2009年11月29日日曜日

アンチホンダ

最近、通勤用の原付スクーター(スズキ Let's4)しか持っていないとは言え、俺はもう16歳以降15年を超える免許歴を持ち、その間、完全休止は殆どないという意味で筋金入りのライダーだ。

俺はコレクターではなくライダーであるから、同時に何台も所有することは望まないし、また頻繁に新車を乗り継ぐよりは選んだバイクを乗り潰すタイプだ。

とは言え、これだけ時間があればそれなりの台数に乗って来たわけだが、国内世界とも販売台数で圧倒的トップである我が国が世界に誇る二輪車メーカー、HONDAのバイクは、一度も買ったことがない。(例外的に壊れたゴリラを貰ったことがあるが、直して2ヶ月くらいで盗まれたので数える気になれない。)

ちなみに、トヨタのクルマも嫌いであり、買ったことないし買いたいと思ったこともないし、たぶん今後も買わないし検討もしない。

だけどホンダのバイク(クルマもだけど)は、別に嫌いだったことはないのだ。ないけど、欲しいと思ったこともなかっただけだ。品質にも性能にも文句の付けようはないといつも思いつつ、趣味性を求めた時に何かが足りないと感じた、そういうのが理由だ。

何と言うかね、ホンダには「これでなきゃダメだ」というポジティブな購買意欲が持てないんだよ。消去法では強いのだが。


HONDA CBR600RRは速いし乗り易く品質もいい。メカ好きを唸らせる最新ギミックも搭載し、かといってホンダならば最新テクノロジーも安心感があるし、そして外見も、誰が見てもカッコいい。きっとそうだ。でも俺はニンジャ(Kawasaki ZX-6R)を買った。

後から見ればロングセラーになったHONDA AX-1ではなく、インパクトだけ残し短命に終わったYAMAHA TDRを選んだ。

どう見ても低価格かつ安定性能、見た目もシンプルで上品なHONDA トゥデイではなく、変なデザインのSUZUKI レッツ4を買った。

少し前に中古の中型を探したときもHONDA CB400SFの上玉を蹴ってボロいYAMAHA XJR400を選んだ。

そう、ホンダだけは選ばなかった。避けていたというより、惹かれることがなかったのだ、本当に。



そう言えば、クルマの時も、価格やスペックをいろいろ見比べて、HONDAのシビックやフィットが候補に上がったことが何度かあるが、結局これも、「いいクルマだけど俺は欲しくない」となった。

そんな俺の、政治に気触れた老人の心のように頑な俺の心を少しだけ溶かす事件?が2つあった。

会社の後輩に、HONDAのクルマをこよなく愛する男がいて、フィットのマニュアル車をカスタム(盆栽派)して喜んでいたのだが、その彼が自爆事故でクルマを壊し、買い替えたいと言う。

そして彼が欲しいというのが、シビック TYPE R EUROというモデル。彼がいくら熱く語っても正直興味なかったんだけど、たまたまサイトを見て、唸った。これはイイなあ。今乗ってるのがBMW 1erであるくらいだからして、そもそもスポーティなハッチというのはツボだし。まあ、やたら出力の高いクルマに乗りたいという欲求もないし今のクルマは非常に気に入ってるので、実際乗り換えようとは思わないが、しかし今までのホンダ車には感じなかった魅力を感じた。「EURO」なせいかも知れないけど。

そしてもうひとつ、こっちはバイクで。





まあ、いろいろな伝説を知ってはいたんだけど、すごいよやはり。

2009年11月22日日曜日

ミルクコーラ

久々のグルメネタ。ミルクコーラです。

《レシピ》
特に冷やしたりはしてない常温のグラスに氷を入れ牛乳を半分くらいまで注ぎ、コーラを勢いよくグラスいっぱいまで注ぎます…て、いちいち言うほどのもんじゃねぇか。

前から、想像すると一瞬不味そうに思えるがよく考えたら実はうまそうな組み合わせシリーズとして気にしていたのだが、今日、昼飯時にタイミングよく思い出し、遂にチャレンジの運びとなった。

味は…。


ウヒ。考えた通りイケてたわ。午後に大きなグラスでもう一杯飲んでしまった。

そう、よく思い起こせば美味いはずなんだ。
牛乳とコーラと言うとなんか違和感ありげだが、「コーラフロート」の後半にアイスクリームが溶けた状態と考えたら、ファンには堪らんくらいだろう。

いやー、これ気に入ったわー。

2009年11月16日月曜日

知恵袋なんてのは所詮は皺袋程度の

風邪で会社休んだ。
おかげで三連休だワッショイ!

土日月と、完全に寝込むほどじゃないけど元気に外出できない日々を漫然と過ごしていて、何をしてたか記憶が曖昧なんだけど、この間にテレビで妙ちくりんな番組を見た。

なんか、Yahoo!知恵袋とか教えてgoo!とかOKWaveとか、そういう知恵袋系のサイトから面白いネタを拾ってきて、VTRを作ってクイズ仕立てにするっつう。
タカアンドトシだったかが司会で昼頃にやってたのかな…微妙に今風な知識系バラエティなんだが微妙に洗練されてなくてやはりゴールデンタイムには無理だな、って程度のクオリティ、という印象。


ま、ともあれ、番組はさほど面白くない(が、昼の番組としてはそこそこマシな程度)なのはいいとして、そういったサイトがまあ、随分前からだけどやっぱり流行っているなあ。と。

普通に何か調べようとGoogle検索してても結果にひっかかってくることも多い。

みんな勉強熱心?だこと…。

と、思うが。

見ていると、見るに堪えないやりとりも多い。バカなんじゃないかと。

まず、質問がそもそも「それは他人に質問するようなことか?」ということがしばしばある。「皆さんはどう思いますか?」って質問は、知恵の問題じゃなくてアンケートだろ。教えてって言葉を広く適用し過ぎだろ。ま、運営者としては賑わえばそれでいい、なんだろうが。

次に、回答がバカバカし過ぎることがまた少なからずある。

例えばこんな質問。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1412408674?fr=rcmd_chie_detail
「ペットボトル緑茶に添加物が入ってるか?」という趣旨の質問だと思うが、質問の仕方も間抜けだと思うし、添加物ならボトルの裏に書いてあんだろ、とも思うし、まあ、そう、程度の低い質問だとは思うがそれはいいとして、何かわかったような事言って回答している連中がまた絶妙に微妙。

登場する誰ひとり、「酸化」と「腐敗」の違いにすら気づいていない愚かしさ。添加物、薬品という単語の意味すらわからずに、「世の中が悪い」という凄まじい飛躍。

上記はまあ、たまたま見かけたから例として貼っただけで、特別に酷い例なわけじゃなく、よくある程度の酷い話だ。



それから例えばこんな。
「バイクの技術はクルマに比べ遅れているのはなぜ?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1320841463

回答は、多少言い方に刺も目立つし、中には誤謬もあるものの、ある程度は事実を明確にしている。つまり、質問者が指したバイクは、クラシックさが売りのものだから古いままなだけであり、バイクに関する技術自体は進んでいると。でも、質問者はそれらの回答を完全に無視して、憶測でもっともらしい理由をつけて自分の発想を支持した回答を「ベストアンサー」に選ぶ。

つまり、質問者は質問したいのではなくて、自分で、あることを思い付き、それがきっと事実だと思い込みたくて、それをサポートしてくれる意見を募集しているだけで、最初から他人の意見など聞く気がない。質問の場としてこれを使う気はなく、質問した体裁をとって自己満足を得るためだけにこの仕組みを使っている。

これも、いまたまたま目についた例をあげただけで、しばしば見かけるパターンだ。


他にも、質問者回答者ともに、あまりにも思い込みで語り、同じ単語をそれぞれが勝手に自分の狭義な解釈で語り(当然議論はまったく噛み合っていない)、短絡的に断定し、意に添わない相手を当て推量で貶め、まあ本当に「知識」なんて言葉とは縁遠い話の多いこと。

そういう風に楽しむものだと言われてしまえば、そうですかとしか言えないが、少々、勝手ながらガッカリさせられるものがある。こんな連中ばかりなら、そりゃあ世の中は生き難いわな、と。



ま、そうは言っても、俺自身もIDは持っていて、過去に何度か質問をし、その時はとても有意義な回答をしてもらえている。だからこの仕組み自体がそう嫌いなわけじゃないんだけど。

2009年11月15日日曜日

MacBookにFTPクライアント

OS付属のFTPクライアントは、ダウンロード専用なのでたまに困る。

ほとんど困らないがたまに。その昔、Web1.0的時代に作っていたいくつかのホームページ(ブログではない、ホームページ)の内容を、少しだけ変えるような必要に迫られた場合などだ。

WindowsならFFFTPとかWinSCPと相場が決まっているだろうと思いつつ、Macでは…過去にいくつか試したが、どれも使いにくかった。

そんな中、こんなの発見。

FireFTP
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/684

なんと、FireFoxのアドオンでFTPクライアントを実現している。普通に、ローカルとリモートの一覧が出てくるような。いつも使ってるFirefoxでそのままファイル転送も出来るお手軽感がたまらない。

ちなみに、

「Mac OS XでFTP?…ターミナル開いてftpコマンド打てばいいだけだろ?」

という硬派な意見は却下。以前は、ホストを選択してログオンするシェルを用意して使っていたのだが、それもめんどくさいからこうしてツールを探しているのだ…。

2009年11月8日日曜日

吾唯足知

俺は酒はあまり強くないが、好きな方だ。しかも家で飲むのが一番好きだ。

で、家で飲むのは、基本はビール類か、ウイスキーか、あるいは焼酎。清酒とワインは盆暮れ正月のようなイベント時しか飲まない。実際には盆は何もしないから飲まないけど。

焼酎は甲乙ともに飲むが、頻度として焼酎は低い。前に買った、安いわりに飲めるという評判を見かけた「七夕」が、俺としてはイマイチで、そうなるとなかなか消費が進まず、随分と時間がかかった。

先日、ようやくほぼ空になったので、新しい芋焼酎をと思い買ったのがコレ。




「吾唯足るを知る」と読むそうな。漢字の「口」を中心にしたロゴが面白いし、意味としても、良い名前だ。ということで、とりあえずネットスーパーで買ってみた。届いたら箱が随分と立派で、よく見たらちょっと高かった。まあ、ちょっと。3500円くらい。まあ、そんなガブガブ飲まないから許容範囲だな。

で、味なんだが…。

1回だけ飲んで、不味くないことは確認したが、ビール飲んで酔って飯食って満腹で飲んだから、イマイチ味がわからん。不味くはないか、くらいしか。

…今度の週末にでも味わってみたら追記すっかな。

*   *   *

追記。

普通に美味い。
芋臭くはない。だから芋臭いのに慣れてしまっていると「味が足りない」と感じてしまう気がする。
だけど、芋焼酎だからと言ってそう芋の味を前面に出すこたないやな。

正直、七夕と、その前には一刻者を飲んでいたから、当初これを飲んだときは「味がない?」と思ったところもあったのだが、先日久しぶりに刺身のともにロックで飲んで、ナチュラルに美味かった。
さっぱりした味とほどよい甘さ、芋とは感じない程度の芋臭(甘香ばしい?)で、刺身の生っぽさを口から洗い流すような。上品な味だ。

でもまたビールの後だったんだよな…。今度こそ素面で飲むかな。

2009年11月6日金曜日

ボウモア12年飲んだ。

BOWMORE。

我が家では、食料品の買い物もネットだ。日曜の夜に妻がヨーカドー(のネットスーパー)で買い物するから欲しい者があったらカゴに入れとけというので、酒を物色していたら、気になったので買ってみた。

シングルモルトのスコッチで、いわゆるなんつうかアイラ島だ。姶良じゃないよ。姶良は焼酎だ。

販売元のサントリーによればアイラモルトの女王

スコットランドの古いメーカーらしいが、サントリーに買収されたとかで、だからスーパーで買えたりするんだろう。

届いてみたら箱入りで、随分と立派だった。2000円くらいだったのに…と思ったらハーフボトルだった…。

で、休みの日にでも飲もうと思っていたのだが、今日は、俺に似てビビリ屋で知らない場所(自宅リビング以外のすべて)に行くと腰が抜けて立てなくなってしまう可愛い愛娘が、買ってあげた靴を履いて初めて屋外を歩行したとか言うことで目出たい気分になり、平日ながら味見してしまった。

うまいコレ。勘違いして買ってしまったが意外と高かっただけある。(ちなみに俺の守備範囲は本来、「洋酒清酒焼酎は1本2000円以内」)

いい感じの煙たくない煙さ?、微かな塩っぱさ、ほどほど甘くて総じてマイルドな感じなような。ドメスティックなウイスキーとは明らかに違う系統の風味に思えるが、とりわけ強烈なわけでもないので飲み易い。

ハーフロックで飲んだが、もうちょっと濃くして飲みたい気がした。まあ、ビールも飲んだし明日も仕事ですから、やめとくけどさ。