2009年10月18日日曜日

イヤホンを新調

最近は通勤電車内では、文庫本を読んでいることが多いのだが、字を読む気にならない時などは、あいかわらずiPodで音楽を聴いたりする。

音楽に対するコダワリはだいぶ希薄な方だと自認しているのだが、聴く以上はそれなりに聴こえることが望ましい。

で。

iPod付属の白いイヤホンは以前から評判が悪い。確かに、ちょっと独特の音のような気もする。籠ってるというかウルサいというか、どこかで「アメリカンな音」という評を見た覚えがあるが、そんな感じ。コーラみたいなテイスト。でも俺はそんなに嫌いじゃない。コーラもハンバーガーも好きしな。

でもイヤホンはしばらく使っていると壊れるもので、その後、量販店で通りすがりに、2500円くらいでオーディオテクニカのインナー型を買った。白くてちょっとカッコいいやつ。

…これが、すっげえ音が悪い。低音が本当にないというか、高音がキンキンと耳障りというか。イコライザを使って相殺するようにして使っていたが、ある日、家の中で古いCDウォークマンに付属していたものが発掘されそれを使っていた。これも廉価モデルでまあ安っぽい音なんだが…。

で、それも断線したので、アマゾンで昨日これを買った。




レビューを見るとそこそこいい評価だし、なにせ980円!まあ、どう転んでも今まで使ってるのよりはいいだろう…と。

で、今日、さっそく届き(早いわマジで)、試してびっくり。

実にいいよ、いい!

まあ、もちろんコレより上はないなあ、というほどいいわけじゃない。少なくとも、もう1個持ってる6000円くらいだったヘッドホンの方が明らかに良い音だ。

でも、2400円のオーディオテクニカのよりは断然いい。つうかオーディオテクニカのが悪過ぎるのだろうが…。

少なくとも、通勤中に聞くためには何の不満もないレベルだと思った。1000円しないのになあ…。


ちなみに、買う前後に少し調べてたら、イヤホンでも「エージング」と言うことを習慣というのが一部に存在することを知った。

aging、慣し運転のようなものだ。しばらく大音量で鳴らしておくと、機械部品が馴染んで音が良くなるとか。

いまどき、クルマだって慣しなんていらない(少なくとも俺はクルマ買った時、ディーラーに不要と言われたし、説明書にもそんなことしろと書いてなかった)。

イヤホンが、ダイナミック式で、内部に空気振動を発生させるための”動作するもの”を保持しているとは言え、歯車やベアリングが入っているわけではない。

…結論、エージングなどというのは妄想だろうと思う。しかし、そんなことで延々と音が良くなったのならないのと騙れるマニアというのは幸せだろう。

俺も釣り道具や、まあ以前だとバイクの話なら、冷静に考えると論理的に実効性があるとは認め難い何かについて真面目に悩んだりもしてたから。多少は。


でも、自覚が必要だよね、自分は非論理的なことを言っているという。それがないとうざいわ。

2 件のコメント:

  1. いつも楽しく釣行記拝見しています。確かに、音なんて至極主観的な感覚ですからね。
    でも、何にでも、エイジングってあると思うなー最初はドキドキそのうちこなれて、最後は?
    生まれたばかりだと、なかなか実力通りとは、いかないものだと思います。
    ただ、イヤホンとは、思いつかなかった。
    思い込みと言うよりは、哲学?

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  2. これ書いて数日、私もなんとなくエイジングを感じました。
    ただし、これはむしろ普通に劣化の文字通りのエイジング。

    最初に前のダメなイヤホンと比べた時は相対的にすごく良く思えて、慣れたら妥当な感じ方に落ち着いたのかも…。

    慣しという意味のエイジング、実際に道具によってはあると思いますよ。イヤホンはないと思うけど…。

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