2009年6月28日日曜日

近所をエクスプローリング

すごいマニアックなことをしたかのような雰囲気もなくもないタイトルだけど、別に朝に少し、チャリで散歩しただけ。


家の近所で、調整池が作られているらしい。
バイクやクルマでは入れない場所なので、ここに越してきて3年ほどだが行ったことが無い。

しかし、GoogleMapsで見ても、確かに大きな池が3つほどある。

ネットで情報をあさると、昔はヘラブナがよく釣れたらしい。光あるところ影あり。へらあるところバスあり。

ということで、今朝、本当はシーバスでも行こうかと早起きしたのだが、潮も時期も天気も何も半端だったので止め、この調整池を探索してみることにした。ともかく、どういう場所か気になるから。

家からは片道5kmほど。好んで砂利道ばかりを走って、何度か薮に突撃し、護岸を横切り、適当に脳内ナビで進む。

果たして、池はあった。写真ではわかりにくいが、結構な広さである。貯水池なんだが、土地柄か遠浅なようで、沼…湿原?なんつうのかな、まあそんな。

つまり結論から言うと、いかにもバスとかいそうな地形。

だが、バスはいないと思う。しばらく周囲をサイクリングしながら眺めていたが、生命感は皆無。が、へら釣りっぽいおじさんが2名、バードウォッチャーが1名。

鳥は、カワウとアオサギがいたので、まあ観れるのかな。
ヘラは、たぶんこれも期待できないだろうと思う。ネットにあるのは10年ほど前の話で、その頃に誰か放流でもしたかも知れないが、今はいそうに見えなかった。

誰かブラックバス放してればよかったのになあ。

とか言うと、自然保護の人たちから猛烈な抗議を受けそうだが、こんな池はそもそも自然には無かった、土砂を運び込んで造成し、工事で作った用水路から導水している池であり、「自然の、固有の生態系」なんていうものを語るのはチャンチャラおかしいわけだから、俺は率直に言って、これがたいして悪いことと思わない。

とは言え、自分で放流しようなどとは思わないから、まあ、ここでは釣りは出来ないという結論で。

実際、予想していたし、こんなところで釣りをしようという気は正直あまり無かったのだが、近所にあんな大きな水たまりがあって、その状況を確認していないということ自体が、ずっと気がかりだったので、まあ、スッキリした。


ちなみに、写真のチャリ、久々に出動したTREKのVRX(10年くらい前に購入)。ちょっと自慢のマシンだが、下り坂向けのチューニングをしてあり、うん、正直平地で乗りにくい。そのうち部品を変えて平地仕様にしたら、サイクリングも趣味にしようかと思った。

(了)

2009年6月22日月曜日

図鑑シリーズ 蚊

大変凶悪な害虫、蚊です。なに蚊かは知らない。いや、ヤブカだな。
今日、電池式蚊取りを買ってきたのだが、ふと気付くとコイツがテーブルでヒクついてたのさ。

今更ながら、蚊取りで蚊取れるんだなあ…。吃驚。

図鑑シリーズ ケムシ

何毛虫かは知らない。
だが、だいぶ痒そうなことは確かだ。


一句。
small brown brush rushes
across the road
snuffing sprouts

2009年6月18日木曜日

数年前にWeb進化論という本がありました。

インターネットの素晴らしさを、米国はシリコンバレー在住のコンサルタント?だかの人が、滔々と説明した本だ。

結構、流行ったと思う。平積みされていて、インターネットはYahoo!くらいしか使わない人でも読んだのではないだろうか。そしてGoogleを使うようになったのだろうか。

新聞の書評などでも衝撃的に伝えられ、人類の叡智としてのWeb、Web2.0の水先案内人として崇め奉られたその著者、梅田望夫。
あんまり話題で、当時要件定義をしていた相手のお客さんまでが引用してくるもんだから、自分もWeb進化論を読んで、そこそこ、はあ、すごいなあ。と思ったのだが。

すごいのは梅田ではなく、Googleなのだ。梅田はGoogleのすごさを熱く語っているだけ。
同じクラスだけど話したことないヤンキーの武勇伝を得意げに語る半端な優等生みたいに。

紹介されているGoogleの理屈などには唸らされたものがあったのだが、それを咀嚼した梅田望夫の理屈には何か違和感があった。群集の叡智だとか。考え方はわかるが、梅田望夫の示す事例は、叡智と呼べるものには見えず、「そういう理解でいいのか?」と。


まあ、それ以上、続けて出版された本を読みたいとも思わなかったし、ブログだか何だか読みたいわけでなし、どうでもよかったのだが、今日ふとニュースが目に留まった。


何か揉めてるようだ。

http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=09/06/18/0730204


リンク先を一通り見た。

結論から言えば、梅田望夫の論理はやはり破綻している。他人の言葉の援用はもっともらしいが、自分の言葉で語りだすと急に薄っぺらになり、詭弁合弁言い訳いちゃもんだ。Web進化論を読んだときの違和感は、やはりそのとおりだったのだと。

なんて言うか、進化だの未来だの叡智だの語るべき資質がまったく垣間見えない。

なんだかフォロワーが多いようだが、アホじゃないかと思う。

自分が男だと実感する瞬間

三十の手習いで、数年前から空手を習っている。

仕事が忙しく、最近ご無沙汰だったんだが、今日は久々に稽古に出た。

本来、今日の稽古は型重視の師範代の枠なのだが、代理の指導員は、ややガチな傾向をもった方。
しかも今日はなぜか、参加者が二人しかいない。

おかげで随分と濃密な稽古になってしまい、稽古後に随分久しぶりのスパーリングまでしてしまった結果、もう心臓と肺が、震えるぞハート!刻むぞ血液のビート!状態で、脳の血管が切れて死ぬかと思った。

ま、俺の通う道場はビジネスマンが多いので、極真的にはライトな方なのだろうが、それでも何せ、普段は指しか使わない職業ですからねえ。Lは頭を使えば肥らないと言ったが、だからと言って頭を使っても筋肉がつく訳じゃないだろう。

フラフラしながら帰って来て、とにかくシャワーを浴びる。

俺はまあ、サラリーマンとしては長髪な方だから、普段からシャンプーとコンディショナーはフローラルでサスーンクオリティな女性向けを使っている。

でも、こんな日は違う。

とっておきのグリーンのポンプ、トニックシャンプーだ。

頭に突き刺さるメントールの刺激が堪らない。うっかり泡がチンコに垂れると、スースーしてこれも堪らない。

トニックシャンプーで、脂が抜けすぎて髪がきしんで指に絡むのも気にせず、頭をガシガシ洗う瞬間。

ああ、俺って精神的マッチョだな、と思うのだった。

(了)

2009年6月12日金曜日

焼酎貴族。そう、精神的貴族になろう、俺は。

精神的貴族てのは魔少年ビーティーの台詞にあった用語だったと思う。
ちなみに対義語は市民とかではなく、精神的ブタ(確か)。


それはそうと、初めてトライアングルを買った。貴族なわりには600円台とお手頃だった。

もっとも焼酎貴族・トライアングル、なんて宣伝してたのはもう20年くらい記憶の彼方だから、その間に没落したのかも知れない。

いずれにせよ、コラボレーションの相手はホッピーだ。戦後、ビールが変えない庶民の代用品だったホッピー。

貴族の没落か、市民の台頭か。


味わい深いぜ。トライアングルホッピーは。