2009年10月24日土曜日

ニュースソースは書かない

なぜならば面倒臭いからだ。

たまたま目についたいくつかのニュースについての感想。風邪がなかなか治らず遊びにいけないから暇つぶし的に。


其の一 検察は怖い

これはいい意味で、です。
押尾被告、高相被告の裁判レポートを見て。「ノリで」なんて理由は許さねえ。と。




其の二 死刑は反対

どっかでまたアンケートして、大多数が賛成だと。

「被害者の人権はどうなる」という声が多いようだったけど、加害者を殺しても被害者の人権は回復しないだろ。それで回復するならば、逆に言えば、痛烈に傷つけられた、大事なものを奪われた、そういう人間が、己の権利を主張するために他人を殺すことに正当性がある、ということを認めてしまうことになる。

加害者を殺して被害者の気持ちが晴れるなら殺していい、というのは、とりもなおさず、本質的に加害者を正当化していると、俺は思う。だからダメだ。どんな理由があっても人は殺してはいけない。ならば、刑でも例外ではない。

…とは言え、俺が死刑に反対する大きな理由は、冤罪というものが必ず存在するからだ。この可能性というものが理解できない野蛮人の社会には死刑がお似合いだろうが、社会は進化しないといけない。




其の三 エコナが不健康だったらしい件

出荷停止?とはまた大仰な、と思う。だいたい、発がん性につながる恐れのある物質を含むくらいで出荷してはいけないのなら、スーパーの棚の大半は消さねばならないのではないか?有機栽培だの天然原料なら大丈夫と思っているバカがいるようだが、そんなことはない。自然のものでも発がん性も毒も、あるものはある。化学的な毒も、あるいは病原菌も。

狂牛病ブームの時に、みんなあれほど牛肉を避けたのに、いまはすっかり忘れて焼き肉ざんまい。それと同じだろう。パニクり過ぎだ。生き物はリスクを避けずに生きては行けない。無駄にリスクを背負う必要もないが、瑣末なリスクに拘り過ぎることはしばしば、より大きなリスクに目を瞑ることにつながっている。

とは言え、エコナは、「健康エコナ」だったから問題なんだろう。そもそも、サラダオイル自体、神経質になるようなもんじゃないと思う。摂り過ぎは毒だろうが、それなら摂取量や回数を減らせばいいだけだ。それを、過剰な健康幻想を付加価値にして売りまくったんだから、こういう場合こういうことになるわな。

…でもやっぱり、そもそもエコナくらいで健康になろうと、そんなものを当てにして縋っていた消費者が愚かだと、俺は思うけど。あるある大辞典の翌日にはブロッコリー売り切れとか納豆売り切れとかね…浅はかだろうがよ。

ちなみに、同じ理屈で、カロリーオフのビールとかもバカバカしいと思っている。カロリーが気になるなら、ビールを飲まないか、それでもビールを飲むならば、食い物を減らせばいい。その方が、ビールは美味いのが飲めるし金もかからないし、食事の手間や時間も節約できていいことずくめだ。


其の四 パソコン用メガネ

メガネがぼろくなって来たので買い替えようかと。パソコンを1日10時間くらいいじってる仕事だから、それに適したメガネってあるかな?と少し検索した。

あった。

まず、電磁波防止メガネ。…これは意味ないだろ。そういや、電磁波パニックも去ったのか…あれだけ氾濫していた電磁波防止グッズはすっかり日陰だな。そろそろ電車内通話も解禁して欲しい。


次に、「パソコン作業の特徴は、明るくて遠い画面と暗くて近い手元を頻繁に視線が行き来すること」として何か言っているものを見かけた。でも、それは、それでどんなアイテムが出てくるかを見なかった。だって、俺はキーボードは見ないし、手元の資料も見ない(資料はすべて画面の中)。そんなトウシロウではないわ。

結局、普通のを買おうと思う。でも、今掛けてるの5000円だったから、次はも少し良いものにしようかと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿