2009年8月2日日曜日

【Garmin nuvi205】カーナビ買った。で、Mac OS Xで使う。



愛車、BMW118iもいよいよ車検の案内と、スーパーバリューローンの最終回の案内が来る時期になった。

つまり、買って3年が経つわけだが、Mスポーツパッケージ+専用色の外観は相変わらずカッチョいいと思ってるし、パワーは数値上はたいしたことない(129馬力)ながら、踏めば不足は感じない程度にはあるし(俺は走り屋とかじゃないから、このエンジンで6000回転近く行けば十分に気持ちいい)、容量もまだ足りてるので、買い替える気はなく、ちょっと高めになる最終回を気持ちよく支払って乗り続けることにした。

ところで、この俺の愛車にはナビがない。いろいろ経緯もあって付けなかったのだが、必要そうなら後でポータブルのでも買おうかなと思いつつ買わずに3年が経ってしまった。

ところが、先日、近々に久しぶりの遠征釣行を控え、Amazonを眺めていたら、山岳用のポータブルGPSの老舗Garminのポータブルナビが、激安価格で販売されており…ま、クルマの買い替えも当分しないしと、衝動買いしてしまった。

大特価で22000円ほどで買ったのは、Garminのカーナビでもとりわけシンプルなnuvi205。

何せ、MP3を再生するとかって余計な機能は一切ついていない。画像再生だけはかろうじてあるが、とにかく、ナビ。画面サイズを含め、何もかもが必要最小限。

だが、それでいい。

それでこそ、ポータブルだ。ゴテゴテいろいろ付けたければ、最初からビルトインを付けている。

また、機械的にも、Garminは加速度センサーなどを用いず、GPS測地一本ですべてをこなしているそうで、そのあたりのGPS職人ぶりも好印象だ。

届いて早速、30分ほどの道のりの外出で試したが、ナビゲーションには何の問題もない。まったく普通にナビ。当たり前だが。画面も、小さいけれど、必要な情報のみが整理されている感じで、まったく不便は感じなかった。

さて。

ナビとしての基本機能は十分、と、その上でさらに特筆すべき点が、実はGarminにはある。

USBケーブルでPCと繋いだ上での、ウェブ連携機能というべきものだ。登山愛好者の趣味のツールとして発展してきた技術的背景のせいかはよくわからないが、とにかく、パソコンとネットが使える人間でこそ使いこなせるような設計になっているようだ。逆に言えば、それが出来る人には便利なわけだ。


ということで、さっそくいくつか試したログ。


公式サイトの配布物を適用しただけであって、特別なことはしていないのだが、俺の環境はMac OS Xであるから、いくらか少数派ということで、ここにメモっておく。


まず、全国オービスデータのインストール。

参考:
ソフトウェア、DLデータ一覧
http://www.iiyo.net/support/download/index.htm

  1. オービスデータDLページから、データをダウンロード。
    http://www.iiyo.net/support/download/orvis.htm
    SpeedCamera.gpiというファイル。
  2. 電源OFFのnuvi205をUSBでMacにつなぐ。
    すると、nuviが起動し接続中画面を表示。
    で、Finderにデバイスとして”GARMIN”が出る
  3. GARMINの中に、さきほどダウンロードしたファイルを、Garmin/Poi/SpeedCamera.gpiとしてコピーする。
  4. Finderより、デバイスGARMINをアンマウント(取り外し)すると、nuvi205が通常モードで再起動する。
  5. 目的地検索>その他 を確認すると、SpeedCamera v1.04があるのでたぶん成功。あとは高速を走ってみないことには。


続いて、ファームウェアをバージョンダウン

ツール>システム>バージョンで、ファームウェアのバージョンを確認。最新の2.2であった。

ごく最近に公開されたらしい2.2は、いくつかのささいなバグ修正がされているようだが、
「目的地を名前検索できない」という、たったひとつの致命的なバグが代わりに追加されている。
http://www.iiyo.net/products/nuvi205/update.htm


これは困るので、公式サイトの指示に従い、ファームウェアを1つまでのバージョンに戻すことにした。
http://www.iiyo.net/products/nuvi205/update_210.htm

  1. 「Download」リンクから、5.5MBのファイルnuvi205_210.zipをDL
  2. ダブルクリックでZIP解凍しておく。
  3. nuvi205は電源オフにし、
  4. USBケーブルをつなぎ(GARMINがマウントされる)
  5. デバイス GARMIN配下の、
  6. Garminに、DLして解凍したGUPDATE.GCDをコピー、
  7. Garmin/Textに、同様に解凍したJapanese.gttをコピー。
  8. GARMINをアンマウントすると、
  9. nuvi205が再起動し、新しいソフトをインストールするか聞いてくるので、はいと答える。
  10. 続けて、入れようしているソフトが今より古いとか英語で言って来るので、YESと答えようしていたら勝手に進んだ(時間切れ?)。

システム>バージョンで確認すると、 JPN Software Ver.2.10になっていたので成功かと思う。

ちなみに、音量やディスプレー設定は初期状態に戻っていたので再度、好みに設定。

試してみると、目的地の名前検索で、昨日は何を検索しても「該当なし」だったのに、結構いろいろ出るようになった。

なるほど、ファームウェアのダウングレードは成功したし、最新版で名前検索に何もヒットがないのはやはりバグだった。




…GARMINのナビは、内部は何かUNIX系かMS系か知らんが普通のファイルベースのシステムになっているのではないだろうかと思った。だから、結局のところ、USBでマウントしてしまえば、後は単なるファイルの操作なので、この手の作業に慣れている人には何てことない。他にもいろいろ出来ることはありそうで、これは俺としては、イイと思った。

この後、本家のサイトから、おもしろげな自車アイコンもダウンロードした。これも、ダウンロードしたファイルを、vehiclesフォルダにコピーするだけの話だから、特に考えることもない。

しかしついでに、なぜ、この端末が格安で売ってたかわかった気がした。パソコンとネットを使ったファームウェアのアップデートは、俺としては苦はなかったが馴染みのないユーザだったら、出来ないかも知れない。そうなるとかなり重要な機能が完全に死亡しているから、もろ不良品だから、放出していたのではなかろうかと勘ぐった。

だが、もしそうなら、俺としては、いい買い物だったということかな?

1 件のコメント:

  1. ついに買ったか。高速道路上で迷う事はないだろうが、釣り場近辺の微妙な右左折はナビがないと辛いからな。Garmin、オレも知人に薦めている。Responseというサイトでもイチオシされていた。ところで、オレの車は154馬力だぞ、えへ。

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