手取りで月々6万円くらい。平均的な若夫婦の世帯収入だそうだ。
俺の月給の数分の一の貧相な給料だ。あー、日本は豊かだなあ。中国人の庶民なんて貧困だなあ。
・・・と見せかけて。
D3000を買って2本目の交換レンズは社外品にした俺に対し、月給6万円の中国人夫はD90に純正レンズ5本。圧倒的に敗北している。
テレビ、エアコン、冷蔵庫、すべてウチよりずっと高級なものを使っている。もちろん、ローンで買ったわけでもない。2DKとはいえ98平方メートルの分譲マンションというのも、2LDKで71平方メートルの賃貸マンションに住む我が家よりずっと立派だ。おそらく設備も含めて。
クルマだけは奴らが日産現地法人のティーダなのに対しうちは新車で買ったBMW 1シリーズなので辛勝を収めたというところか。あぶねえ。
・・・物質的だと言ってみたって、同じデジタル一眼、冷蔵庫、エアコン・・・なら、高いものを普通に手に入れられる方が、その意味では「豊か」だろう。
それ以外の意味の精神的な面については、記事の中国人と自分を比べる物差しを俺は持たないから、ドローとしか言えないし。
いやー。ほんと、あっちの国では給料がウン万円だから、みたいな尺度では、豊かさというのは測れないものだね。
(もっとも、中国人で、同じくらいの収入の人がみんなそんなに消費生活を謳歌できるわけでもない、という落差もあちらの国の事情らしいが)
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