先日購入したGarminのポータブルナビ、nuvi205。
前回に触れた際は家で弄っていただけで、その後、さいたまから長野への釣り遠征で使用したりしたので、その感想など。
まず、クルマへの設置について。
付属の吸盤式ステーはあるが、これでダッシュボードに付けようとすると、俺の愛車であるところのBMW118iはダッシュボードがシワシワしてるから、台座の円盤を両面テープでくっつける必要がある。
これは何か嫌だ。で、別の方法を思案し、フロントガラスに吸盤でくっつける(逆さまに)という方法を思いついた。でも吸盤逆さまで平気かなあ、と思いつつ近所を少し走ったところ、落ちて来る気配はない。でもちょっと視界の邪魔だ。
で、結局あれこれ悩んだ挙げ句、右の写真のようにした。
シフトレバーの前にシガーライター+小物入れがあり、その蓋を開けた状態にすると、微妙に斜めの支えになる。ここに、もともと持っていた滑らないシート(ダッシュボードなどに置き、小物を乗せられるアレ)をぺろっと掛けて、そこに立て掛けた。
少し、運転中の視線移動が大きくなるものの、見易いし、なにせ運転中に画面を見ることは稀なのであり、その他の時に視界に入らないので邪魔にならず良い。
山道をわさわさ走っても、吹っ飛んだりすることもなかったので、ばっちりだ。
”スピードカメラ”のPOI
前の記事で書いた通り、釣り遠征の前に、全国オービスデータのカスタムPOIを入れておいた。
で、今回実際に関越道をブっちぎって来たわけだが、これはなかなか調子よかった。
ま、オービスというのは、そもそも2回くらい「自動速度取締機設置路線」とか看板が出る訳で、何を人びとはレーダー探知機だの何打のプーピー言ってるのか、と思ってはいたのだが…。
あるとわかってても、変に予告されてしまっているからこそ、いつ来るか、どこにあるか、注意力散漫の気がある俺はいつも気になって気になって仕方なかったのだが、今回は、nuviが数百m前からアラートを鳴らしてくれるので、運転に集中できた。
ま、もっとも、過去は「高速で抜かれるのは屈辱」とか思っていたこともあったが、最近は高速でぶっ飛ばしても何もいいことない、というのが持論なので、別にオービスを気にする必要もあまり無いんだけどね。
POIの追加
道中、ナビ自体は十分にしてくれたが、不満というか、わかっていたけどやっぱりあれば良かったと思ったのが、道の駅データ。
長距離ドライブでは、やはり道の駅は重要だ。地産の土産もあるし、奇麗なトイレなどもある。ローカルな餅類とか、ローカルなハム・ソーセージ類とか、好きなんだよね。
ということで、道の駅のカスタムPOIを検索。
gpiを配布しているサイトはすぐに1つ、見つかった。
Garmin GPS POIs Japan
いろいろ他にも面白そうなのがあるし、gpiファイルなら、Garminにコピーすりゃおしまいなので、すぐだ。
が、ちょっとアイコンがイマイチそうでカスタマイズしてみたいなと思ったりした。
で、以下をやることにした。
POI Loaderのダウンロード
カスタムPOIを扱う為のフリーウェアとして、Garminが配布している。
http://www8.garmin.com/products/poiloader/
"Download latest version"とか書いてあるあたりから最新版のダウンロードページへ。
Windows用とMac用があるので、俺はモチのロンでMac用をDL。
ちなみに最新版は、Mac OS 10.4以降向け。
後は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックすればインストーラが起動するので適当にハイハイ言ってればインストールは完了。
本家サイトのものなので、当然のように英語版…と思いきや、一応、画面は日本語になってる。
「穂損されました」なんて、一体何が起こったのか?と一瞬思ったが、外国人の多い職場でSEとして働く俺は0.4秒程度で「ああ、保存ね」と理解できる。まあ、その程度の問題。
ちなみに、以下の、Garmin日本代理店のサイトで”日本語版”が配布されているが、これはWindows用のみ。
http://www.iiyo.net/download/POILoader_V253.htm
Macの人は上記の本家サイトのを使えば良いのだろう。
次に、データを手に入れなければいけない。これは、POI補完計画なるサイトでまとめてあったので、そこから道の駅のデータを含むアーカイブをダウンロード。
展開したものから、自分に不要なCSVとBMPを削除して行く。
で、さっきのPOI Loaderを起動して、gpiの出力先はデスクトップを選び、データフォルダを指定して実行!
したら全部エラーで何も出来やしねえ…。
結局、ファイル名「道の駅.csv」「道の駅.bmp」などを、「rs.csv」「rs.bmp」などとアルファベットにして、念のために、フォルダも最上位から日本語なしで辿れるように(デスクトップに"p"というフォルダを作成)やったら、POI.GPIが作成された。
で、nuvi 205をUSBで接続し、出来上がったPOI.GPI(をリネームしてTouringSpot.gpiにした)をnuvi内のGarmin/Poiディレクトリにコピー。
で、道の駅その他のPOIは取り込めた。
で、ところでアイコンの方だが、これはBMPの画像をちょいと編集してやればいい、と気軽に考えていたのだが…OS9までの過去に買ったMacにはずっとPhotoshopを持っていたのだが、Xになって絵をいじるソフトがないや、と思い至る。ちょっと検索して、多機能そうなGIMPをダウンロードして使うことになった。
http://www.gimp.org/
GIMPは、DLしてアプリケーションフォルダに本体をコピーすればいいだけだった。ただ、確かに機能が豊富そうで、この手のソフトに慣れてないと何をしていいかわからなくなりそう。俺の今の使い道に大してもオーバースペックな気がするので、もうちょっと簡単なのを試そう、今度。
ともかくも、必要なアイコンは作成して、ダウンロードしたPOIデータのBMPファイルを上書きしておいた。
で、それも問題なくnuviで表示されていた。
が、ここまでやっておいて、よく見ていたら、もともと、組み込みのPOIデータに道の駅があることを発見。…。
無駄になるので、さっき作ったカスタムPOIデータは削除した…道の駅以外のところだけにして、再度入れよう。
ちなみに、作ったアイコン↑。道路関連施設風?で統一したかったのと、アンチエイリアスなしが好みなのでそうしたのだが、「ダム」とか「滝」とか、アイコン化しようとしたら難しかった…。
ところで地図画面にPOIアイコンが出ない…
作業していて気づいたのだが、地図画面にPOIアイコンが出ない。
カスタムじゃなくて、組み込みの、ガソリンスタンドとかのも。
POIアイコンフィルタの設定とかも確認したが、というかその設定画面のプレビュー時点で表示が出ていない。おかしい。
俺のnuvi205のシステムに何か異常があるとしたら、疑わしいのはファームウェアだ。2.2が入っているのを買って、バグがあるとかで2.1にダウングレードしたが、システム全入れ替えをしたわけじゃないので、それによって新たに問題が生じているのではないか?
とすれば、2.2に戻してみるか、あるいは、2.2のバグフィックス版があればそれを使えばいいのか…と思い、サポートサイトを見ると、やはり早速、2.3が出てました。
http://www.iiyo.net/products/nuvi205/update.htm
で、ファームを2.3にアップデートしたところ、アイコンはちゃんと出るようになり、噂の「アイコンで道が見えない」とかも堪能することが出来た。よかったよかった。
…最初、3Dモードの時だけまだアイコンが出ない気がしたけど、さっき試したら普通に出てる…気のせい?ではない気がするが…まあいいだろ…。
しかし総論として、Garmin nuvi 205は、やはりいいと思う。ここの記事を見たら問題ばかりに見えるかも知れないが、要は、それだけいろいろ弄れるように出来ているということ。
そのまま使っても十分に価格に見合った…あるいはそれ以上のパフォーマンスがあると思うが、PC操作のスキルがある程度あれば、このナビは実に、使い易いというか、使いこなせば使い易くなる。これは、ナイスチョイスだったと思うね。
* * *
カスタムPOIは結局、先に挙げた2つのサイトから拾えるデータを取捨選択したり、マージしたりして、俺カスタムを作成した。
…釣り具屋データに上州屋データをマージしたり、あと港のデータとか、キャンプ場とか、名勝史跡とか。
釣具屋なんかは組み込みのPOIにもある程度あるけど、ショッピングのその他みたいなとこに埋もれてしまっているので、カスタムで入れておけば便利そうだと期待している。
2009年8月15日土曜日
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