2010年4月29日木曜日

期待していたがやはりイイね確かに。

今日は朝4時に起きて釣りに行ったのだが、そこでLumixを硬い岩盤に落とした上に水没させたり、最後にロッドを折ったりして、日暮れまでやろうかと迷っていたのだが強制終了で昼過ぎには帰途についた。

釣り自体はまあ面白かったのだがそれは別のブログに書くとして、ともかく、思いの外早く帰宅したせいで、夕方に受け取ったマイ・ファースト・デジタル一眼レフ、Nikon D3000(+ Nikkor 35mm F1.8)を少しだけ弄ることが出来た。

送信者 D3000


釣りの片付けなどを終えてから、そそくさと開封し、説明書は開封せず、ともかくオートで撮影してみた。

カシャ、というミラー機構の手応えと、覗いたファインダーが一瞬暗転する感覚がいかにもだ。…ミラーレス機というのもあるわけだが、俺はまだこの手応えに魅力を感じてしまう。

ちなみに、上の写真は当然、D3000では撮影してない。今朝、箒川で水没したLumixで撮影だ。防水でも耐衝撃でもないはずなのに、1.5mほどの高さからコンクリ以上に硬そうな岩盤に落ちて滑って水没(数秒)しても、何事も無かったかのように撮影できるLumixは凄いと思う。やはり丈夫だ。

さて、順番は前後して、開封前の箱。



これもLumixで撮影。


くらだらないモノを撮影するな、と言う所だが、続いて開封後の箱。こちらはD3000で撮影。




どうだ!全然違うじゃねえか!

ま、どちらもカメラの(画質上の)最大性能を出してはいないのだが、普通の自動で普通に撮影。条件としては外は暗くて、部屋は蛍光灯だ。iPhotoで取り込んだが画質調整はしてない。

オートホワイトバランスの具合が実際より+と—にブレてるのを置いておいても、やはりD3000での方が陰影が鮮やかだと思うのだが。ま、そうでなくてはカメラ持ってるのに買った甲斐がないからな。



K-xを買って俺にも早くデジイチを買えとしつこかった旧友、ひろしの試し撮り写真に対抗して俺もギターを撮ってみた。

送信者 D3000



まあ、絵的には絵とも言えないアレだが、良いなこれ。

全然弾いてないせいで積もった埃までばっちり捉えつつ、すぐ後ろに置いてあるこれまた全然乗ってないMTBはしっかりボケている。しかもこれ、夜に部屋でストロボも三脚も使わずに普通に撮ったもの。
激烈お買い得のダブルズームセットを蹴って、ボディ+解放絞りf1.8の単焦点レンズをチョイスした自分のセンスに深く頷いてしまうぜ。


調子にのって、ザッキーも撮影してみた。

Picasaでサムネイル化される段階で結構な画質の劣化があるが、原本はもっと自然な色になっている。

はやく、屋外の自然光の下でいろいろ撮ってみたい。

…ただ、さいたまの住宅街でどれほどめぼしい被写体を見つけられるのかが疑問だが、まあ、それこそセンスの問題だということで…連休中は出かける予定もないので、いろいろ撮ってみようと思う。

2010年4月28日水曜日

Nikon D3000 買ってキャンセルして(中略)買った

というわけで遂にデジタル一眼レフを買ってしまった。いやっほう。

いやー、迷ったなあ。

機種は全然迷わなかったんだけど。缶ジュースを買う時は自動販売機の前で迷って固まってしまう俺だが、こういう場合は意外とすんなり決断できるのがウリで。

去年の春か秋かな?にデジイチの検討をした時から、ニコンのを買おうと思っていた。理由はまあ、やはり小学6年の時にお年玉と貯金をはたいて一眼レフを買った際、ニコンF401が欲しかったのだが1万円なんぼか届かなくて諦めたという無念があるから、というか、その頃のモデルから続くニコンのプロダクトデザインが俺の琴線に触れるから、というか。

正直、どのメーカーにしてもエントリーモデルを買うのは決まり(予算と熱意のバランス上それが既定だ)で、何はともあれまともな一眼レフであれば、素人が使うにはどれを買ってもまあ十分なものだろうということで、まじめに詳細は検討してない。一応、ニコンのサイトでスペックはざっと眺めたけど…。

さて、機種は決まっていざ購入、ということでAmazonにGo。そこまでは順調だったのだが。

当然のようにレンズキットを買おうと思って探すと、なんと38500円とかって想像を超えた安さ。さすがAmazon、たまに激安。と思ったのだが、在庫が…1週間〜3週間と。

1週間なら待てるが3週間は…いや、連休中には欲しい…などと考え、あれこれ見ているとなんと、ダブルズームセットも49800円くらいではないか。

18-55mmの広角寄り標準ズームと、55-200mmの望遠ズーム。これだけあればおよそ大抵のシチュエーションはカバーできる。バラで買えばとてもこんな価格では買えないし(セットでも他ではそうそうこんな価格は買えない)、これはともかくWで行っとくしかないか?

と、しかし、これがまた「一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。」とかって微妙な在庫状態。

しかし、このお得さは逃せないと、とにかく購入してみた。

普通、Amazonは在庫がない場合は購入が出来ない。あくまでも「一時的に」なのであれば、買っておけば随時順番が来るのかなあ、なんて期待して。

だが、期待に反してというか当然というか、手配の気配はない。…って、数時間しか待ってないから当たり前ではあるが…とにかく、はやくも痺れを切らしてしまい、俺は仕事の合間にこれをキャンセルしてしまった。


で、代わりに楽天で、5万円ちょいで売ってる店を見つけたのでそれを買おうとしたのだが、これが…いざ購入しようとしたらカード決済は出来ないし、やたらめったら「返品は受け付けません」みたいな文言が強調されていてなんか腹が立って来たので、買うのをやめて再度、Amazonで購入。


…してみたものの…どうも、やはり待つ気がしない。

それで悶々としていると俺の中にある問いかけが生じて来た。


「そもそも、そんなにズームレンズが大事か?」

本体のみであれば、Amazonの格安在庫(レンズキットより4000円ほどしか安くないが)がある。

Wズームは人気があるらしく、どこでも品薄のようだが、しかしだ。俺がなぜ一眼レフを買おうと決断したか、何をまず撮ろうと思ったか。それを改めて考えると。


もちろん、少年時代の趣味である写真に、デジタルでブーム再燃といったところのご時世に乗っかって今一度…というのはある。が、決定的なのは、やはり可愛い愛娘、ザッキーの写真を撮るために、だ。

手持ちのコンデジ、Lumixでの撮影で、まあそれなりに撮れるのだが、どうも肉眼での印象と写真の印象が違う。すべてを機械のせいにはしないが、やはりもっと自然な描写が出来る機械が欲しいと思ったのだ。

なぜ印象が劣化するか。思うに、ひとつは単純に解像度。それから、暗さ。明るい屋外はともかく、まだ1歳のザッキーは室内でこそリラックスしている。これをフラッシュなしで撮るという光量的に不利な状況で、いかに「ライカの眼」とか言ってもコンパクトの限界を感じる。
それから、画角。これは、ズームで調整すればいいのだろうが、Lumixの広角寄りの画角で撮るからか、どうも頭でっかちになったり、逆に無駄に小顔になったりする写真が多い。

そういったところを打破?するためには、廉価版のズームレンズより明るい標準レンズだろうと。

しかも、ニコンの標準単焦点レンズ、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gはなかなか評判が良いらしい。


そう、かつてF401が買えなくて買ったオリンパスOM-10にもZuikoの50mm f/1.8(Nikon DX換算だと35mmほど)を使っていて(というか最初それしか持ってなかった)、それで多くは事足りていた。中古で買い足した中望遠ズーム+テレコンバージョンレンズがあったが、自分なりに良い絵だと思えたものはほとんど標準で撮ったものだった。

…ということで、再度Wズームキットをキャンセルし、ボディ単体と35mm単焦点レンズ1本で買い直した。本体、レンズとも結構値引かれていたが、それでもWズームセットより1万円ほど高くなってしまったのが不思議だ。セット割引が効いてるとしても、ズーム、しかも2本よりも単焦点1本が高いなんて。
が、つまり、このレンズにはそれだけの、焦点距離では表せない価値があるのだ。それでも、”廉価な”レンズのはずではあるが。

で、マニアックなチョイスが功を奏して即納になったので、もはや俺のD3000は流通ルートに乗っているはず。

うむ、楽しみだ。連休中はあれこれ(と言うほど撮る物を探すのも実はしんどかったりするものだが)撮ってみよう。


ちなみに、単焦点レンズの魅力を雄弁に語る記事を見つけたのでリンクしておく。

単焦点レンスの魅力


標準ズームを35mmに合わせたのとは違う描写力を発揮させて、Pentaxを買って早々に意気揚々に望遠が必要だとか宣ってるひろしにNikonと標準レンズの力を見せつけてやろうと思う。うん。



しばらくこれでザッキーやら何やら撮って、気が向いたら社外品の安いズームでも買おう。安いズームを買ってよく使うようなら、次に高いズームでも買おう。







2010年4月26日月曜日

メイド・イン・ジャパン

今日は、午前はザッキー(くどいが1歳の愛娘である)と近所の子供どうぶつえんに行き、午後は少し散らかっている家を片付けたりして過ごした。

なぜか受験してしまった情報処理技術者試験も先週終わり、体調もやや下痢ながらどうにか崩していない久々の週末、釣りでも行ったらいいのだが、どうもそのテンションがない。行きたくはあるのだが、なんつうか、心の準備が出来てない?というのともちょっと違うか、物理的な準備が出来てないだけかも知れない。

ともかく、片付けをする中で、カーテン買ったり、玄関に散らばる工具が気になったり、まあいろいろある中でガムテープを買いに寄った島忠で、いかした工具箱を見つけて衝動買いした。

ばばん!



トラスコ中山ツールボックス。な?ただのスチール製の箱なんだが無駄にカッコいいだろ?

まあ、俺が持ってる工具はバイクや自転車のメンテナンス用といいつつ、メンテナンスは大嫌いで、いやいや少しの調整をやるための少しの工具しか持ってないから、この箱に皆収まってなかなかいい案配だった。

工具箱コーナーには、同じような価格でもっと間仕切りの多い機能的な感じの樹脂製のものがあったが、この古臭い”かつて機能的だった”ことを強く思わせる、職人という言葉によく合いそうな、そんなデザインがアマチュアの中のアマチュアである俺にはかっこ良く思える。…本当のプロもまだこの箱好んで使ってんのかね?錆びそうだし、実用上のメリットはあまりなさそうだけど…。

だいたい、最近のMADE IN JAPANというのは最近は得てして何かどこか寂しい。なんつうか、日本車に追いつかれ追い越され完全に遅れを取っていた頃のイタリアンバイクのような、もう伝統とか精神論とかスピリットとかそういうものでしか勝負できないという寂しさを感じさせる。

が、そうは言ってもこのトラスコ中山のツールボックスは、何かそういう寂しくなる前の力強いMADE IN JAPANを感じさせ、その最後の残照のようで、ああ、やっぱり切ない。


ま、それはそれとして、上の写真、愛用のLUMIX DMC-FX33でのもの…と、型番は今ボディの裏面にあるのを読むまで忘れてたが…、レンズ筒には誇らしげに「LEICA DC VARIO-ELMARIT」の文字が輝く、しかしいわゆるコンデジでの撮影である。

LUMIXは2台目で、気に入っているのはコンパクトさと操作性、そして意外と丈夫な点だが、画質もコンパクトの割には頑張ってると思う。ちなみに上記のも最悪画質(VGAサイズ)だから、もっとよくはなる。

とは言え、その画質にも、まあ自分の腕は棚に上げてのことではあるが、最近は不満を感じもする。

不満を感じる要因の1つはこれだ。





最近俺になついてますます可愛いザッキーを撮影するにおいて、描写力の不足を感じる。まあ、この写真は「コップ重ね」を普通に積むことに飽きたザッキーのクリエイティブな作品を記録がてら撮ったものだからともかく、例えば今日の午前、晴れた屋外で撮影した写真というよりむしろポートレートなんかで、どうも実際の光景に対して平板な印象になってしまう。

LUMIXはコンパクトなりに良いと思っているが、一眼レフが、最近は廉価になったこともあり気になって仕方ない。

そもそも、小学校を出る頃はOLYMPUSの一眼レフ入門機、OM-10で鉄道やら何やら撮影していた俺であるから、ともかく一眼の描写力はコンパクトとは一線を画しているということはよく知っているつもりだ。

娘の写真も撮りたいが、それ以外も撮りたい、というか、今一度、趣味的に写真を撮ってみたい気もしている。

どうしようかなー。

ゴールデンウィークもこれと行って旅行の予定もないことだし、どかーんと買いたいなあ。…つい先日にXactiを買ったばかりだというのが引っかかるが、あれはあくまでムービー用というか記録用というかだから用途違うし。

ちなみに買うならNikonと決めている。OM-10を買ったとき、本当はNikonのF401というモデルが欲しかったのだが、お年玉と貯金の総力を上げても若干及ばずで諦めた経緯がある…からかどうかは自分でも定かじゃないのだが、ともかく、しばらく前にデジイチを検討し始めた頃からそう決めているのだ。

今のラインナップだと、入門機はD3000か。うん、これで十分な気がする。欲しくなってきた。




2010年4月21日水曜日

シェーバーを新調 BRAUN Series 1

先日、朝ヒゲを剃ろうとしたらシェーバーの網刃が欠けていた。交換も出来るが網刃は結構高いので、いっそ買いかえることにした。

で買ったのが、BRAUN シリーズ1 ”190”だ。


もともとシェーバーはブラウン派。ヒゲがなんとなく生え始めた学生の頃、まだ毎日剃るほどじゃなかったから親父のひげ剃りを拝借していたのだが、それで気に入ってからブラウン一筋である。

…と言っても、実はそれほど熱烈にこのブランドに惚れ込んでるとかではないのだが。

買い替えにあたり、最近人気らしいPanasonicのラムダッシュにでもしようかと思ったりしたが、高いし…高いし、高い。

まあそれなりの期間、毎日使うものだから多少は出してもいい…とも思うのだが、風呂でひげ剃りできるとか、なんか変な洗浄装置みたいのとか、4枚刃とか、何だとか…そもそも全然欲しくねえ。

ラムダッシュに限らずブラウンなどもそうだが、だいたいがオーバースペックなんだよ、と思う。ま、ヒゲの生え方は使い方によるのだろうが、少なくとも俺は、

  • ヒゲは朝一度しか剃らない
  • 風呂では剃らない。朝風呂派じゃないし、ふやけてると剃り難いし。洗顔前にプレシェーブローション付けて剃る派だ
  • ヒゲは鼻の下と顎しか生えない。頬全体に生えるタイプじゃない。
  • あまり剛毛じゃない。髪も柔らかい方だし…。最近あご髭を伸ばすことがあるが、我ながらソフトな手触りだ。
  • まあ、しかしとりわけ薄い方でもなく、毎日しっかり剃る必要はあるが、濃い方でもなく、自分では並だろうと思ってる。
で、なお実感として、風呂で使えるとか4枚派とかいらない。

だいたい、今まで使ってたのも2枚刃だが、なぜ2枚あるのかわからない。「くせヒゲトリマー」とかあるけど、毎朝剃ってりゃそんな伸びてないからクセとか関係ないし、伸ばした時はクセとか以前にシェーバーでは剃らない。

というわけでいつも、シェーバーってのは無駄に多機能で、そしてデカくて重いと不満だった。だが、あまりに安いの買うとそれはそれでよく剃れないし、また良く切れないせいか肌が荒れるので、仕方なくデカいのを使っていた。

ところがだ。

このブラウン シリーズ1。Amazonで発見したのだが、実に俺の希望に合っている。

1枚刃でトリマーもないから、小さいし軽いし、その上に安い。付属品もコンパクトだし電池も持ちそうだ。

しかしその1枚刃はしっかり、最新の異刑網刃を装備していて、十分な能力がある。

旅行や出張で、シェーバーが重いのを嫌って持っていかないと、カミソリでヒゲを剃る羽目になり、結果として旅行の二日目は顎から血を流しているか腫れているか無精髭かということが多かった(肌が弱い)が、これで安心な気分だ。

実際、ほんの一回り小さく、ほんの数十グラムか軽いだけだが、この差は大きい。そして何より「余計な機能がない」のが実に精神的に快適だ。

いいものが見つかってよかったよかった。


2010年4月14日水曜日

また喧嘩?だよ

どうなんだろうね。

普通に生活しているが、どうも電車内の喧嘩騒ぎに出くわす率が高い気がして仕方ない。一度も遭ったことがないという友人もいるが、俺は今年だけでも3回くらいは遭遇している。

もっとも、俺が直接巻き込まれているわけではない。

ただ、同じ車両で、数m先で何か騒ぎが起きてるだけだ。

今日は、40くらいのサラリーマンに、どうせくだらない切っ掛けなのだろうが、20そこそこの酔った小僧が罵詈雑言を浴びせ、「ぶっ殺すぞ?あ?ぶっ殺してやるよ!なあ!ぶっ殺すぞ」と30回くらい繰り返していた。

…うるせえよ。殺すならさっさとやればいいだろ。何回予告したら気が済むんだよ親切だな。本当にうんざりするし、ガンジーの如く無抵抗に沈黙しているらしい相手に腹立ち半分同情半分で、もう苛々するのなんのって。

今日は仕事をなかなか頑張り、気分良く帰宅していたのに台無しですよ。

顛末は、次の駅で誰かが車掌に知らせ、その小僧だけ駅警備員に確保されて電車は出発したのだが、車掌が見に来て、警備員を呼びに戻り、警備員が来て、電車が出発するまでの間、小僧の身柄を確保していたのはどう見ても50過ぎの一般乗客の紳士だったのが印象的だった。

俺の知る限り、JR東日本の駅警備員というのは、基本的に木偶の坊であり、こういうケースではただ「あーめんどくせー、かかわりたくねー」と思ってぼーっと立っているだけであるというのはデフォルトなので、驚くには値しない。


…ところでこういう場合、隣のドア程度に離れたところにいた俺としてはどうすれば良かったのだろう。この、帰宅しても残る苛々感を解消するにはどうすればよかったのだろう?

こうすればきっとスカッとしたろうな、というのは当然簡単で、殺す殺すと騒いで暴れるわりにはパンチのひとつも出やしない口ばかりのチンピラ小僧を取り押さえるのに参加し、どさくさに紛れてミゾに膝でも入れてやればよかったのだ。
だが、そんなことにチャレンジして失敗すれば今度は俺がそいつとガチで格闘しなければいけなくなるわけで、正直、パンチの2、3発はもらってもいいし鼻血くらいならくれてやってもいいが、5万円した眼鏡を壊されたくないし、第一、そこまでやったら俺も捕まりかねないわけで、社会的制裁を食らってしまう恐れが大きい。

他人の、大人の男が、絡まれていると言っても実際殴られているわけでもない状況で、そこまで俺がリスクを被り干渉するのが賢いことか?必要か?物事はサラリーマン金太郎のようにうまくはいかない。

その程度のチンピラ行為を「見捨ててはおけぬ」と世直しを始めたら、そりゃキリがないし身が持たないしむしろこっちがチンピラだ。

そうは思うのだが、どうにも、見過ごして良かったのかなあ、とやりきれない。だから喧嘩は嫌いだ。いや喧嘩もどきか。大人の口喧嘩など。


ちなみに、JR東日本の駅警備員をボロクソに書いたのは訳がある。

6年ほど前、帰宅の終電で俺自身が絡まれたことがあったからだ。開いたドアの目の前にいる駅警備員に、訳もなく因縁つけられて絡まれているとつげ、相手を押し出したが、駅警備員がとった行動は…

なんとびっくり、そのイカレチンカスチンピラを車両内に押し戻しやがったのだ。「はいはいわかりました、いいから乗ってください」とか言って。

あのクソ野郎。思い出すに腹が立つ。チンピラでなく警備員のほう。目も合ってないのに目があったの見たのぶつかったの(触れてもいなかったのに)言われ、臭い息を吐きかけられ途方にくれている善良なる乗客の訴えを!もう、なんのためにいるんだと。なんのための警備かと。なんで給料もらってんのかと。

絶望した俺は自己解決しかないと悟り、しつこくうるさく絡んでくるその男の顔面に渾身のストレートを放ったものの、交わされた上に組み伏せられ、さらに他の乗客に取り押さえられる憂き目に遭った。

さんざんだよ。屈辱だよ。ワイシャツ破れたしよー。


降りて駅舎に行き、警備員の対応を駅長に抗議したら、これまたあからさまに「どうせお前がふっかけたんだろ」目線だよ。

俺はあれから、JR東日本の職員は等しくウンコであるとしか認識していない。本当は乗りたくもない。…今度、私鉄沿線に引っ越そうかな。もし関係者がこれを読んでいて腹が立つと思うなら、今後はその事なかれ主義を改め、もう少し真面目に人の話を聞け。




話が逸れたが、そう、そういうこともあり、俺はもう本当に暴力が嫌だ。関わりたくないという気持ちで一杯だし、一方で見てしまえば許せない気持ちで一杯だ。それで葛藤するのが苦しくて、ますます暴力が嫌だ。

だから少なくとも、次に俺か俺の身内に絡むヤツが現れたなら、その時だけは、絶対に許さない。外さない。それだけ決意して、今日は寝て、明日からまた、5年目になる空手の修行をしよう。そうとも。そうだな。風邪とか言ってないで。よし。なんかネガティブなやる気が出て来たぞ。

ネガティブ志向は俺としては健全だ。いい傾向だ。

2010年4月12日月曜日

また風邪をひいてる

ここのところ、2週間に一度以上のペースで風邪で体調を崩している。

高熱が出るでなし、たいしたことはないのだが、鼻が出たり喉が痛かったり頭が痛かったり、何かの症状とともにだるさが出るので、何も出来ない。

近々受ける資格試験の勉強もしなくてはと思うし、釣りにも行きたいし、体を鍛えたいし、子どもと遊んでもやりたいし、部屋は片さなきゃいけないし、仕事が遅れているから出来ればいっちょ休出でもしてリカバリーしたいし。

何から何までタスクが山積みに思えるのに、結局何一つできず週末はほとんど寝込むだけ。危うく人生に絶望したくなるところだぜ…。

なんでこんなに身体が弱ったのか、実は鬱か出社拒否かと勘ぐりたくもなるが、よく考えたら俺は子供の頃からあまり丈夫ではなく、小学校も中学校も皆勤賞とは無縁、というかけっこう欠席が多かったのであった。

高校はいくらかマシだったかな…いや、それでも3月と空けずに休んではいたと思うし、大学は休みが曖昧だから助かったが、最初に入った会社ではいつも有給が不足していた(半分は釣りとかで半分は風邪で)。

むしろ少し前の一時期が例外的に体調が良かっただけかも知れない。

埒が空かないので、このくらいの風邪は無視する方向で対処してみることにした。

2010年4月8日木曜日

ベネッセのDMは何かの規制に引っ掛からないのだろうか?

一歳の娘向けに毎週のように豪華マンガ冊子・ふろく付きダイレクトメールが送られてくる。

これが毎回、「最後」「ラストチャンス」「今ならまだ間に合う」と言った何らかの最期通告を突きつけてくる。

概して、今月に申し込みをして教材をもらい、子どもをしつけないと、子どもの人生が先行き真っ暗になる…と暗に示唆する内容。

不安の中、初めての子育てに疲れ気味の妻は、既に半分暗示にかかって、「こどもちゃれんじ」をやってないので発達が遅れていて、このままじゃオムツも卒業出来ず虫歯だらけになると狼狽えている。

DMに載ってる教材、無益ではないにしろ画期的には見えないし、まして唯一無二の学習メソッドであろう筈がない。

実際、少なくとも75%の子どもは「こどもちゃれんじ」をやってないというデータがあり、彼らが一様に平均以下の発達しかしていないことはあり得ない。

にも関わらず、毎度まいど、あたかも「こどもちゃれんじ」をやらないと子どもが成長において著しい不利益を受けるかのような内容のDM…やはり悪質だと思うのだが。

中高生向けの「チャレンジ」とかで、これで頑張ればいい大学行けると宣言するのまではセーフだと思うが、子を想う母親の不安につけこむ姿勢は…如何なものか。

日本酒のツマミって何だ

2010年の俺は日本酒を飲むようになったあたりがフレッシュだ。

正月に飲んだ浦霞が美味かったので、その後べたに越乃寒梅を飲んだら美味かった。ので、再び浦霞を買って来た。純米。やはりこれも美味い。

ところが困るのはつまみだ。

俺は、毎日帰宅が遅いが、帰ってからほぼ欠かさず飲む。飲むといっても少しだからアル中とかではないぞ。

缶ビール1本と、ロックでウイスキーを1杯くらい。

缶ビールは飯(夜食程度だが)のお伴だ。ウイスキーはだいたい、ミックスナッツを摘みつつ飲んでる。ところで、日本酒を飲む時は何を摘めばいいのだろうか。

休日なら、普通に飯と一緒に飲む。飯というか、刺身とかそういうものと。

でも平日夜は、基本的にそういうのは無いので、何をお伴にすればいいのか…ちなみに今は、冷蔵庫で発見した煮干で飲んでた…食べる用の煮干ね。

なんか、豆みたいにほんのちょっと摘めるいいつまみないのかなあ。梅干し?ちょっと違うなあ…。

2010年4月5日月曜日

花冷えの花見

さいたま市の桜は都心より1、2週間遅れてる気がする。わずかとはいえやはり北だ。

それでも家の近辺の桜が八分咲きなので、妻子と花見に。自宅から自転車90秒くらいの見沼代用水沿いへ。

露店などは一切ないが、近所の花見スポットとし、例年多くの人が散策している。

が、今年は寒い…。曇っていて花の色味も冴えない。娘は不機嫌になり歩行拒否。

早々に撤収した。

暖かい部屋に帰りご機嫌で跳ね回りだした娘とともに、つまんない花見だったね!と笑いつつ家でビールを1本開け、外で食おうかと買ったチキンを食った。…桜の花を愛でながら。

実はうちのリビングの窓は一面桜。最初からここで済ませばよかった。と思いつつ、例年出掛けるのだが…。

2010年4月1日木曜日

スピーカーの真ん中潰すヤツ

家電店に展示してあるスピーカーはまず間違いなく真ん中が潰れてる。
どういうバカがそういう事をするのかずっと疑問だったが、なんとウチのスピーカーもやられてた。

…1才の娘、ヒコザキの仕業だ。確かに出っ張っているものすべてを突っつき、あらゆる穴ぼこに指を突っ込む。

然るに家電店のアレをやってる大人は、知能レベルは1才児と同等という結論が出た。

また、チンパンジーの知能は3才児程度らしいから、彼ら突っつき犯は、成長したヒトでありながらチンパンジーよりいくらか劣る程度の知能を有する稀有な存在であることもわかった。

発見だ。