2010年9月5日日曜日

浦和東湿原 晩夏の夕暮れ

この週末は、ラムサール条約の保護区域への指定が検討されている浦和東湿原で、先日購入したSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS/HSMの再びの試し撮りです。



送信者 D3000

印旛沼の怪物を思わせるシルエット。実際には空の彼方に少しだけ発生していた積乱雲を、200mmで切り取ったものです。


浦和東湿原には、様々な水辺の生き物たちが暮らしています。

送信者 D3000

シオカラトンボは群れをなし、沼から突き出た枯れ枝に時節羽を休めます。
手持ちの200mmで1/20秒で手ぶれが出るのは、OSの性能不足とは言えないでしょうね。




送信者 D3000

首都圏の水辺にいる大きな亀は、たいていはミドリガメ/ゼニガメ、正しくはミシシッピーアカミミガメという外来種です。しかしここ浦和東湿原には、在来種のクサガメが暮らしています。もっとも、クサガメも近代になってから持ち込まれた人為的移入種という見方もあるようです。外来種と在来種の問題は簡単ではありません。
ただ、亀は生まれた場所で生きられるように生きているだけ、ということは確かでしょう。



送信者 D3000


こちらはチュウサギとコサギの混成の群れでしょうか。撮影した時にはダイサギかと思っていましたが、ダイサギは冬鳥なので、この時期にいるのは違うのだろうと。
200mmは随分と望遠ですが、このような場所で警戒心の強い野鳥に近づくのはなかなか難しいです。最後はやはり時間とテクニックなしには良い写真は撮れないようですね。



送信者 D3000

飛び立ったサギを撮りましたが、これは予想通り難しい。シャッタースピードを上げるためにアンダーにしましたが、暗くてちゃんと写らないのでは元も子もない…。



送信者 D3000

キタテハ、でしょうか。

送信者 D3000



浦和東湿原を縫うように流れる芝川が夕暮れの残照を受けて輝いています。

送信者 D3000


鳥達も巣へと帰ります。

送信者 D3000


夏の終り。

今年は猛暑が続いていますが、それでも徐々に、大気はその熱っぽさを失いつつあるようです。



今年の秋、皆さんも浦和東湿原でひととき、豊かな水辺の自然に触れ、リフレッシュしてはみませんか。

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あー、あー。

ということで。

また試し撮り。土日とも夕方に30分ほどだけ。同じ場所でも続けて行くと結構違う写真が撮れるものだ。二日で97枚撮ったのだが、PCに取り込んで失敗写真を消したら生き残ったのは半分以下で、そこからさらに選り抜きの写真をPicasaにアップした。で、さらにそこから選んだものをここに貼った。でも、こんな程度。…自分の腕前のショボさを感じる。

それでも、ありきたりとはいえ、空の写真というのはなかなかおもしろく、また野鳥をうまく捉えるのは思う以上に難しく、まあ、なんだかんだおもしろい。

先週も今週も、カワセミを目撃してるのだがこれを奇麗に撮るのはだいぶ難しそうだ。撮れたらうれしいのだが。



ちなみに、浦和東湿原は架空です。実際の撮影ロケーションはただの近所の調整池周辺。本当にバカンスに出かけたりしないように。

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