が、これは生きている蝉。
ただし、飛べずに地面をのたうちまわっていた。翅が傷んでいるわけでもないのに翔べないのは、寿命が尽きて衰弱しているのだろう。
力を振り絞っても飛び立つことが出来ず、もはや壁に掴まる余力も無く、鳴き声すら途切れ。
どんな気持ちでいるだろうか?
死の概念がわからずとも、己の最期が迫っていることは、わかるだろうから。
哀しい。哀しい?
いや。
無事に成虫になり鳥に食われもせず、余命を使いきったのだから…大往生なのだろう。
…ギリギリってのはいい言葉だ。生きてるって感じがする。(21世紀、弱小IT企業に勤めるいちサラリーマンの言葉)
が、これは生きている蝉。
ただし、飛べずに地面をのたうちまわっていた。翅が傷んでいるわけでもないのに翔べないのは、寿命が尽きて衰弱しているのだろう。
力を振り絞っても飛び立つことが出来ず、もはや壁に掴まる余力も無く、鳴き声すら途切れ。
どんな気持ちでいるだろうか?
死の概念がわからずとも、己の最期が迫っていることは、わかるだろうから。
哀しい。哀しい?
いや。
無事に成虫になり鳥に食われもせず、余命を使いきったのだから…大往生なのだろう。
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