2011年12月3日土曜日

天才かも知らんね(笑)

と、自分の子どもに期待してしまうのは人間なら誰でもある哀しいサガだが。

さっきまで、3歳になってちょっとの愛娘であるザッキーを寝かしつけるために、いっしょにベッドに入って本を読んでいた。
絵本も読むがザッキーは図鑑が大好きで、今日のチョイスは「こどものずかんMio くさばな・き」であった。

基本的には、写真を見ながら「これ!」と指差されたところを読んであげるというのがいつものスタイル。ところが、どんぐり一覧のページに来ると、ザッキーが自分でひとつずつ指差しながら「あべまき…どんぐり、…くぬぎ…どんぐり、」と。

まるで字が読めるみたいじゃないか、と感心したが、まだまともに字を教えたりはしていないので、おそらく、妻に読んでもらっているのを暗記しているのだろう。どんぐりは好きだから何度も読んでもらっているに違いないし。

と、思ったのだが、ザッキーのどんぐり名読み上げが「…ならがしわ、…うばめがし、…しりぶかがし…」と、10数種類に及ぶにあたり「あれ?もしかして本当に読んでる?」。

試しにその後、普段はあまり興味のない花のページで、「これは何?」と指差して聞いてみると「おんしじうむ」、「ふぁれのぷしす」…。

おお!完全に読んでるではないか!

実際には「ぷ」は「ふ」になってたり「ぁ」も「あ」だったりというのはあるが、まずおよそ読めている。確かに、安っぽい「ひらがなマシーン」みたいなオモチャは与えていたし最近よく一人でいじっていたようだが、まさかここまでとは…。


ちなみに、妻の話では先日、家の前で遊んでいたら通りすがりの小学生が少しかまってくれたそうで、

小学生「てんとうむしあげるよ」

ザッキー、受け取って「…てんとうむしじゃないよ。ななほしてんとうだよ」

小学生「え、なにそれ」

ザッキー、眺めて「…ああ、ナミテントウか」

小学生「…なにそれ」


と、毎日図鑑シリーズを読み込んでいる博識ぶりを遺憾なく発揮していたそうだ。

今朝も絵本の風景画を見て、指差されたものを「あー、これ?鳥だねえ」と答えてやったら、「カモメみたい」と返されたり(実際それはカモメの絵だった)。

…俺なんて、自分の名前が平仮名でわかるようになったの小学校入る頃だぜ。つうか入学時点で「おめでとう」読めなかったもの。それに比べて何とすばらしい将来有望ぶり。…スタートダッシュだけ終わらなければ良いが(笑)。

まあ、ともかく眉根を寄せながら図鑑を読んでいる3歳児の図は可愛いので良い。タイトルはもちろん冗談だが、俺には無い博識を身につけてくれたら嬉しいなあ。

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