2009年3月22日日曜日

無駄に高い正規品

俺は、すこぶる目が悪い。

最近は、楽だし、かつてのように「メガネ=かっちょわるい」という固定観念も失せてきたので、メガネ生活が多い。メガネライフって書こうと思ったけどそれだと店の名前になるからな。

でも、引きこもりでパソコンばかり弄ってるながら時には空手の稽古やらアウトドアな活動やらもしないでもない俺には依然、コンタクトレンズはなくてはならない存在。

そのコンタクト。

使い捨てなので、当然のように一定期間ごとに買わねばならない。ところが、これがすこぶるめんどくせー。近所のコンタクト販売店は激安で鳴らしているが、実際には、購入できるのは半年分まで且つ、半年以内に店舗併設の眼科で取った処方箋が必要、ということで、激安割引と見せかけてある程度は「診察料」で取り返されるという有り勝ちなトリックで忌々しいので嫌だ。

少し高いが診察が無料でさくっと売ってくれる店がもう1つあったのだが、1ヶ月ほど前に潰れてしまい、今回、クソ忙しいさなかにコンタクトが切れてどうしたものかと。

ネットで調べて適当に近隣の店に行こうかと思っていたが、ふと目についたのが、コンタクトレンズ通販のオンラインショップ。

コンタクトの通販は、これも系列の眼科で処方箋をとって(もちろん有料)登録して…みたいな面倒なところか、海外からの並行品を個人輸入扱いで入れるやや怪しげなショップばかりかと思っていたのだが…。

いくらか眺めてると、以下の3つのタイプがあるらしいことがわかった。

  1. 個人輸入扱いで海外仕様の商品を売る。処方箋はいらない。激安。国内流通価格の半額くらい。ただし送料は高め。海外居住者のサイドビジネスか?
  2. 実店舗も持つ大手コンタクトショップ。所定の医療機関での処方箋の取得、登録を義務づけるシステム。システムは立派だが、面倒くさい。外出たくないから通販しようとしてんだっつうの。
  3. 前2者の中庸。国内で正規流通するレンズを扱い、コンタクトレンズ販売の認可も受けているが、原則として処方箋の提示は義務づけない。ただし、処方箋があるユーザを対象としており、少なくとも規約上、新規ユーザは受け付けない。

結局、俺は3番目に属するショップで買うことにした。度数やB.C.は、前回購入時の記録を見ればわかる(っつうか、もう何年も変わってないしいい加減暗記してる)。

今まではボシュロムのメダリストを使っていたが、ボシュロムレンズに限り処方箋の提示が義務(メーカーがそのように強要している模様)なので、前に使って調子のよかったシードのレンズにした。こっちの方がだいぶ安いし。

そもそも、最近にボシュロムを使っていたのも、俺が買っていた店がシードのを取り扱ってなかったからだし。

や、非常に便利。これは気に入った。




今回の買い物中に感じたこと数点。

  1. ボシュロムは嫌らしいな。処方箋は消費者保護とは違う目的で強制しているとしか思えない。
    まず、ボシュロムの並行輸入品は、同じ商品の日本正規品の半額以下だ。しかし、業者はそれで利益を出しているのなら、つまり、日本の正規品は異様に高いのだろう。つまり、ボシュロムジャパンが乗っけてるんだろ。
    よくわからんが、なんとなく利権の匂いがして嫌だ。
  2. 医薬品の通販が「安全じゃない」ということで禁止されようとしており、ろくなところで名前を効かない北里大学の名誉教授がブツブツと何か言ってるようだが、3のような仕組みを取れば、処方箋が必要な薬でさえもかなり安全に販売できるはず。
    規制派は、「そういう仕組みを作ってもルールを守らないショップが出る」とか言ってるらしいが、それはもう脳みそが昭和のままだとしか言いようがない。
    ルールを破る業者が現れるのはオンラインかオフラインかは関係ない。どこにでも出る。現在において、オンラインでの取引は、自由な一方で何の記録も残さずに行うことは困難で、そういう意味では、手渡しの実店舗で経営者が不心得者なケースの方が、よほど危なっかしいし地下に潜る。
  3. でも、俺が今もとめてるのは、3番目のタイプのような、現実的にまあ妥当な線で最大限の利便性を提供してくれるサービスだ。きっと大多数の人にとっても、それがもっとも価値とリスクのバランスに優れているはずと思う。
    それが最高じゃないかも知れないが、少なくとも禁止は的外れもいいところ。
結論、舛添は腰抜けで口先だけなのでさっさと引っ込んでよい。”インターネット”を秘密の通信装置くらいにしか理解できないジジイはもう、通信に関わる政策を決めるような、今後のあらゆる重要な会議には出ない方がよい。わからないなら帰ってクソして寝ててくれ。



追記

ちなみに、ここで買った↓
http://www.contactlens.co.jp/

ここは正規品だが、それでも、実店舗のいわゆる激安店より全然安いと思う。

午後に頼んだら、もう出荷されてた。明日には着きそうだ。驚きのスピードだな。

2009年3月21日土曜日

MacBookにOpenOfficeを入れる

ちょっと整理したいことがあって、ExcelかWordのようなもので書類を作りたいと思った。

MacBookだと、クラリスワークス改めAppleWorks改めiWorkだろう…と思ってアプリケーションを開こうとして吃驚。

…ないじゃん。って、買ってないから当然て言えばその通りだが、今まで、LC630からのMacユーザーとしての俺の歴史で、文書作成アプリが付いてきてないのは初めてだ。困るな。Macでも1年に1回くらいは文書を作るのに。

AppleのサイトでiWork’09が無料ダウンロードできるようだったが、30日したらゴミになるファイルなどダウンロードしたくないので却下。

ということで、アレはどうなったろうと思い出したのが、OpenOffice。

俺にとっては、Linux向けで、MS Officeとの互換ソフトとしてオープンソースで開発されていたもの、という程度の認識と、数年前にiBookに入れようとし、慣れないソースからのコンパイルをやろうとしたものの、そのために必要な各種開発ツールの導入ですでに躓いて放棄した記憶があるくらいのもの。

で、検索してみると、立派なサイトが出来ていた。
http://ja.openoffice.org/

しかも、Mac用のバイナリまであるではないか。
http://ja.openoffice.org/download/3.0.1/


ということで、現在ダウンロード中。

どんなもんだろうか。楽しみだ。

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ということで、160MBのダウンロードを完了し、インストール。

と言っても、マウントされたイメージから本体をアプリケーションフォルダにコピーするだけ。
数年前にチャレンジしたとき、Cのコンパイラから準備しなければならなかったのとは隔世の思い。

で、さっそく起動し、ワープロ機能で文書を作成してみる。

俺はアウトラインと箇条書きと見出しをよく使うが、その程度の話であれば、いつもMS Officeでやっている作業と何の違和感もない。素晴らしい。

…起動して気づいたのだが、いつのまにかSunのもの?になっていたんだな。ライセンス文書とかちゃんと読んでないから詳しくは知らんが、起動時の画面の隅っこにSunのロゴがあるから。




ちなみに、何の書類を作っていたかと言うと、
まあぶっちゃけ俺が引っ越しをするなら何が要件になるかをまとめてみようと思ったのだが、これを持って不動産屋とかに行けばつまりRFPということになるのかね。
手順としては、いいだろうな。解決すべき問題に対して何かのプロダクトの提供者が提案をする、という意味では、家探しもウェブサイト開発も、つうか何でも、変わらんだろう。

2009年3月20日金曜日

備忘録 MacBookのEclipseでTomcat、そしてlog4j

Eclpseはダウンロードして解凍するだけ、Tomcatは解凍して実行権限を与えるだけで普通に動いたが、これを組み合わせるには手順がいる。

普通の操作なわけだが、どうもこの手の作業を覚えるのが苦手だ。

  1. Eclipseの、Window > Show View > Servers
  2. Serversビューの適当なところ(タブ部分じゃない)をctrl + クリックでNew > Server
  3. 要は、Server runtime environmentを登録する。名前とかバージョンとか適当(適切)にする
  4. Serversビューにサーバー出てくる。ここでstart/stopが出来る
  5. Package Explorerでctrl + クリックし、Dynamic Web Projectを作成
  6. すると、Eclipseのワークベンチ内にビルド用の環境らしきものが出来て、Eclipseのsrcに作ったクラスが、Tomcatから参照できるようになった
ちなみに、無知な俺は最初、Serverの設定をしないで、Dynamic Web Projectのファイルの格納先をTomcatの実行環境に合わせてプロジェクトを作ったら、JSPは動くが、srcーclassesの連動が出来なかった。

さらに、log4jを入れる。

これは、Tomcatの内部ログをjava.util.loggingからlog4jに変えるぜ!という話ではなく、catalina何とか系のログは勝手にしてもらって、俺が勝手に出したいログだけlog4jを使うという話。

log4jのjarは、http://www.apache.org/からダウンロード。1.2.15にした。なんとなく。

  1. これを、apache-tomcat-6.0.18/lib/直下にコピー。WEB-INF/libでいいはずだが。ダメだったような。
  2. Eclipseでは、Package Explorerでsrcフォルダをctrl + クリック、Build Path > Configure Build Path
  3. LibrariesタブでAdd Extarnal JARsにてどこに置いてあるのでもいいからlog4jのjarを足す
  4. ここがハマったところだが、Package ExplorerでWEB-INFをctrlクリックし、classesという名前でフォルダを作る。で、そいつをctrlクリックで、log4j.propertiesを作る。Java EEパースペクティブじゃないと見えなかったりする。何コレ?
    …前のバージョンでは、この方法だとクラスファイルが出来るときにlog4j.propertiesが消えちゃわなかったか?今は?あるいはMacでは?この方法以外ではパスが通らなかった。

なんとも、謎が多過ぎる。ログ出すのに数時間も使ってしまった。俺も修行が足りな過ぎる。

2009年3月14日土曜日

MacBook(10.5.6 Leopard)にApache Tomcat6.0.18を入れる

家で仕事をするつもりじゃないし、プログラミングは仕事であり趣味ではないつもりだが、どうにも試してみたいことがあってともかくJSPを動かしたい。

ということで、MacBookにTomcatを入れることにした。

いくらMacがUnixベースになったからとは言え、やはり普段仕事で使っているLinuxと同じには作業できないというのが俺の認識であり、その上俺は、職場でも滅法、インストールやら設定やらに無知で無頓着な人間であるから、どうも面倒な作業な気がして仕方ない。

が、さくっとググったところでは、まあいくつか方法があってそう面倒ではないようなので、まあやるか。と。

どうせなんで、なるべくコマンドなど使わずに、どこまで簡単にやれるものかと。


以下、手順のメモ。

まずは、公式サイトを訪う。

http://tomcat.apache.org/

Downloadメニューから6.xを辿り、ダウンロード画面へ。
Binary Distributionsの、"Core"の方のを、普通にリンクをクリックしてzipファイルを取得。

http://ftp.riken.jp/net/apache/tomcat/tomcat-6/v6.0.18/bin/apache-tomcat-6.0.18.zip

※Apacheのサイトの注意書きに、tarはMacOSのtarでないので固めてるからMacOSでは使えない的なことが書いてあったので、zipを選択するのが賢明ぽい。

さて、ここから。

  1. ダウンロードしたzipファイルは、普通にダブルクリックで解凍した。
  2. 場所どうしようかと思ったけど、とりあえず、FinderでMacintosh HDの下にDeveloperなるフォルダがあったので、用途あってるかわからないけどまあいいだろ、と、展開したapache-tomcat-6.0.18をコピー。
  3. ここでいきなり起動させようと思ったが、startup.shをクリックしたらテキストエディットで開かれてしまい、
  4. 仕方ないので、観念してターミナルを起動。
    $ cd /Developer/apache-tomcat-6.0.18/bin
    $ chmod +x *.sh
  5. ./startup.sh
  6. ブラウザで、http://localhost:8080にアクセス。
  7. 起動確認完了

…すげえ簡単じゃん。拍子抜けだ…。


Macで見るとTomatのデフォルトページでさえ、30%程度はかっこよく見える。うん。
つうか、この作業中に、Mac標準の画像表示ツール、”プレビュー”がすげえ機能拡張されていることを発見。これはもうプレビューというレベルじゃないだろう。やっほう。

2009年3月11日水曜日

最強のウロコとり

突然だけど。

先日、まあ祝い事ということで、真鯛を焼いた。


飾りみたいなものだから、20cmもあれば十分と思ってスーパーに行ったら、40cm近いヤツしかいなくて無用な迫力を味わうはめに。

で、焼くにあたっては、まあ丸焼きなんだが、さすがに腹と鰓と鱗くらいはとらないといけないだろうと。

腹と鰓はまあいいよ。ピっと切ってぐちゃぴちゃぶちぶちっと取り出しましたよ。

で、鱗。これがゴツいのなんのって。1枚が俺の指の爪ほどもあり、且つ俺の詰め寄り硬質鋭利な感じ。包丁でこそげる気はしないし、ウチに鱗ひきは無いし、どうしたもんかとネットで検索した。

すると、これがまた、鱗ひきを使ってすら、鯛の鱗はあっちこっち飛び散って大変なもので、袋の中でやるのがコツとか。面倒くさいし大変そうだしウロコひきないし。

…と、さらに検索してたら、どっかのブログで興味深い方法を発見。URLを失念してしまったのだが…。

その方法とは、「ペットボトルの蓋が一番です」と言うもの。さらりと書いてあったが、本当かおい?とは…思わず。なるほど、と。

直感的に、確かにあの弾力、角の切り立ち具合、なんとなく行けそうな気がすると納得した。


で、実践。


いやコレが、面白いようにキレイに取れるんだわ。

ウロコぜんぜん飛び散らなかったし。

すごいねペットボトルの蓋。


ちなみにその後、塩焼きはオーブンで芸術的なまでに格好いいポーズで焼いてやった。ほとんど、料理というより造形作品みたいなノリで、すべてのヒレをビシッと開いて、竹串などで留め、鰭と頭だけアルミホイルで包み。

ま、味はたいしたことなかったが。安い養殖鯛だから?いや、鯛って焼いてもたいして美味くない気がするな。半身食って、残りを鯛飯にしたらそれは美味かった。


ところで鯛は死んでから1両日くらい経った方が美味いんだよ。ちゃんと〆ておく必要はあるが。釣り番組や旅番組で、その日の昼に釣り立ての鯛を食って「プリプリして美味しい!」とかってのは、「固くて味がなくて不味い」という意味でだいたいOKだ。実際に鯛釣りをやる人たちは、そんな「新鮮な」のは有り難がらない。

食い物は鮮度がよければよいほど美味い、というのは間違い。だが、最近の健康志向、”安心”志向では、それを知らない人々がしばしばいるようで可哀想なことです。きっとちゃんと美味いのを食ったことないんだろうなと。値段とかじゃなくてね。

2009年3月9日月曜日

目標だの夢だの、なきゃいけないものか?

「夢はないもん。ゴールを設定して、そこに向かう生き方をしてこなかった。受け身の人生です」

坂本龍一がAppleのイベントで若者向けに講演し、司会者に自身の夢を聞かれて。
http://mainichi.jp/life/today/news/20090308mog00m200019000c.html?inb=ff

夢を持て。
夢は諦めなければ叶う。
目標を持て。
その目標の達成に向けて努力しろ。
プランを描け。
キャリアパスを描け。
人生を設計しろ。

そういう、ポジティブな言葉が、いろんなところで聞かれる昨今。

俺はどうも苦手だ。いや嫌いだ。

例えば職場でも、「会社をより良くしていくために」将来の目標とか夢とか、何かと語らせようする。

だが、そんなもの語ってどうする?夢なんてものは寝ている時に見て、起きたらすぐに忘れればよい。個人の長期的目標なんてものは、つまるところただの現時点での期待に沿った願望だ。

そんなものを真面目な顔して馬鹿みたいに議論している暇があったら、目の前にある問題の1つでも2つでも片付けたらよろしい。

2つ片付いたら目標達成、とかでなく、とにかく出来る限りで、次から次へと、わかる範囲の事柄に対して最善の判断に努めればいい。

ある時点での自分が、10年前の自分が描いた目標を達成しているかいないか、夢を叶えたか夢に破れたか、そこに価値を見いだすのは10年前の自分だ。そして10年前の自分なんてのは現在においては架空の人物だ。そいつが無念と思うかどうかはどうでもいい。

そうだろう?10年前の自分の想像した未来と現在が違ったからといって、現在が誤りだと考えるべき理由などない。10年間、ひたすら怠けていたんでない限りは。

だから俺は、ずっと昔から、自分の将来の目標など決めようとしたことはないし、夢など語りもしない。やりたいことで着手できることはすぐにやればいいし、すぐに手を着けられないものは出来るチャンスが来てその時に意思が変わってなければやればいい。

俺が言っているのは刹那的になれという話じゃない。だが、その真意は、安いビジネス論の上っ面に毒された連中にはとてもとても伝わらない。

まあ、伝わろうが伝わるまいが、俺は自分の行動指針を変えはしないが。

それが、現時点の俺の最善の判断だからね。

2009年3月8日日曜日

必要な機能を妥当なコストで実現することこそ最大の美徳だと

思うんだよね。

例えば、ノートパソコンとして、MacBookのアルミのボディをさんざん礼賛した俺だが、このアルミボディに役に立たない飾りの意匠をマシニングで彫り込むためにコストがあがっていたら、俺はそれを愚と言うだろう。ちなみに、実際のMacBookのボディには、飾りのためな無駄な切り込みや凹凸は一切見当たらない。そこが素晴らしい。

過不足のないこと、本来の目的を果たすこと。これが重要だ。

そういう意味で、腕時計。

今日、他のものをAmazonで買おうかと検索してたらたまたま目にしたのだが、これ




ちょっといいなあ。

この価格で、ソーラーで、電波。つまり、時間は実質狂うことなく、電池が切れることもない。まともに日常使用していれば、「時間を正確に知る」という腕時計に期待すべき機能を最高レベルで満たしてくれるわけだ。

でもって、このシンプルな外観。変に意匠を凝らしていないのが実に好印象。

輸入ものの高級時計も、工芸的に格好いいなとは思うが、それが時計であると考えると、どうも、腑に落ちない。装飾品としての側面に重きを置けば理解可能なのだが、やはり俺にとっては、時計は装飾品である前に道具であるから、価格と機能のバランスがもっともすぐれている領域の中で、より好みのデザインのものを探すというやり方になる。

それに、俺には「自動巻は男のロマン」という感性はないし。だいたい、そういうこと言う奴は、車もインジェクションのAT車じゃなくてキャブレター式のMT車に乗るべきだろう。鞄にナイロンは用いないべきだろう。靴底も革であるべきだろう。シャツは形態安定でなく、ひげ剃りはT字カミソリで、朝からドリップしたコーヒーを飲むべきなのだ。で、俺はインジェクションのAT車でネスカフェゴールドブレンドだからして、時計に電気仕掛けは当然なのだ。

ちなみに、今使っている時計が既に、G-SHOCKのソーラー電波だ。デジタルの。これはこれで、甲虫のような黒艶な見た目も気に入っているし、何より、時間を見る時、常に自信をもって、「これが正しい時間だ」という認識で見られるというのは、実際、些細なことだがとてもよい。

腕時計を確認するなんて時は、だいたい時間が無いわけだからね。

2009年3月7日土曜日

MacBookの美麗なグラフィックは

すごいと思う。

何を今更、という気もするが。

毎日会社で、WindowsのPCを10時間以上いじくっているのが仕事だからこそ言う。MacBookの、というかMacOS Xのグラフィック、描画能力じゃなくて、その見た目の美しさね、これはやはり、違うよ違う。エアロだかなんだか効かねえ青魔法みたいなのとは全然違う。すべてが。

さあ、その、同じホームページが5倍は上等に見える、OS付属の本格DTMアプリに、ムービー編集ソフト、レタッチ機能が強化されたiPhoto、そういったツールを使って何をしようか。

これらアップル純正ツールのすごいところは、その単純な機能リストにあるのではない。画面を見て、マルチトラックパッドをなぞった時に、自分にも何かクリエイティブなことが出来そうだと思わせるその操作感にあるのだ。これはグラフィックのみならず、外観を含むハードウェア、とりわけ、入力インターフェースの巧妙な設計との合わせ技だ。だからこそ、WindowsもLinuxとも一線を画すべくして画す。

さて。

何をしようかな。

そうだな。


とりあえず…。


Eclipseでも入れるかな。
http://www.eclipse.org/downloads/


…全然意味ねえ。




ところで、よりどうでもいいことだが、俺がWeb関係のエンジニアをやっていて1つよかったと思うのは、仕事で使う各種ツールの名前や用語がカッコいいことだ。

仕事で使うツールに、

Eclipse(バージョンはganymede)
Tomcat
Mantis
Jakarta
Apache
Firefox
Thunderbird
overloadとoverride
Ajax/JSON
Cross Site Scripting
Session Hijack

…なんて、SFチックな響き漲るテクニカルターム?が溢れている業界は、そう多いものでもないだろう。

いい歳して中学生的言語センスを微妙に残す俺にとって、このような言葉をわかったツラして使うことは、仕事に潤いを与えてくれるものだ。

まあ、どこの業界であれ技術系なら横文字は使うのだろうが…。

2009年3月4日水曜日

宇宙まで行ってやることじゃねえ

素朴な宇宙の疑問16件、若田さんが解明するぞ
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090227-OYT1T00653.htm

 ◆若田さんが宇宙で行う主な実験◆

 ▽クロールで進めるか

 ▽服をうまくたためるか

 ▽魔法のじゅうたんは可能か

 ▽目薬をうまく差せるか

 ▽扇子であおぐと体が動くか

 ▽腕相撲ができるか

 ▽ラジオ体操を滑らかにできるか

 ▽軽々とバック転できるか
教育、科学振興としての位置づけで”敢えて”やるんだろうが・・・それにしたってもうちょっとマシなネタもあるだろうに・・・。

2009年3月1日日曜日

オンラインショッピング

最近は、外に出て何か買うのが面倒で仕方ない。

そもそも、買い物なんてのはあんまり好きじゃない。というより、街や人ごみが好きじゃない。いや、嫌いなのは人ごみだけかも。空いている街なら嫌じゃない。でも、混んでる電車に乗るのも渋滞した道路を運転するのも嫌いだから、そもそもどこの街にでも到達するまでの道程からして嫌なので、やはり買い物は好きじゃないな。

休日に、何か買うつもりがなくてもいろんな店を見るのが楽しい、なんて感覚は俺にはまったくわからない。買いたい目的のものがあったとしても、買い物は俺にとって労苦でしかない。

…ほほう。また今更、なぜ自分が若かりし頃にモテなかったかという理由の1つを見つけた気がするぞ。まあそれはいい。

インターネット上で買い物ができるようになって久しい。
これは、俺のように買い物行為が嫌いだが物欲だけはいっちょまえな人間には福音であるべきだが、やはり、現物を見ない買い物に抵抗もあって、なかなか活用しないでいた。

が、一昨年あたりからかな?

長いこと趣味にしていた釣りを、さらに頻度を上げて行くようになると、ラインやフック、ルアー、スナップなどなどの各種消耗品を休日に買いに行くのがものすごく煩わしくなった。なぜって、休日は釣りに行くわけだから、釣り具屋に行く時間なんかないのだ。

それで、アウトドアのオンラインショップ大手、ナチュラムで買い物をするようになった。

さらに並行して、仕事に関する本、専門書などを、大きな書店に買いに行くのが面倒になり、Amazonで買うようになった。

そして…まあ、アレコレときっかけは重なり、もはや、我が家では、晩飯のおかず(肉魚野菜米調味料その他)まで、ネットで購入している。

カードで払うから銀行から金をおろす必要はないし、ある程度買えばだいたい送料は無料だし、何でも玄関まで持って来てくれるし、慣れてしまうともはや面倒な思いをして店になんか行くのはよほどの理由がない限り嫌だ。

で、ああ便利な世の中になったものだ、と思ったものの、買い物の中でももっとも楽しくなく面倒なものの1つ、アパレル系の買い物は、なかなかネットショップでは買えなかった。

サイズの問題などあるからだ。

…俺の思い込みでは、背が高い人は多少大きめのものでも来てれば様になるが、俺のような短身だと、サイズを間違うとすぐイモっぽくなる。

それで、試着してみないと難しい…と思っていたのだが、これも、結局、最近は自分が買う店というかメーカーはいくつかに絞られているから、そこでのサイズさえ把握できていればオッケーなわけで…。

しかも、最近はネット上に各種レビューが増えているから、それでメーカー間の相対的な傾向、大きめとか小さめとか、それを読み取って考慮すれば、さほど外すこともなかろうと。

そんなわけで最近は、靴も服ももうオンラインでいいやと云うことで、…さっきもエディーバウアーというところでシャツを買ったよ。

http://www.eddiebauer.co.jp/eb/home/home.aspx

ここ。

ここの商品、いわゆるアウトドア系として、すんごいイイというわけじゃないと思う。ノースフェースやコロンビア、他さらにマニアックな山系ブランドのような本気度はない。

のだが、実際、山に行くためのものを買うのではなく、アウトドア系のテイストの普段着(通勤用)を買うのであれば、本気度の低さがかえってよろしい。

だが…そもそも、なんでこんな話を書く気になったかというと…。

エディーバウアーのオンラインショッピングのシステムは最低の部類だ。
商品を選ぶ段階では問題ないが、カートから先、いざ注文という部分が細かいところで使いにくいことこの上ないし、応答なくなるし。カード情報まで入れて注文ボタンをクリックしたのに注文が出来たか出来なかったかまだ何かやっているのか、何もわからなくなるという、ショッピングサイトであってはならないアクションをしてくれやがる。

俺もウェブサイトを作ることを仕事にしている人間である以上、ダメサイトの典型を見た気がするので、反面教師として覚えておこう。人の振り見て我が振り直せとな。