2011年5月30日月曜日

やる事ないから飯を作った

テレビで見た舞茸酒がやりたくて、舞茸を買った。
酒に合わせて、旬の生カツオを買った。
が、酒に入れるのはひと欠片だから、あまりは天ぷらにしようと。天ぷらならサラダ代わりに春菊でも揚げようと。油使うなら唐揚げも食おうと。ついでだから厚切りのポークソテーも。

と、俺が好き勝手に作ると、かなりオイリーな飯になってしまう。妻子は天ぷらと、唐揚げ粉がなかったために照り焼きにした手羽元をいくつか食ったところで腹が膨れてしまったようで、大量の肉と脂を今日も摂取してしまった。

しかし、春菊がとりわけうまかった。新しく考案した「摘まんで浸けるメソッド」により、サクサクに出来たのだ。油が少し年季入ってまってたのだが、新鮮なのだったらもっとうまかったろう。

あと、ポークソテーは粒マスタードとウスターソースに漬けたものだ。これも簡単でうまい。

またやろう。


…ちなみに、写真はおよそ食った後の残骸である。俺の手料理の最大の武器は温度だからして、盛った直後は写真なんて言ってられない。

2011年5月19日木曜日

親バカ日記

愛娘のザッキーも、はや2歳半。

最近は週に一度のプレ保育に通っており、今日もその日だった。

ところが、家を出るところで一悶着。ザッキーが玄関で最近買ってもらってお気に入りのサンダルを履いてしまい、スニーカーに履き替えてくれない。妻の話では今日は外で運動するからスニーカーでと言われているそうで、何が何でもスニーカーで行かせねばならない。

…こういう場合に、親に依頼されていることをしっかりやらないという責任放棄はしたくない。だから、俺も協力して説得したのだが、ザッキーは玄関で泣き崩れるばかり。

時間がまだ少しあったので、一度家に入って気持ちを切り替えさせようということになった。

リビングで、子供が靴を履いている絵のある本はないかと俺が絵本を漁っていると、涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして号泣しながらザッキーが寄ってきた。不憫である。

最近はよく言葉で出るとは言え、まだまだ片言。それがしゃくり上げながら、切れ切れに俺に何か訴えている。


「…うえ…えぐ…まちがってう…まちがってうおぅ…。いち、にい、さん、しい、ご、ろく、なな、はち、くう、じゅう…まちがってう…」

一体、何を言ってるのか。おそらく、妻が靴を代えさせようとしたことに関連して「間違ってる」と言いたく、怒られた悲しみから、数字を数えるという自分の得意技でもアピールしているのだろう…。不憫ながら何とも愛おしいではないか。

…と、その時は思った。


が、その後、何とか持ち直して無事に妻とスニーカーを履いたザッキーが保育園に出かけ、俺も出勤し、駅までてくてく歩いている途中に、ハッと気付いたのだ。

玄関で号泣して愚図るザッキーに、怒った妻が、「あと10数える間に靴履かないなら今日は行けないよ!10、9、8、7…」とカウントダウンをして見せたのだった。

当然、そんな手は通じなかったのだが、そのカウントダウンが。数字の順序が逆だ、「間違っている」と。正しくは1、2、3という順序だと。ザッキーが号泣しつつ俺に訴えていたのは、実は母の数字の数え方の間違いを指弾していたのであった。

そう言えば前にも何かそんなことがあった気がする。

お気に入りのサンダルが履けないショックの中でも、人の間違いは見過ごさず、指摘せずにはいられないザッキー。まさに俺のDNAだと、余計に可愛く思ったのであった。

2011年5月8日日曜日

連休が!

終わってしまう!

…いつもはヱビスなのだが、今日は黒ラベルな気分だ。連休が終わってしまうショボくれ感になぜかマッチする気がした。



今年は久々にまともな連休だった。たいしたことはしてないが、飛び石部分を有給とったので、とにかく長かった。足りないけど。

…よく、学校でも会社でも、休みが長くなるとやることがなくなって行きたくなるという話があるが、俺は小1から大学院まで、夏休みが終わる日に始業式が楽しみだったことなど一度もない。学校が好きか嫌いかじゃなく、単に休みが一番好きだということだ。この絶対優位は何があっても揺らがない。だから当然、会社に入ってからも、休みが足りたと思った事は無く、今日も連休が終わると思うと悲しくて仕方ない。

何だって好きでもないのに明日からまた会社かよ、と。

ま、たいして嫌いなわけでもないから諦めるけどさ。


今日は、トンカツを揚げた。この連休で、キャベツの千切りと揚げ物が上達した気がする。

ちなみに、パン粉は食パンをフードプロセッサーにかけて作った。単にパン粉がなくて食パンがあったからだが。ガーッとやっただけ。最初はなんか変なパン粉になったと思ったが、揚げ上がってみたら意外に、ランダムな粒がいい感じにサクサクでうまかったわ。

パソコンの処分

PCリサイクル法の直前くらいに買った、iBookと自作PC。
ずいぶん前から起動できなくなっていて、直したとしてももはや使わないしで、物置と化した部屋の片隅に転がっていた。

が、秋には引っ越しを控え、この連休中からさっそく、家の中のどうでもいいモノを片付け始めるにあたり、さっさと始末を付けたいと。

ところが、もはや使わないパソコン2台をずっと転がしていたのには当然、それなりの訳があった。

1つには、廃棄にはやたらと金がかかること。合わせて8千円以上かかる。「リサイクル」つう錦の御旗を掲げられても、俺としては、それなりの金額を出して買ったものが、何年も経って使えなくなって処分するにあたり、さらに費用を求められるのはやはり納得がいかない。ケチと言われようと何だろうと、仕組みとして何かおかしいんじゃねえか、と。

リサイクルってんだから資源価値があるのだろう?ならばなぜ、資源を提供する側が対価を払うことになるんだ?…資源化にコストがかかるから、という教科書的回答じゃ納得できない。世の中の原則に従えば、金がかかるということはそれだけどこかでコストがかかっており、それはつまり必ず何かの資源を消費しているということになる。輸送費かも知れないし、電気代かも知れないし、誰かの事務仕事の給料かも知れない。それが何であるかはどうでもいいことで、とにかくコストがかかるということは、必ず何か資源が使われている、というのが問題だと俺は思う。
リサイクルそのものが目的ならどうでもいいが、省資源が目的ならば、余計に金がかかるというのはおかしな話だ。偏狭と言われようと俺はこのシステムには欺瞞の臭いが感じられて納得が出来ない。

かと言って、不法投棄して山に捨てることも出来ない。これでも俺は、釣りを趣味とし野鳥や野草を愛でる男だ。緑深い山間の不法投棄現場はたくさん見ており、そのたびに心を痛めている。そんな悪行に加担することは勿論、出来ない。


で、もう1つの問題が、データの問題。
2台のパソコンは両方とも、起動できない状態になっており、しかし、ハードディスクにはいくらかの情報が保持されている。記憶によれば、そこにはさほど致命的な秘密の情報は無いが、多少の写真くらいはバックアップされていたと。それとて記念写真程度のものだが、まあ、うっかり流出させるようなことがあれば、あまり気分のいいものではない。…軽トラックで回って来る廃品回収に預けるにはちと抵抗があるというものだ。

で、そんなわけで、以前にIT系ネットニュースか何かで見て気にしていた、「パソコンファーム」を利用することにした。

ま、もちろん世の中には疑り深い意見もあるが、基本的には評判がよく、しかも自宅から結構近い。送るんじゃなくて持ち込みをすれば、手続き的にも極めて手っ取り早い、というのが選択の理由だ。

動こうが動くまいが問答無用で引き取ってくれるというのと、確実に無料で引き取るということがポイントだ。資源化という意味でも、無料で引き取ってしまうからにはどこかしら資源化しなくては彼らの生業は破綻するので、確実に何かは資源になっているのだろう。善行を積んだ気分にもなれる。


車にマシンと周辺機器少々を積んで、数10分であっさりと到着し、倉庫のボロさにちょっと驚きつつも駐車場とおぼしきところにとウィンカーを出すと、倉庫内から3人くらいのスタッフが揃いのポロシャツ(ユニフォームだろう)を来て走ってきて、車を誘導してくれた。なかなか手際がいい。

車を降りると、爽やかな挨拶で迎えてくれ、廃棄品を取り出しますと。リヤのハッチを空けて段ボールを指し示すと、すばやく二人が取り出して検品(極めてざっくりしたもの)し、同時に一人が住所と名前を書く申込書?的なものの記入を求めてきたので、書く。書いてる間に、サービス中なのでコーヒーかジュースを、と聞かれたので、名前を書きつつ「コーヒー御願いします」と取りあえず応えてみたら、スタッフがそのまま走っていき、住所を書き終える頃には冷えた缶コーヒーを持って戻ってきた。

そして缶コーヒーと名刺を手渡され、「ありがとうございましたー」って。

え?もう終り?

まあ、とにかく無料だから、見積もりもクソも無い訳で。完全に対象外な変なものを持ち込んでないかだけチェックしたら終りだから、こんなもんかと。

5分もかからずに再度、車を発進させることになった。

帰り道で、別のリサイクルショップに寄って、使わなくなったチャイルドシートも売却。売値は800円だけど、基本的には使えるのに捨てるのが忍びないという話であって、これで儲けようとは思ってないのでオッケーだ。

気持ちよく片付けが出来た良かった。



  *  *  *


ところで、パソコンの廃棄サービスについては、検索してると個人情報の悪用を極端に警戒している人もいるようだが、俺はビビり過ぎじゃないかと思うわ。

そもそも、個人のPCに、「人に知られては絶対にまずい情報」なんてそうそうは入っていないだろう。犯罪の証拠とか彼女の裸とか格納している人はまあ、HDDを破壊でもしたら良いと思うが…。

俺は今回捨てたものにはクレジットカード番号なんかも入れてはいないが、もしあったとしても、それも俺はさほどは気にしない。ちゃんとデータを消去すると宣言して、そういう業務を既定しているのに出すのであれば、特に。

…というのは、俺自身、仕事で他人のクレジットカード番号を見ることが出来たりしたからだ。今現在は担当してないが、顧客情報を持つシステムの保守を担当していたりすると、個人情報なんてものは目の前にいくらでも転がっていて、いかようにも出来る。…出来る権限が、システム上はある。だが、職務上の権限はないわけで、これを超えるのは、そうそう楽なことではなく、またリスクに見合うほど魅力的でもない。

包丁を握って眠っている人の前に立てば、誰だって人を殺せる…状況にはなる。が、本当に刺す奴は、そうそう滅多にいるものではない。というのと同じ話で。

それでも極稀にはいるじゃないか、というレベルのリスクを恐れるならば、HDD破壊でリスク回避できるパソコン廃棄の瞬間なんかよりも、逃れようがない日常での個人情報曝露を恐れるべきだろう、と思うのだ。ネット通販の向こう側の人だけではない。店頭でカードを使って、一時預けた時に、レジ打ちが番号を暗記できないことはない。あるいは、ビデオレンタル屋で会員証を作る時に預けた免許証の情報が、不正にコピーされていないことを、今まで忘れずに確認してきたか?自宅から出る紙ゴミは、ちゃんとシュレッダーにかけているか?千切ったくらいなら、素人でもすぐに解読できるだろう。郵便局員やそのアルバイトが、手紙の中身を読まずに届けたと確信する根拠はあるのか?

かつてはレシートに印字されていたクレジットカード番号と同じで、パソコンのデータも、漏洩は恐ろしいと言われたら今度は過剰なまでにビビるのは、最近の原子力パニックにも通じるものがあるなと思う。


結局は何にせよ、パソコンにでも紙にでも、人に知られたら首を吊りたくなるような情報は最初から記録しなければいい。あと、クレジットカードは、利用明細をちゃんと確認しておくことだろう。そして、いかに個人的な情報と言えど、人に知られても照れくさい程度の情報、あるいはその気になられたらいつでもバレる情報については、あまりムキにならずにほどほどの配慮だけしていれば十分ではないかと。


  *  *  *

もっとも、件のパソコンファームは、確かに倉庫はボロかったが、えらく忙しそうでしかもオープンなので逆にコソコソと不正をしていられる環境には見えなかったし、スタッフはド金髪だったりするものの礼儀正しく、よく教育されている感じだったので、俺は良い印象を持った。

2011年5月7日土曜日

野菜ジャワカレー

連休中はよく料理をしている。出掛けると混んでるし家で食いたいモノでも作って食って飲んでるのがよい。

2011年5月1日日曜日

釣り装備