最近は、外に出て何か買うのが面倒で仕方ない。
そもそも、買い物なんてのはあんまり好きじゃない。というより、街や人ごみが好きじゃない。いや、嫌いなのは人ごみだけかも。空いている街なら嫌じゃない。でも、混んでる電車に乗るのも渋滞した道路を運転するのも嫌いだから、そもそもどこの街にでも到達するまでの道程からして嫌なので、やはり買い物は好きじゃないな。
休日に、何か買うつもりがなくてもいろんな店を見るのが楽しい、なんて感覚は俺にはまったくわからない。買いたい目的のものがあったとしても、買い物は俺にとって労苦でしかない。
…ほほう。また今更、なぜ自分が若かりし頃にモテなかったかという理由の1つを見つけた気がするぞ。まあそれはいい。
インターネット上で買い物ができるようになって久しい。
これは、俺のように買い物行為が嫌いだが物欲だけはいっちょまえな人間には福音であるべきだが、やはり、現物を見ない買い物に抵抗もあって、なかなか活用しないでいた。
が、一昨年あたりからかな?
長いこと趣味にしていた釣りを、さらに頻度を上げて行くようになると、ラインやフック、ルアー、スナップなどなどの各種消耗品を休日に買いに行くのがものすごく煩わしくなった。なぜって、休日は釣りに行くわけだから、釣り具屋に行く時間なんかないのだ。
それで、アウトドアのオンラインショップ大手、ナチュラムで買い物をするようになった。
さらに並行して、仕事に関する本、専門書などを、大きな書店に買いに行くのが面倒になり、Amazonで買うようになった。
そして…まあ、アレコレときっかけは重なり、もはや、我が家では、晩飯のおかず(肉魚野菜米調味料その他)まで、ネットで購入している。
カードで払うから銀行から金をおろす必要はないし、ある程度買えばだいたい送料は無料だし、何でも玄関まで持って来てくれるし、慣れてしまうともはや面倒な思いをして店になんか行くのはよほどの理由がない限り嫌だ。
で、ああ便利な世の中になったものだ、と思ったものの、買い物の中でももっとも楽しくなく面倒なものの1つ、アパレル系の買い物は、なかなかネットショップでは買えなかった。
サイズの問題などあるからだ。
…俺の思い込みでは、背が高い人は多少大きめのものでも来てれば様になるが、俺のような短身だと、サイズを間違うとすぐイモっぽくなる。
それで、試着してみないと難しい…と思っていたのだが、これも、結局、最近は自分が買う店というかメーカーはいくつかに絞られているから、そこでのサイズさえ把握できていればオッケーなわけで…。
しかも、最近はネット上に各種レビューが増えているから、それでメーカー間の相対的な傾向、大きめとか小さめとか、それを読み取って考慮すれば、さほど外すこともなかろうと。
そんなわけで最近は、靴も服ももうオンラインでいいやと云うことで、…さっきもエディーバウアーというところでシャツを買ったよ。
http://www.eddiebauer.co.jp/eb/home/home.aspx
ここ。
ここの商品、いわゆるアウトドア系として、すんごいイイというわけじゃないと思う。ノースフェースやコロンビア、他さらにマニアックな山系ブランドのような本気度はない。
のだが、実際、山に行くためのものを買うのではなく、アウトドア系のテイストの普段着(通勤用)を買うのであれば、本気度の低さがかえってよろしい。
だが…そもそも、なんでこんな話を書く気になったかというと…。
エディーバウアーのオンラインショッピングのシステムは最低の部類だ。
商品を選ぶ段階では問題ないが、カートから先、いざ注文という部分が細かいところで使いにくいことこの上ないし、応答なくなるし。カード情報まで入れて注文ボタンをクリックしたのに注文が出来たか出来なかったかまだ何かやっているのか、何もわからなくなるという、ショッピングサイトであってはならないアクションをしてくれやがる。
俺もウェブサイトを作ることを仕事にしている人間である以上、ダメサイトの典型を見た気がするので、反面教師として覚えておこう。人の振り見て我が振り直せとな。
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