2013年8月7日水曜日

王禅寺で子どもとマス釣り

日帰り帰省のついでに、実家近くにあるFISH ON!王禅寺に行ってみた。

と言っても、今回は俺は釣りをしてない。4歳の娘がよく家で磁石でくっつくオモチャの釣りをしているので、「今度、本物の魚釣ってみる?」てな約束をしてたのだ。

直前に気になってホームページから問い合わせたところ、保護者同伴の必要はあるがチケットは釣りをする人だけ、つまり子どもだけでもOKだそうで。

…入場するなら大人も買って下さいとか言われちゃうと、本気仕様のタックルを持ち出さざるを得ない俺が、良きパパから一人のストイックな釣り人に戻ってしまう恐れがあったのだが、それは杞憂で済んだ。よかったよかった。

さて、当日は昼間は実家で過ごし、夕方16時頃、涼しくなり、オモチャもなく、いとこもいない実家で親父はアルコールがまわり、娘が「つま…!」「つまら!(ない)…」とブツブツ呟き出したところでお暇し、釣り場へ。

メインのポンド二つは水温上昇につきお馴染みの夏季閉鎖中で、小さな池しか開いてないので本気客が少なく、混んではいない。

子どものタックルは、前日に近所の上州屋で見繕ったスペシャル仕様。


  • ロッド Shuttle 渓流 120 (SZMこと上州屋)
  • ライン レベルライン 1.2m (ダイワ)
  • ハリス 将鱗1号
  • 毛鉤 エルクヘアカディス 自作


まあ、結局ロッド以外は俺の持ち物からの拠出で。将鱗とかいつのだよ?って感じですが。

最初は鱒レンジャーでも買おうと思ってたんだが、店頭在庫がなかったのと、リールは難しいかなと。
で、その娘専用ロッドは3本継の振出で1.2m、まあ娘の身長に近いので何とか扱えるんじゃないか?なにせ、680円という価格が素晴らしい。

ま、テンカラは釣れるので、何とかなるだろと思いつつ、射程距離が2mしかないので届かないと困るなあというのが心配。

が、実際池に着いてみたら岸から1.5mくらいのところに結構魚が溜まってた。ラッキーだ。娘の言い方ならラッキーポイントだ。

結局、振り込むのは殆ど俺が手を添える形になったのだが、一応ロッドは娘に握らせて、一緒に「えい!おりゃ!よいしょ!」などと気合いを入れつつ。

あ、今お魚が食べに来たよ!とか、何か毛鉤はニセモノだってバレちゃったみたいだね、お魚も意外と頭がいいからねえ。釣れないよー、と言われれば、オモチャと違って本当の釣りはそんなすぐ釣れないんだよ、パパだって1日で1匹しか釣れなかったこともあるんだから、とか、そんな話しをしながら。

意外とすぐに釣れました。娘的にはそれでも多少待ったつもりのようだけど。やはりこういう場所でテンカラは強いなあ。
なので、俺は一人で管理釣り場で真面目にテンカラをやろうとは思わない。やるとしても気分転換程度。つまりゲーム性が足りなくなるほど、釣れる。

見事にヒットすれば、娘にロッドをまかせて自分はネット担当。「よーし、どんどん釣ろう!」と無駄に怪気炎をあげる4歳児が周囲の反感を買わないか心配になったが、そんな心の狭い人はいないよね。うん。我が娘ながら可愛い声だし。

最終的には1時間ほどで8匹釣って娘も満足。



娘は、10匹釣れたら釣り名人です!ラストチャレンジ!とか何とか言ってたが最後はバレが連続してるうちにお腹が減って蚊に刺されたのでギブアップとなった。

涼しい時期になったらまた、もうちょっとゆっくりやれるといいなと思いつつ、帰路に着く。近くのバーミヤンでラーメンを食い(俺はもうちょっと豪勢なものを食ってもよい気持ちだったのだが、娘は最近ラーメンが大好きだ)、空いている首都高で埼玉へ戻る。娘は首都高からスカイツリーの色を確認したがっていたが、C2に入る頃にはすぴーすぴーと寝息を立てて熟睡だった。

ま、最終的には小学生くらいになったら、足場のよいどこかの川にでも、ハイキングがてらで行けたらいいなと思う。…いや中学生くらいまでは一緒に来てくれないかなあ。



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