2011年12月18日日曜日

たこ焼きが簡単過ぎる。いや、俺の才能かも知れない。

木曜くらいの夜中に衝動的にAmazonで購入したたこ焼き器が、今朝届いた。
衝動的と行っても、ずっと欲しいものリストに入れてあったのだ。ただ、妻がそんなもんはいらんと言うので買わなかった。

でも、俺は子供の頃からたこ焼きは大好物で、特に出来立てが大好きなのは当たり前で、しかし外では食い難い昨今、たった1500円で自宅でたこ焼きが作れるなら、こんな素晴らしいアイテムは無いだろう?






豪華な卓上焼き肉グリルに組み込まれたものから電気式の専用焼き器などいろいろあるが、単純にコンロに載せて使うものにした。何せ安いし、コンパクトで、火力は高いのだから言う事ないだろうと。とは言え、玄人が好む鉄製はチョイスせず、パール金属製のアルミにフッ素加工のもの。だって素人だもの。

ちなみにパール金属は、実用レベルで良い品質のものを低価格で出しておりコストパフォーマンスに優れるというのが俺の評価であり、今回も期待を裏切らなかった。


で、とにかく後は具材だけ調達して…ということで早速今日、トライしてみたのだが、これが驚きの大成功だったので、メモっておく。

まずは、たこ焼きの生地とはどんなものかということでネットでレシピを検索。いい世の中になったもので星の数ほどと言いたくなるほど大量のレシピが見つかるが、逆にそれが問題でもあり、いくつか流し読みして自分の好みに合うものを探した。

ちなみに、俺の好みのレシピ(味ではない)とは、「材料と仕込みが面倒臭くない」これに限る。

で、いくつかの気に入ったものから適当に脳内で再構築したレシピが以下だ。
  1. 薄力粉 70g
  2. 水 300cc
  3. 卵 1個
  4. ベーキングパウダー 3gくらい
  5. 粉末だし 水に対して標準の倍量(標準的使用量が600ccに半分、と書いてあるスティックの昆布だしを300ccに対して半分入れた)
これらをボウルで、泡立て器で混ぜておき、例のたこ焼き器を熱し、キッチンペーパーでサラダ油を雑に塗り(はじくのでどうせ上手く塗れない)、構え。

混ぜた生地に、刻んでおいたネギ、紅ショウガ、天かすを入れて、ぐるぐるっとして、お玉で生地を穴に満タンまで流し(先に具入れてしまってるから、満タン入れてしまう)、蛸を1つずつ穴にポンポンと。これで、蛸の分だけ生地が溢れる感じだ。

あとはしばし待って、箸(燃えても惜しくない安い木製のもの)で様子みつつ、可能になり次第、ひっくり返す。最初はそういうものかと思って1本でやってたが、大人しく2本使ったらすげえ効率良くなった。

回しながらはみ出たのを絡めとりつつ、焦げ目を見ながらちょいちょい様子見つつ…で、いい感じに外がカリッとしてきたら完成。

アオサとおかかとソースをかけて食ったら、まごう事なきたこ焼きであった。もちろん、冷凍のものより遥かに美味いし、自分としては銀だこ以上だ。…つうのも、銀だこは確かに美味いのだが、揚げたこ焼きなので、ちょっとくどいというか、スナック化しているというか。油がほとんど入らないたこ焼きでカリっとしてトロっとしているのは久しぶりで、ああ、たこ焼きってこんなんだったよなあ、と。

ただ、昼間からたこ焼きを楽しみにしていたザッキーは、何か期待はずれだったようなので、来週はちびっ子向けスペシャル蛸なしネギ無し生姜無したこ焼きを作ってやろうと思う。



あと、メモ。年末にはこれ。前にやった時は200度25分で実践した。

http://cookpad.com/recipe/470289

2011年12月11日日曜日

皆既月蝕

朝、iPhoneの天気予報で初めて知ったのだけど。

せっかくなので撮影したみた。200mmではそう大きくは写らないので、この写真はトリム済み。


月蝕が始まってすぐのうち。



皆既月蝕。


赤っぽく写ってるけど、肉眼で見る限りはそう赤くは見えない。単純にもっと暗い感じ。ただ、これを明るく撮影すると、上の写真のように赤銅色になる。

参考までに、左の写真が実際の見え方に近いイメージ。肉眼だと暗い部分ももう少しはっきり見えたが、しかし光ってるという感じではなく、影って感じ。

…今回、改めて思ったのは、三脚が安いと微妙にブレてしまって意味ないってのと、リモコンは欲しいということかね。

月蝕は日蝕に比べると地味な感じだけど、実際に屋上で見ていたら、思ったより面白かった。確かにさっきまで満月だったのがみるみる欠けていく姿は、通常とは違う。空が澄んでいて、他の星もよく見えた。

ただ、すげえ寒かった。こんどこういうことをする時は、面倒でもしっかり防寒して、逆に一杯飲みながらやれるくらいを目指すか。

2011年12月9日金曜日

Black Boy

Black Boy!
暗闇に沈む Dining Floor
微かな香りが Calling me in the night 誘(いざな)う

Black Boy!
夜明けは まだ遠い
縋る神さえ無くとも
ここが Best Place for me, forever

誰が僕を止められるのだろう?
黒い翅は飾りじゃないぜ!

( Running to shadow, from shadow )
街から街へ闇から闇へと

( Living in darkness on loneliness )
陽の当たらない孤独と甘い罠

( Running to shadow, from shadow )
部屋から部屋へ隅から隅へと

( Living in darkness on loneliness )
塵に塗れても Yes, I'm survivor


世界は進化し続けるけど
何が僕を変えたというだろう?

( Running to shadow, from shadow )
街から街へ闇から闇へと

( Living in darkness on loneliness )
陽の当たらない孤独と甘い罠

( Running to shadow, from shadow )
部屋から部屋へ隅から隅へと

( Living in darkness on loneliness )
辿り着いたなら 今夜は会えるさ

何年か…10年は行かないか?くらい前の俺、の名曲「Black Boy」の歌詞である。

歌詞であるから、当然のように曲もある。もちろん、作曲編曲、俺。

当時、新卒で就職して2年目くらいか。受験で一浪してるし院卒であったから同期の中でも年長だった俺だが、同期はどこか大人びて感じて、むしろ1年下の後輩達とよく遊んでいた。どうも精神年齢が実年齢よりいくつか低いのか知らん、と思う。バカなだけかも知れないが。…まあ、そんな中にひとりギターをやってる者がいたので、おもしろがって俺もエレキギターを買い(2万円はしないもの)、それをおむすび型でスケルトンカラーだった頃のiMacに繋いで、内蔵マイクに向かって歌い、何曲かレコーディング(笑)したのであった。

iMacは壊れ、iBookを買って、それも壊れ、MacBookを買い、そして最近はもっぱらiPhoneばかり使っている。

…のだが、さっきの帰り道、滅多にやらないシャッフル再生をしていたらまさかの自作自演ソングが。

久々に聴いて、…ヘタクソではある、だが楽器も音楽も知らない割りに意外と出来てるじゃないか、と思ってしまったのであった。

いや、とても人に聞かせられるモノではないのだが、冗談にしてはよく出来てるっつうか。器用なもんだな、って。自分で言うのも変だけど。

とは言え、高校や大学で経験が無いのに社会人になって突然始めたものと言えば、俺にとってはやはり何はさておきプログラミングなわけだ。

なにせ1行も書いたことない、というか「C言語」という存在すら知らなかったのになぜかプログラマとして採用されたからな。

そして、意外にもまだこれは続けているし、十分に飯の種になってるのがまた笑える。

さて。

明日はテスト環境の再構築であるから、さっさと寝るか。

2011年12月3日土曜日

天才かも知らんね(笑)

と、自分の子どもに期待してしまうのは人間なら誰でもある哀しいサガだが。

さっきまで、3歳になってちょっとの愛娘であるザッキーを寝かしつけるために、いっしょにベッドに入って本を読んでいた。
絵本も読むがザッキーは図鑑が大好きで、今日のチョイスは「こどものずかんMio くさばな・き」であった。

基本的には、写真を見ながら「これ!」と指差されたところを読んであげるというのがいつものスタイル。ところが、どんぐり一覧のページに来ると、ザッキーが自分でひとつずつ指差しながら「あべまき…どんぐり、…くぬぎ…どんぐり、」と。

まるで字が読めるみたいじゃないか、と感心したが、まだまともに字を教えたりはしていないので、おそらく、妻に読んでもらっているのを暗記しているのだろう。どんぐりは好きだから何度も読んでもらっているに違いないし。

と、思ったのだが、ザッキーのどんぐり名読み上げが「…ならがしわ、…うばめがし、…しりぶかがし…」と、10数種類に及ぶにあたり「あれ?もしかして本当に読んでる?」。

試しにその後、普段はあまり興味のない花のページで、「これは何?」と指差して聞いてみると「おんしじうむ」、「ふぁれのぷしす」…。

おお!完全に読んでるではないか!

実際には「ぷ」は「ふ」になってたり「ぁ」も「あ」だったりというのはあるが、まずおよそ読めている。確かに、安っぽい「ひらがなマシーン」みたいなオモチャは与えていたし最近よく一人でいじっていたようだが、まさかここまでとは…。


ちなみに、妻の話では先日、家の前で遊んでいたら通りすがりの小学生が少しかまってくれたそうで、

小学生「てんとうむしあげるよ」

ザッキー、受け取って「…てんとうむしじゃないよ。ななほしてんとうだよ」

小学生「え、なにそれ」

ザッキー、眺めて「…ああ、ナミテントウか」

小学生「…なにそれ」


と、毎日図鑑シリーズを読み込んでいる博識ぶりを遺憾なく発揮していたそうだ。

今朝も絵本の風景画を見て、指差されたものを「あー、これ?鳥だねえ」と答えてやったら、「カモメみたい」と返されたり(実際それはカモメの絵だった)。

…俺なんて、自分の名前が平仮名でわかるようになったの小学校入る頃だぜ。つうか入学時点で「おめでとう」読めなかったもの。それに比べて何とすばらしい将来有望ぶり。…スタートダッシュだけ終わらなければ良いが(笑)。

まあ、ともかく眉根を寄せながら図鑑を読んでいる3歳児の図は可愛いので良い。タイトルはもちろん冗談だが、俺には無い博識を身につけてくれたら嬉しいなあ。