2009年2月25日水曜日

宮城峡

酒は好きだ。

日本人の例外に漏れることなく原則としてビールを好むが、それはなんて言うか水代わりと言ったら言い過ぎだが、ま、とりあえず一杯というやつであって、そう積極的に好きだというものでもない。結構好きだけど。

ビールは、もう習慣として、とりあえず家に着いて喉乾いたなあと冷蔵庫を開けてプシュ、という感じだが、さらにもうちょっと飲みたい場合は、他のものもチョイスする。

そこそこ流行に乗っかったりして、焼酎やワインを飲むこともあったが、やはり、俺としてはウイスキーは好きだ。

なんだろう、そこはかとなく漂うワイルドさに憧れているのかも知れない。

二十歳頃、初めてバイクでツーリングしながらキャンプしていた時にも、サントリー角瓶を持って行ったが、これは実は美味くなかった。角がいけないのではない。まだ、ウイスキーを飲める味覚を持ってなかったのだ。だからこれは、寝酒代わりに一口あおっていただけだった。

しかし、数年後には俺の味覚もアルコール耐性も育っていたようで、晩夏の山上湖畔、天の川を見上げて飲むバーボンのお湯割りは実に美味かった。

今は、仕事でヘロヘロになって帰宅し、ベッドに足を突っ込みながら飲んでいるが、しかし煙たいモルトと強めのアルコールは、何がしか、郷愁とともに、明日…これから24時間という意味ではなく、比喩的な意味での明日な、への静かな鋭気を呼び覚ましてくれる気もする。

で、飲んでるのがこれ。



この前は余市も飲んだんだが。こっちの宮城峡の方が好きかも。どう、と言われても余市の味を忘れてしまったので何とも言えないのだが。

忘れてるのに何で比べられるんだ、と言われると困るが、印象がいいのだからきっと俺にとって美味いということなんだ。


ただ、まあ、俺は東北好きだから、贔屓してるかも知らんね。




ちなみに飲み方は、ウイスキーと水が同量程度か、水がちょい多い程度の水割りが好きだ。

氷は単に作ってないことが多いから入れないのだが、以下ページによると、なかなか通な飲み方らしいぜ。
http://www.nikka.com/start/howto/howto.html

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