま、それは冗談…。

2010年11月10日水曜日

餅は餅屋

かれこれ20年以上ぶりに、グンゼのパンツを穿いた。

ここしばらくはずっとパンツはユニクロだったのだが、どうもすぐに毛玉が出来てみすぼらしくなるのと、最後に買ったシルキードライの穿き心地がかなり悪いのに辟易し、久々に由緒正しきパンツメーカーのものをチョイスしてみたのだ。

玉周りが…などとあまり下世話な話をする気はないが(もう言ってる)、フィット感が絶妙だ。それでいて蒸れ感は抑えられている。
気に入った。amazonで追加を買おう。

…ちなみに、買ったのはオシャレ感溢れるボクサータイプであり、伝統のホワイトブリーフではない。残念ながらそこまで実用本位?に徹することは出来なかった。

ユニクロパンツ愛用の諸兄にはたまにはパンツ専門ブランドを試すことをお勧めする。

快適だぞ。

2010年10月30日土曜日

タブルチーズバーガー

マクドナルドはファストフードの王者でありタブルチーズバーガーはマクドナルドの王者である。

2010年10月28日木曜日

どうでもいいが

Nikon D3000をPorterの普通のカバンに入れていたらさすがにイマイチだったので、デザインが気に入るものがイマイチないが仕方なく(まあ、それでもいくらかマシな感じの)カメラバッグを俺が買った直後から、NikonとPorterのコラボなバッグが発売されるというのは、何と言う皮肉なことか、と思う。

まあ、カメラバッグはお買い得なのを買ったからまあいいか。使い勝手は悪くないし。

Porterシリーズのストラップとか欲しくなるけど、物欲にばかり走ってないで、写真を撮りにでもいかないとだな。

2010年10月26日火曜日

あー、ちょっと風邪っぽい

さっさと寝て治そう。呑気に寝込めるほど今の俺は暇じゃない。

ところで、寝る時に眼鏡を写真のように無造作に枕元に置いて寝ると、朝には可愛いザッキーが起こしに来て眼鏡を掛けさせてくれるという幸せな特典がある。

と言っても、畳んだままの眼鏡を顔面にぐりぐり押し付けられるだけ…だったのだが、先週あたりからか…いつの間にか、ツルを開いて掛けさせてくれるようになっていた。
一応、5まんえーん!もした眼鏡であり、ツルを折られたり眼球に挿されたりしないか怖いのだが、それでも微笑ましい。


ザッキーも今月で2歳になったからな…。あっという間に大きくなってしまい、嬉しいような、早くも寂しいような…。

寝よ。

2010年10月23日土曜日

原色卑近生物図鑑シリーズ 蜥蜴

トカゲです。携帯で撮影。

武州って埼玉でいんだっけ?

近所のスーパーで武州なる酒を買ってみた。
淡麗を謳うも有名なものに比べりゃ言いたいこともあるが、漱石一人で釣りが来ることを考えたら十分にリーズナブルと思えるくらいは美味い。

2010年10月21日木曜日

戻ってきたぁ!黄泉の国から戦士達が帰ってきたあ

…と叫んだ乙事主の気持ちに今の俺はかなりシンクロしている。

だが違うのは、乙事主のもとには戦士はまったく帰ってきていなかったのだが、俺の手元には、夏に失ったパワーが確かに戻って来たということだ。

短いようで長かった。長いようで短かった。

いろいろと悩み、考えさせられもした。

少なからぬ痛みを受けた。

罪には罰、そして償い。


ああ!


しかし、世界はまだ赦しを忘れてはいない。

Let mercy come and wash away what I've done!


人は簡単に変わることは出来ない。しかし、行動を変えることは出来る。

そしていま再び、鴻巣で鰯雲を見上げたあの日から凍てついたままだったエンジンに火を入れ、俺は新しい世界に向かってアクセルを…ゆっくりと踏み込もう。二度とは同じ轍を踏まぬように。




  *   *   *

以上、短く言うと6文字で書ける嬉しい出来事を、ポエムに綴ってみました。


2010年10月17日日曜日

幸楽苑

激安ラーメンだが。
店内に、昭和初期を思わせる、「店主敬白」で終わるポエムが掲示されているのだが、前半は店主の回想一人称なのに後半は店主インタビュー風三人称に鳴っているのがいつも気になって仕方ない。

ちなみに味は、変にしょっぱ甘く、「手間のかかる熟成多加水麺」は風味に乏しく、チャーシューは薄いくせにやけに腹に溜まり、まったく好みじゃない。

昭和29年創業とか言うのが嘘臭く感じられてしまう味とポエムである。


ま、それなりの頻度で食いに行って、しかも290円の中華そばしか食わないくせにケチ付けるのも何だが・・・・。

2010年10月6日水曜日

30年ぶりのブロック

先日ついに2歳を迎えたザッキーに、しばらくオモチャも買ってなかったなと、Amazonでブロックを買った。
レゴは小さくて飲んでしまいそうだから、ダイヤブロックJr.という大きめのものにした。

幼い頃、ブロックは大好きだった記憶はあるが、なにせ30年ほどやってない。
おかげで最初は何か作ってあげようにも、真っ直ぐ積むばかりになってしまう始末。俺の頭も硬直したもんだと思いつつ、娘にせがまれるで一緒に遊んでるうちに、徐々に勘?が戻ってきた。

…おもしろい。ちなみに写真の作品は「ファイター」「タワー」「モクバ」だ。

ちなみにザッキーは、塊を作って「あぱーんち!」とアンパンチで破壊するのが一番のお気に入りだ。

2010年10月1日金曜日

原色卑近生物図鑑 アキアカネ

天寿を全うす。

ある夜、玄関前の踊り場で電灯に突進してた個体。
そんなトチ狂った行動をとるのはもう忌の際なんだろうと思ったら、翌朝に標本のようにきれいに死んでた。

2010年9月25日土曜日

Summer passing by, I've been still working hard.

昨日、出勤途中に都心でファー付きのダウンジャケットを来ている人を見た時は「さすがにそこまで寒くはねえだろ!」とイマジナリーに突っ込んだが確かにこの2、3日はそれ以前の猛暑が嘘のようにぐっと涼しくなった。

夏の終りのおしまいへ、俺とD3000からエレジィを。




澄み切った高い空と、瑞々しさを失った梢。

送信者 D3000



深く繁った樹々。成長しきった葉は、やがて枯れる。

送信者 D3000



雑木林の彼岸花。

送信者 D3000


あるいは、死人花とか地獄花とか曼珠沙華とか。もちろん、この雑木林の隣も墓地です。
彼岸に咲くこの花の向こうに広がるのは彼岸の世界、というのは比喩でもなんでもなく、鱗茎にアルカロイド系の毒を持つため食べれば本当に彼岸逝きになるとか。


澄んだ日差しに透ける葉は、鮮やかだが若くはない。日が陰れば、深い緑の周縁は既に褐色にくすみつつある。

送信者 D3000



相変わらず、自宅から50m範囲での散歩の成果です。ええ、たいしたことない写真をポエミィなコメントで飾り立てようとしています。


ちなみに、最初のくだりは「夏の終り」→「晩夏」→「挽歌(elegy)」という話ね、ププ。


今年の夏は釣りに行ってないし、去年からやりたかった軽い山登りも行ってません。つまんね!

Crawling under the tower in foggy night

レインボーブリッジの写真が思いの外いい感じで撮れたので気をよくし、次の日の休日出勤の帰り、東京タワーも撮影してみることにした。
定期券で下車できる浜松町から歩いて15分ほど。狙いはまた日暮れ時。

…と思っていたが仕事が片付かず、行ったのは22時近い完全な夜になってしまった。
この時間で手持ち撮影では、いくら開放絞りf1.8でも、手ぶれ補正付きでもつらい。感度を上げる手はあるが、のっぺりした空を背景にタワーを撮るので粒子の荒れが気になる。

9月も下旬だというのにクソ暑く蒸し暑い夜、休日出勤かつ残業の疲れとともに、夜の公園でそのまま何か始まってしまいそうなカップル達と陽気過ぎる酔客たちに苛つきながら、ままならない撮影をして、真っすぐ帰宅すればよかったと少し後悔したのであった。

1枚もまともな写真が撮れなかったと思ったが、帰って確認して、まあ、多少は見れるのかなあと思ったのが以下。


タワー。連休電飾?よく見る(よく見なくても)とブレてるけど、頑張った方ではないかと。
天辺から立ちのぼるようなハレーションが気に入った。


送信者 D3000




そのタワーの直下、芝公園の雑木林は、少し前の俄雨のせいか靄が立ちこめていた。何か面白いものは撮れないかと少し踏み入ったとき、足下がガサつく音に咄嗟にストロボ付きで、ファインダーも見ずに(暗くてほぼ見えない)撮った先にいたのは、予想通り、蝦蟇。

送信者 D3000


トリミング済み。

普段、画が不自然になるとフラッシュは全然使ってなかった(コンデジの時も)のだが、フラッシュで撮影するのも悪くないか。当たり前だが、使える道具は使うべき時に使うのが良いんだろう。


もうすぐ新タワーが完成するとは言え、やはり東京タワーはその立地が格別だ。類稀なる大都会の中央に位置する近代化の象徴、鋼の尖塔、その足許のヒキガエル。

組としてイイと、勝手に納得。

2010年9月20日月曜日

休日出勤の腹いせに職場付近で写真を撮ってみる

違う。

俺は本当は、早朝の山や渓(たに)の景色や、素敵的的な野草や小動物など撮りたいのだ。

K-xで俺に張り合う旧友チョッパーの写真は、悔しいかな奇麗なものが多い。和歌山の自然と歴史の前に、埼玉の住宅街の景色は太刀打ちできない(場所に責任転嫁しているのは気付いているから突っ込み無用)。

日光湯川なんて行けば、いい景色が撮れるだろうなあ。釣りもして。なんて、今の俺には寝言でしかないドリーミィな願望にすがっていても仕方ないので、俺も地の利を活かして、紀伊半島の先っちょにはないような景色を撮ってやる。

…と思ったわけでもないのだが、まあ、日曜日の仕事の合間に少し撮ってみた。

今回も70枚ほど撮りましたよ。ゴミばっかでした。ほとほと、フィルムじゃなくて良かったと思うわ。

で、これが今回のベストショッツかな。


送信者 D3000

レインボーブリッジ。さすがレインボーだ。橋脚も虹色だぜ。

それから、これは行き掛けの東京駅で、鉄ちゃんよろしくやまびこを激写。


送信者 D3000


大きいサイズで見ると細部の質感がシビれる憧れるゥな感じ。鉄道マニアになることはもうなさそう(子供の頃はそうだった)だが、やはり、これが好きという人の感覚はわかる気がする。


最後にちょっとかわいく。

送信者 D3000

住宅展示場でもらった、風船の猿。
1歳の娘はさして興味がない様子だったが、読んであげた絵本に猿が出て来たら慌ててこの風船を探して持ってきた。認識はしているらしい。わかっていても興味ないから無視する、と、そういうところがある。
ま、よく考えれば実に自然な反応だ。何か見る度に驚いてみせるのは、大人ならではだ。気を遣っているのだから。

この写真だけはNIKKOR 35mmだ。



送信者 D3000

せっかくだからブリッジをもう1つ。

今日の撮影結果を見ていて気付いたのだが、俺の構図は水平が出てないのが多い。いや、狙ってるのでなくて、真っすぐにしたつもりだったのに半端に傾いてるのが。これを気をつければ少しは腕前が上がるだろうか。


さて、寝る。

2010年9月19日日曜日

つまらん。つまらな過ぎる。

俺の脳内ではこのタイトルは「風が語りかけます。うまい!うま過ぎる。」にかけているのだが、そんなことはきっと誰にもわからないだろう。こうして説明してもまだ一部の人々にしかわからないだろうし。

夏は何も遊んでない。

秋だ。秋のほうが好きだ。食い物もうまくなり、爽やかな気候で、魚も釣れるようになってくる。

でも、今は事情がありクルマに乗れないから釣りには行けない。電車で行く根性が俺にはない。

さて、クルマがどうの以前に仕事が忙しい。忙し過ぎる。

だから釣りどころか、せっかく買ったデジイチでの写真撮影もままならない。だってこれ書いている今も、休日出勤の帰り際。

それでもヤケクソで、会社の近くで景色でも撮ってやれと。そう思ってふと、例えば18mmというレンズは角度にして何度の範囲が撮れるのだろうかと気になった。

これがわかれば、地図をみて、この地点からこっちを撮ったら、ここからここまで写るんだなー、ふーん、とかってわかるわけ。Google地図なんかと組み合わせると結構、楽しそうだなあと。・・・いや、そういうアプリを作るとかって話じゃないよ。そんなの面倒だから画面に分度器当てるよ俺は。分度器なら紙の地図帳でも使えるしな。

でも、角度の計算は、数学が苦手な俺には難しいのでコンピュータ(別名、計算機)の力を借りようと。ちょうど開発環境が開いていたので、Excelより手っ取り早いだろうと、Javaで計算プログラムを作った。
public class Perspective {
public static void main(String[] a){
int[] f = {0, 18, 35, 50, 135, 200};
for(int i : f)
printDegleeOfPerspective(i);
}

public static void printDegleeOfPerspective(int f){
double halfwidth = 23.4 / 2;
double focus = f;

double r = Math.sqrt(Math.pow(focus,2) + Math.pow(halfwidth, 2));
double degree = Math.asin(halfwidth * Math.sin(Math.PI / 2) / r);

System.out.println(String.format("[%4smm] D=%s",f , Math.round(2.0 * 180.0 * degree / Math.PI)));
}
}



実行結果。

[ 0mm] D=180
[ 18mm] D=66
[ 35mm] D=37
[ 50mm] D=26
[ 135mm] D=10
[ 200mm] D=7


たぶん合ってると思う。

D=というのが「度」。

つまり、18mmなら66度の角で挟んだ範囲が横方向で収まると。

計算式は、18mmというのが撮影面までの焦点距離だというならば・・・と、中学生の数学の問題のように三角を書いて考えた。
思惑通りに計算できて、ちょっと満足してから、もう一回ネットを検索したら、もっと簡単な計算式が出ていた(tangentを使ってた)。

・・・そう言えば昔、数学の時間に、いろいろ覚えるのが嫌(苦手)で、なるべくタンジェントを使わないで計算していたのを思い出した。相変わらず、というか、それ以降に数学スキルは伸ばしてないから当たり前か。

だから俺って数学ダメなんだなあ・・・と、かえってガッカリした。

けど、公式をあまり知らないで答えが出るならそれもアリではないか?とまた気を持ち直したりして、まあ意外と面白いよねうん。

帰ろ。


2010年9月11日土曜日

原色卑近生物図鑑 アゲハの幼虫

カラスアゲハかなんかか?
数日前に撮ったのを忘れてた。

2010年9月5日日曜日

浦和東湿原 晩夏の夕暮れ

この週末は、ラムサール条約の保護区域への指定が検討されている浦和東湿原で、先日購入したSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS/HSMの再びの試し撮りです。



送信者 D3000

印旛沼の怪物を思わせるシルエット。実際には空の彼方に少しだけ発生していた積乱雲を、200mmで切り取ったものです。


浦和東湿原には、様々な水辺の生き物たちが暮らしています。

送信者 D3000

シオカラトンボは群れをなし、沼から突き出た枯れ枝に時節羽を休めます。
手持ちの200mmで1/20秒で手ぶれが出るのは、OSの性能不足とは言えないでしょうね。




送信者 D3000

首都圏の水辺にいる大きな亀は、たいていはミドリガメ/ゼニガメ、正しくはミシシッピーアカミミガメという外来種です。しかしここ浦和東湿原には、在来種のクサガメが暮らしています。もっとも、クサガメも近代になってから持ち込まれた人為的移入種という見方もあるようです。外来種と在来種の問題は簡単ではありません。
ただ、亀は生まれた場所で生きられるように生きているだけ、ということは確かでしょう。



送信者 D3000


こちらはチュウサギとコサギの混成の群れでしょうか。撮影した時にはダイサギかと思っていましたが、ダイサギは冬鳥なので、この時期にいるのは違うのだろうと。
200mmは随分と望遠ですが、このような場所で警戒心の強い野鳥に近づくのはなかなか難しいです。最後はやはり時間とテクニックなしには良い写真は撮れないようですね。



送信者 D3000

飛び立ったサギを撮りましたが、これは予想通り難しい。シャッタースピードを上げるためにアンダーにしましたが、暗くてちゃんと写らないのでは元も子もない…。



送信者 D3000

キタテハ、でしょうか。

送信者 D3000



浦和東湿原を縫うように流れる芝川が夕暮れの残照を受けて輝いています。

送信者 D3000


鳥達も巣へと帰ります。

送信者 D3000


夏の終り。

今年は猛暑が続いていますが、それでも徐々に、大気はその熱っぽさを失いつつあるようです。



今年の秋、皆さんも浦和東湿原でひととき、豊かな水辺の自然に触れ、リフレッシュしてはみませんか。

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あー、あー。

ということで。

また試し撮り。土日とも夕方に30分ほどだけ。同じ場所でも続けて行くと結構違う写真が撮れるものだ。二日で97枚撮ったのだが、PCに取り込んで失敗写真を消したら生き残ったのは半分以下で、そこからさらに選り抜きの写真をPicasaにアップした。で、さらにそこから選んだものをここに貼った。でも、こんな程度。…自分の腕前のショボさを感じる。

それでも、ありきたりとはいえ、空の写真というのはなかなかおもしろく、また野鳥をうまく捉えるのは思う以上に難しく、まあ、なんだかんだおもしろい。

先週も今週も、カワセミを目撃してるのだがこれを奇麗に撮るのはだいぶ難しそうだ。撮れたらうれしいのだが。



ちなみに、浦和東湿原は架空です。実際の撮影ロケーションはただの近所の調整池周辺。本当にバカンスに出かけたりしないように。

2010年9月3日金曜日

鴻巣の空は高かった

暑い、のは暑いのだが。どこか秋の訪れを思わせる。

なんでこんなとこにいるかは内緒だ。

2010年9月1日水曜日

うなぎは浦和の名産でした

かつては浦和は文字通りの浦で、うなぎの名産地だったとか。
いまはもちろんウナギはいないけど、蒲焼は発祥地を名乗っているくらいで、付近には多くのうなぎ屋がある。

しかしそんなことはこの写真に対する説明にはならない。


送信者 D3000

ウナギだ。

先日の、シグマ18-200mm試し撮りの際の一枚。


うちは浦和のちょっと端だが、その近所の公園の池にいた。

普通に人工の縁石が置かれ、蓮が栽培され、周囲は芝生な池だ。実はカワセミが訪れたりするが、あくまでも住宅地の中にある緑地公園である。

にも関わらず、なぜに?

しかもサイズだけ見れば中々の上物なのだ。傷んだ錆色の体は痛々しく美味そうじゃないが。

実はウナギが住んでるのか?と思ったが、肉食のウナギがこんなに育てるほどの食料はこの池にはないだろう。それに、ウナギは少なくとも幼魚のうちは汽水か海水のようだから、こんな埼玉の池で繁殖できるわけはない。浦だった頃ならともかく。

ま、荒川だか江戸川でも結構ウナギ釣りが流行ってるらしいから、誰かが戯れに放したのではないかな。

でもこんな池じゃ餌もないしどうせ生きていけないから、食ってしまえばよかったのに。

こんなボロくなってしまう前に泥抜いて焼けば美味かったんじゃないかなあ。。。もったいない。

2010年8月29日日曜日

D3000にニューレンズを買ってしまった

初夏に喜び勇んでデジタル一眼レフを買ったものの、この夏はやけにいろいろ忙しくてろくに撮影も出来ず、まだ秋も忙しそうではあるものの、物欲に負けて買ってしまった交換レンズ。

D3000を買った時に、あえてお得なWズームセット(18-55 + 55-200)を買わずに35mm単焦点標準レンズを買ったチョイスはナイスだったと思う。

開放絞り1.8というのは、とりあえずともかく一眼レフっぽい写真が撮れるし。…って、そんなことで満足していてもよろしくないのだろうが、まあ良いんだよ俺はカメラ道の求道者ではないから。

で、次のレンズはだいたい目星を付けていたのだが、結局、シグマの18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSM にした。

18-200mmというレンジはちょうどWズームキットのレンジを1本でカバーする。しかもこのレンズは、実売価格がかなりお買い得なのにも関わらず、光学手ぶれ補正と超音波モーター内蔵AFが付いている。画質もなかなか評判がいい。

利便性重視の高倍率ズームは、どちらかと言うと純正よりサードパーティの畑という気がしている。で、ずっとタムロンの18-270mmとかと迷っていてが、まあ、200mmといえば35mm換算で350mmほどでしょう?手で持って撮影するには十分かなと。

逆にそれ以上なら、Nikkorの70-300mmとかを追加するのがいいような…と、まあ、レンズばっかりあっても仕方ないから当分買わないけど、そういうことでこれを買った。

相変わらずアレなんだが、昼間に1時間ほど作って近所の公園などで試し撮りをした。

クソ暑いけど薄曇りな近所の公園付近を30分ほどうろついた中で被写体を探すのは大変だったと言い訳をしておきつつ、気に入ったのはこれかなあ。




空蝉。
桜の樹のちょっと上の葉についてたのを見上げて撮った。

送信者 D3000

200mmの望遠端の手持ちでこれならば、OS(オプティカルスタビライザー)の効果ありというところだろうか。逆光で被写体は結構暗く、開放絞りになっていたので後ろのボケもそれっぽくていいのではと。


続いて、これは…女郎蜘蛛かな。

送信者 D3000

網が奇麗だ。クリックして原寸で見てくれ。


送信者 D3000

こっちは2匹。


他にもカナブンとか油蝉とか撮ったのだが、どうもすべてテレ端マクロ撮影ばかりになってしまったので、無理矢理にワイド端で一枚。


送信者 D3000

公園の脇の林地。

日本の植物相の複雑さは温帯としては異例だとかいう話もどこかで聞いた覚えがあるが、なんとなくそうなのかもなと思う。住宅地の公園の横でもこんなだからな。

18mmの広々感はやはり35mmで下がるのでは出ない。うん。


18mmから200mmというのは、実に守備範囲が広くて、レンズの付け替えが面倒になってしまいそうだというのが不安?だが、それは欠点ではないな。



しかしとりあえず、カメラバッグが必要だな。


最後に、SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMについてもう少し。

箱から出した時は、噂通りにでかいな!と思ったが、通勤用の小型ショルダー(A4は入らないやつ)にも入るのだから小さいという言い方も出来る。

オートフォーカスは十分早い。ま、純正35mm以外に比較対象がないのだが、のろいと感じることはなかったし、まず一発で決まる。

ただ、今回、テレ端のマクロ目一杯、しかも開放での撮影が多かったので、何度かはフォーカスが決まらないでシャッターが押せない状態になった。
が、これは仕方ないと思う。フォーカスエリアを絞る設定にしたりすればいいのかも。

もっとも、そういう場合はおとなしくMFでやってしまう方が早いと思ったが、MF/AFはスイッチで切り替えないといけないのが面倒だ。Nikkor 35mmみたいにAF時はMF兼用なら楽なのに。

上記のものはほとんどが200mmで撮影しており、しかもシャッター速度は1/100程度。ジョロウグモが1匹と巣が写っているものなど、1/60秒だ。35mm換算で300mmの焦点距離において、手持ちで1/60秒で撮影してあれだけ鮮明に写る。
手ぶれ補正機能というものの威力を、明確に感じ、驚いた。

撮影している中で、一度、”川の宝石”カワセミを見つけた。…が、公園の池の対岸で、その位置からではさすがに小さ過ぎた。それでも識別できる程度には写ったのだが。
歩いて近づこうしたが逃げられてしまい、しかし、野鳥というのも撮るのが難しいだけに面白い。

樹上にいた各種の蝉やカマキリなどの昆虫も、それなりの大きさで撮影できた。こういう生き物が撮れるのは面白い。

あとは、いい景色とか撮りたいなあ。広角側で。