木曜くらいの夜中に衝動的にAmazonで購入したたこ焼き器が、今朝届いた。
衝動的と行っても、ずっと欲しいものリストに入れてあったのだ。ただ、妻がそんなもんはいらんと言うので買わなかった。
でも、俺は子供の頃からたこ焼きは大好物で、特に出来立てが大好きなのは当たり前で、しかし外では食い難い昨今、たった1500円で自宅でたこ焼きが作れるなら、こんな素晴らしいアイテムは無いだろう?
豪華な卓上焼き肉グリルに組み込まれたものから電気式の専用焼き器などいろいろあるが、単純にコンロに載せて使うものにした。何せ安いし、コンパクトで、火力は高いのだから言う事ないだろうと。とは言え、玄人が好む鉄製はチョイスせず、パール金属製のアルミにフッ素加工のもの。だって素人だもの。
ちなみにパール金属は、実用レベルで良い品質のものを低価格で出しておりコストパフォーマンスに優れるというのが俺の評価であり、今回も期待を裏切らなかった。
で、とにかく後は具材だけ調達して…ということで早速今日、トライしてみたのだが、これが驚きの大成功だったので、メモっておく。
まずは、たこ焼きの生地とはどんなものかということでネットでレシピを検索。いい世の中になったもので星の数ほどと言いたくなるほど大量のレシピが見つかるが、逆にそれが問題でもあり、いくつか流し読みして自分の好みに合うものを探した。
ちなみに、俺の好みのレシピ(味ではない)とは、「材料と仕込みが面倒臭くない」これに限る。
で、いくつかの気に入ったものから適当に脳内で再構築したレシピが以下だ。
- 薄力粉 70g
- 水 300cc
- 卵 1個
- ベーキングパウダー 3gくらい
- 粉末だし 水に対して標準の倍量(標準的使用量が600ccに半分、と書いてあるスティックの昆布だしを300ccに対して半分入れた)
これらをボウルで、泡立て器で混ぜておき、例のたこ焼き器を熱し、キッチンペーパーでサラダ油を雑に塗り(はじくのでどうせ上手く塗れない)、構え。
混ぜた生地に、刻んでおいたネギ、紅ショウガ、天かすを入れて、ぐるぐるっとして、お玉で生地を穴に満タンまで流し(先に具入れてしまってるから、満タン入れてしまう)、蛸を1つずつ穴にポンポンと。これで、蛸の分だけ生地が溢れる感じだ。
あとはしばし待って、箸(燃えても惜しくない安い木製のもの)で様子みつつ、可能になり次第、ひっくり返す。最初はそういうものかと思って1本でやってたが、大人しく2本使ったらすげえ効率良くなった。
回しながらはみ出たのを絡めとりつつ、焦げ目を見ながらちょいちょい様子見つつ…で、いい感じに外がカリッとしてきたら完成。
アオサとおかかとソースをかけて食ったら、まごう事なきたこ焼きであった。もちろん、冷凍のものより遥かに美味いし、自分としては銀だこ以上だ。…つうのも、銀だこは確かに美味いのだが、揚げたこ焼きなので、ちょっとくどいというか、スナック化しているというか。油がほとんど入らないたこ焼きでカリっとしてトロっとしているのは久しぶりで、ああ、たこ焼きってこんなんだったよなあ、と。
ただ、昼間からたこ焼きを楽しみにしていたザッキーは、何か期待はずれだったようなので、来週はちびっ子向けスペシャル蛸なしネギ無し生姜無したこ焼きを作ってやろうと思う。
あと、メモ。年末にはこれ。前にやった時は200度25分で実践した。