2012年11月6日火曜日

うまいお好み焼きのタネ

新調したホットプレートの説明書に載ってたお好み焼きのタネがうまかった。やけに手の込んだ…と言ってもたかが知れたもので、さくっとした感じ。サクッと、じゃない。さくっと。

生地の分量以外は木にしなかったが。備忘録。

2012年11月2日金曜日

今日のグルメな発見:玉子ごはんは醤油が先

発見つうか何かのテレビCMで見た気がするのだが。うろ覚えで何だかわからない。

ただ、ご飯に醤油をかけてから玉子をかけていたように見えたのだ。俺の常識では、玉子ご飯というのは玉子に醤油を入れてからご飯にかけるか、ご飯に玉子をかけてから醤油をかけるかだったのだが。

…整理しよう。


  • 玉子を溶いて、醤油を垂らし、それをご飯にかける
  • 玉子を溶いて、ご飯にかけて混ぜ、それに醤油を垂らす
  • ご飯に醤油を垂らし、それに溶いた玉子をかける
玉子ご飯にはこういったバリエーションが考えられる(もっと考えることも出来るがそれはまあいい)わけだが、今日試したのは最後のもので、これがすこぶる美味かった

ご飯にしっかり醤油味がついているのに、醤油なしの玉子でくるんでしまっているから口当たりがマイルドで、玉子の甘みがしっかりする印象。で、噛むと醤油の旨味が出てくるというね。

いや、いいわこれ。お薦めする。


2012年10月21日日曜日

屋上バーベキュー

土曜日は熱を出してしまった娘が、今回は1日で立ち直ったので、今日、日曜日、約束していたとおりバーベキューをした。…屋上で。

まあ、バーベキューと言っても、ホットプレートだ。うちの屋上はコンクリだし、卓上グリルもあるから炭も使えないでもないのだが、やはり面倒臭い。先週買った新型ホットプレートの肉焼きプレートを活用してみることにした。



そうそう、ホットプレートを使えるというのはつまり、屋上にコンセントが引いてあるのだ。さすが俺。用意周到。うちの近所は高い建物は少ないので、座ってしまえば見えるのは青い空ばかりだ。秋空とは言え、直射日光は暑いのでパラソルを立ててその下で。

テーブルとかあればもっと楽かな、とも思うが、台風で飛んでったりしたら嫌だしな。







リブ上の部分はすり鉢状で、中央の穴から下の脂受けに脂を流すので、べったりしない。なかなか良い。

ソーセージはジョンソンビルである。このアメリカ産ソーセージはうまい。偏食の娘もこのソーセージはよく食べる。ひこざきはそのまま。俺はマスタードを付けて食った。粒マスタードとかでなく、まっ黄色でトロっとしてるアレ。最近こっちの方が好きだ。

そして、特売だった肉厚生椎茸。黄色いのは、ガーリックバターソースだ。これが溶けてぐつぐつ言ったら完成といった感じ。実に単純で、かつ食べごたえもあってうまい。

そして奥に見えるのは、マイ定番のネギカシラである。豚カシラと葱。見たらわかるか。


そして、牛肉は好きじゃない妻子にはあげない、パパ専用肉である。250グラムくらいの安い牛モモステーキ。バーベキューで薄切り肉とか焼き肉のタレというチョイスは、俺にとってはあり得ない。





リブ状のプレートはまるで網焼きのような仕上がりでいかしている。

これがすげえ美味かった。我ながら。

ちなみに味付けが一工夫あってだ。

ウスターソース(リーペリン)、ケチャップ、ローリエ、バジル、粗挽きブラックペッパー、鷹の爪、味の素、塩、白ワインを混合したタレをビニールに入れて、その中に漬け込んで置いた。

…ちなみに、実はこの材料は、キッチンで手元にあったものを片っ端から入れただけだ。…工夫してねえじゃん。でもバーベキューっぽくて美味かった。


ちなみに、500円くらいで買って来たワインを飲みながら2時間弱かな?やっていたのだが、いやあ、真っ昼間、青空の下で飲むワインというのは実に良い。果実酒、って感じがする。


娘には、「実はバーベキューで魚とかイカとかエビとか焼いてもいいのだよ」と今日教えてあげたので、秋のうちにまたやろうっと。

ガーリックバターソースは川魚にも美味いんだよな。


ちなみに俺が買ったのはこれ。

たこ焼きプレートはいらないと思ったので。無駄に豪華じゃない方が、収納も楽で使いやすい。箱に入れてしまい込んだりすると、使わなくなるから、そのままでシンク下の引き出しにしまってる。






お好み焼き

下書きのままで公開し忘れてたので時系列が微妙だが。

お好み焼きを最近よく焼いている。


お好み焼き自体は昔から好物だ。だが、結構用意も面倒臭くて、しかもだいたい作り過ぎるので、あまり自宅で作ってはいなかった。

それが最近よく焼くようになった直接の原因は、すでに述べた気がするが、スマイルプリキュアのせいである。娘と一緒に見ているのだ。ああ、そうだ、けっして俺が見たいわけではない。けっして。


プリキュアを見る動機がどうあれ、その中でキュアサニーに変身するあかねちゃんは大阪からの転校生で自宅がお好み焼き屋なのだね。で、やはり家が店というのはシナリオ上の使い勝手が良いようで、何かとその5人いるプリキュア(の変身前)がお好み焼き食ってるのね。で、看板娘のあかねが軽くうんちく垂れながらお好み焼きを焼く場面があったり。そういやオープニングでも焼いてるや。で、毎週見てたらお好み焼きを食いたいというか焼きたくなってしまった。

で、いつも作り過ぎたりするのは、市販のお好み焼きミックスを買うからいかんのだと思い、小麦粉スタートで行く事に。1枚単位で量の調整がきけば、食いたい分だけ作れて無駄がないし、腹一杯なのに無理に食うこともなくて後味がいいだろう、と。

とは言え、あまり凝りたくもないわけで。つらつらとレシピを検索しつつ、俺の波長に合うのを探し…

http://www.eonet.ne.jp/~taronaniwa/buta.html
結局、ここを参考にしつつ大胆に簡略化。

つまりキモは、
  • 小麦粉に対し、液体系は重量比で1.5倍。
  • 小麦粉は40gで一枚分。
  • 液体は、水と長芋の合計。
  • ベーキングパウダーと粉末だしは規定量。塩と砂糖を僅かに。
あと、

  1. 焼く直前にタネと具を混ぜる。この時、1枚分ずつボールにとり、混ぜ過ぎない。
  2. 混ぜてから卵を割り入れて、またこいつを混ぜ過ぎない。
  3. ホットプレートで、裏、表(蓋する)、裏と各5分弱
てな感じ。…というのが、俺が経験ではなくインターネットで得た知識を統合しつつ整理したレシピである。

まあ、で、うまかった。さっくりしてて。翌週に長芋を省いたらやはり味は落ちた。

長芋は、小分けで売ってるものを計量カップの中に薬味おろしで擦り、そのまま水を規定量になるように加えるという手を思いついてからは楽だ。山芋パウダーなるものは、関西ではそこらで売ってるのかね?俺は近所のスーパーで見た事がないのだが…。

ちなみに、うちにあったおたふくソースは、開封後1年くらいたってそうだったので捨てて、今回はイカリのお好み焼きソースを購入。安かったし。でもこれ甘過ぎなくて気に入った。


追記

イカ玉うまい。豚肉も使ってるからミックスってことになるのか?イカは、イカが入ってる少量の刺身盛り合わせを買って来て、イカ以外は刺身として食ってしまった。量もちょうどいいし最初から短冊だし、他はアジとサンマだったので安かったし、1枚目を焼く前にビールのつまみに食えてうまかった。しかもイカ玉に刺身付属の大葉も入れてしまったが、これがまた良かった。

あと、桜えびうまい。アミエビじゃなくて桜えび。やはり香りが違うわ。

…次の補給装備は「あおさ」に代わって青のり導入といったところだろう。値段が数倍になるが…、それだけの差はあるよな。数倍っつってもたかが知れてるし。




2012年10月17日水曜日

ソフトウェア開発における見積もりに関する仮説

…いや、仮説ってほどじゃない、と言うほどでもない思い付きなんだが。

かつてハードコアIT戦士を名乗っていた俺はソフトウェア開発プロジェクトの見積もりというものをしばしば作っていた。俺自身は最近はこれをしていないのだが、依然としてIT企業に勤めているにはいるわけで、同僚達は依然、その不毛な作業を続けている。

なぜ、不毛と言うのか。

それは、業界の人間ならば周知の通り、この見積もりというものがおよそ呼び名が示すような役割を果たすことがないからだ。守れないことが前提の計画、外れることが運命の期待、そんなものを「見積もり」とは呼ばざるを得ない…これは明らかに不毛だ。

で、まあ、見積もりがそんな哀しいことになってしまう原因は…まったくわからない、くない。つまり、むしろわかる。わかり過ぎると言うか、うまく行くと納得できる根拠を探す方が大変で、うまく行かないと理由を考えるのには何の苦労もいらない、ということもまた周知のことなのである。


そうなのであるが、そこでタイトルに戻ると、俺は今日、ふとした思い付きで、数ある「うまくいかない理由」にさらに新たに加えるべきひとつを発見したのだ。

これは理由というより、メカニズムと言うべきかも知れないが。


つまり、個々の機能に関する見積もりの精度が不足している場合、再見積もりを含む要件定義を経ての最終的な見積もりは開発側に不利となりやすい、ということだ。

何を今更。いつも不利になるのだから。当たり前だろう。と、思ってはいかん。

単に見積もりの精度が足りないなら、当たるも八卦というやつで、工数が余っちゃってラッキーだあ、という事も、頻繁に起こっていいはずだ。だが、そうはなりにくい。つまり、精度の不足の作用はランダムではない。そこが問題だ。



  1. 機能リストに項目が30個とかあるとして、これを項目ごとに見積もるとする。
  2. 実現される機能に対して、意図的であろうとなかろうと不当に高い見積もりと不当に安い見積もりが混在しているとする。
  3. 見積もりはたいがい顧客から見れば高過ぎるので、どれかの項目を削ることになる。開発側は、どの項目も妥当な見積もりをしたと主張するだろう。顧客はそれをある程度は信じて(そしてある程度は疑って)、とにかく、「要求した機能に対してこれは割安だ」と思う項目は残すだろうし、逆に割高だと項目は見積もりから外すだろう。
  4. しかし、その後、要件が詳細化される過程で、また別の項目が追加される。この中には、過去に除外された項目が、形を変えて復活していることもあろう。業務上、重要なものは重要なのだから、割高だという理由だけで要件は消滅しない。
  5. 追加の要件を盛り込んで再見積もりをすると、また予算をオーバーする。そこでまた項目レベルの調整をする。で、再び、顧客は割高な項目を削り、割安な項目を残す。
  6. こうして要件の削除と追加、それにともなう再見積もりと項目調整を繰り返し、顧客の選択には常に「機能に対して割安に感じる」ものを優先するというバイアスがかかっているとすると、結局、最終的な見積もりは、顧客に取って割安な項目が多く、その逆は少ないという状態になる。
  7. したがって、開発側は、名目上はしっかり利益率も確保したはずなのに、なぜか実際には工数がかさみ、コストもかかるし納期も危うくなるという憂き目を見る。
  8. ちなみに、「割安である」という顧客の判断を開発側が実感するのは、見積もり確定後の詳細設計段階であったりすることもある。

どうであろうか?

もちろん、いくら適当なことを言うのが好きな俺でも、プロジェクトの問題がこれだけで説明されるなどと思ってないが、しかし気がつくと「あれ?」な感じになるメカニズムの一端が垣間見える気がしないだろうか。俺は自分でそこそこ納得してるんだけど。

このメカニズムの真に恐ろしいところは、開発側の見積もりの不正確さが意図的である場合にも作用するという点にある。顧客が重要視しているがちょっとわかりにくいような機能に対して、バッファのつもりでちょっと水増しした工数を見積もっていたりする場合、その不正確さは見積もった本人はわかっている。わかっているのだが、自分に有利なチョイスが出来ない。選択に関するイニシアチブは発注者たる顧客側にあるからだ。


まあ、しかし、この問題に対する有効な対策はある。そりゃもう明快にある。

分散した誤差がある特定方向に収束して行くという話なのだから、最初から誤差が小さければいいだけなのだ。つまり、個別の機能は出来るだけ正確に(その為に具体的に)見積もることと、その正確であろう見積もりをそのまま顧客に示すことだ。案分したバッファや項目間の調整で、全体金額を恣意的に決めるために要素の見積もりを不正確にするようなことはしてはならない。…言われなくともそんなことはしないわ、と言われるとまあ、ああ、立派ですね、としか言えないが。


ちなみに、項目の見積もりを正確に出すということは、バッファをバッファとして見積もり、顧客にバッファだと伝えることも含んでいる。それに、個別の項目を誠実に見積もることは、その後におなじみに「仕様変更」が発生した際に追加費用についてまともな議論をするための礎になる。項目(機能)と工数/金額の相関関係を曖昧にすること(たとえExcel表で明確に対応させてあっても、論理的に説明できない関係は曖昧だ)は、自分からその交渉のテーブルを叩き割るに等しい愚策だと、俺は思っている。



…なんで急にこんなこと言ってんだろ俺。まあ思いついてしまったから、というだけか。



2012年10月14日日曜日

電気バーベキュー

最近、立て続けにお好み焼きを作って食っていた。

「スマイルプリキュア」を見ていたら作りたくなったのがきっかけと言うのは内緒だが、娘も喜ぶし(そのわりに大して食わないけど)、そもそも好物だし、まあいいじゃないか。

で、テーブルにホットプレートを出して焼くのだが、このホットプレートと言うのが古い。何せ、妻が大学に入って一人暮らしを始めた頃に買ったものだ。妻の学生生活のみならず、俺との新婚生活、さらにその後を支えてくれた歴戦の活躍ぶりだが、さすがに子供まで加わると力不足が否めない。お好み焼きが、同時に1枚しか焼けないのだ。

それで遂に、新しいホットプレートを買うことにした。で、Amazonで検索すると…いやあ、さすがに隔世の感が。プレートだけが外して洗えるというのはもはや常識のようだし(うちにあるのはそうなってない)、そのプレートに各種のオプションが。さらに熱量も、うちのは200度までしかないのだが、250度とかまである。

で、結局買ったのは、TIGERのもので、フラットプレートと肉焼き専用板が付いたタイプ。Amazonは家電などは結構激安なことが多いのだが、今回はもともとの割引に偶然のタイムセールが重なって73%オフ、加えてポイントを持っていたので3000円台で買えてしまった。

お好み焼きは2、3枚行けるとレビューされていたし、肉焼きプレートにすげえ期待している。うちは屋上があって、何度かバーベキューなどしたが、やはり炭を使うのは気を遣うことが多く面倒だ。が、屋上にはコンセントも付けてあるので、今度はこのプレートでバーベキューをしよう。これは楽だ。炭はまあいいけど、実際は屋根のないところで食うということが一番重要なわけだからな。

来週末までには届くので、非常に楽しみだ。



2012年10月8日月曜日

川苔山に登った

よく山に行っているのに釣りだけしかしたことない、というのもアレなので登山を趣味にしようかな、とかどこかのブログにだか書いてから、はや2年か3年は経ったと思うのだが、釣りも山も行かないままに時間だけ過ぎてしまっていた…のだが、先日、ついに、山に登って来た。

※と、それからすでに1ヶ月ほど経っているのだが、最近は自宅でノートPCを隠している(でないと3歳の娘がYouTubeを見まくるので)都合、なかなかアップロードするタイミングがなかったのであった。

もちろん山登りは初めてではないし、登山を趣味にしているわけではない人間としては比較的よく登った方だろうと思っているが、しかし、完全な趣味として山に登るのは…7年ほど前の富士山以来で、その前は15年くらい前まで遡ることになる。

今回、重い腰を上げることになったのにはきっかけがあって、実は会社の同僚(というか現在は上司)が少し前から突然に登山に目覚め、毎週のようにそこかしこ登っていて、その週末には奥多摩でどこか登るとか言っていたので、便乗して同行したのだった。

とは言え、川苔山というのは俺のリクエストだ。奥多摩の山では登ってみたい山だったし、もうひとつ気にしていた雲取山は日帰りだときつい。それで、奥多摩駅で集合し、バスで川乗橋に行き、そこから登って鳩の巣に降りるというコースでの川苔山にした。

川苔谷はきれいだと聞いていたが、確かにその渓谷美は「これぞ奥多摩」という感じで素晴らしかった。

百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)。
高校生の頃から地図で気にしてたのがやっと見られた。

川苔山頂上から…北西かな?
雲はあるが始終晴れていて気持ちのよい天気だった。つうか暑かった。

頂上の道標の上。


ツマグロヒョウモン。だと思う。頂上にたくさんいた。

キアゲハ。
前日にテレビで見た戦場カメラマンのテクニック(構え方)を真似して撮影した。

装備が、特に靴が間に合わせだったので後半は足が(脚でなく)辛かったりしたが、面白かったのでまたどこか登りたいなあ。

なんて思ったけど、靴やザックの初期投資がかかるのと、その後、今日に至るまで、腰痛だの風邪だのが連続していて、山登りどころじゃねえ。てのが残念だ。ま、高山に行くのでなければまだ多少の時間はあるし、どこか行きたいなやはり。

2012年6月26日火曜日

Javaのジェネリクス

よく使ってるけどイマイチわからん。

特に

<? super Hoge>

というのがわからん。

…と思ってたのだけど、少しわかってきた。ような。


  1. <? super Hoge>型にはHogeかそのスーパークラスが代入できる
    1. <? extends Hoge>型にはHogeかサブクラスしか代入できない
  2. 受けた側では、Hogeかそのサブクラスを代入できる
    1. <? extends Hoge>で受けるとnullしか代入できない
    2. <Hoge>で受けると同じくHogeとサブクラスを代入できる
  3. 渡した側は、少なくともHoge型として扱えるものが代入されるとわかる

要は、を使うのはたぶん、引数のリストに何か詰めて返すような処理でかつ、型を現在わかる最上位で固定したくない場合、のような、普通はあまり必然性が高くなさそうな状況ということでオーケーなんだろか。下限が決まらんということはあっても上限が決まらんということはそう多くない気がするが。…絶対ないとも言えないのはわかるけど。スーパープログラマには必要なアレなのかね?


↓確認コード。素人ぽい?まあ、そりゃ親切のためだよ、きっと。


import java.util.ArrayList;
import java.util.List;

public class Generics {
 public static void main(String[] arg){
  List<Monkey> monkeys = new ArrayList<Monkey>();
  //addTo(monkeys);//compile error. 行けそうなものだが行けない
  //addTo_super(monkeys);//compile error. superじゃないし
  addTo_extends(monkeys);//メソッド内でmonkeysにnullしかadd出来ないが
  
  
  List<Animal> animals = new ArrayList<Animal>();
  addTo(animals);
  addTo_super(animals);
  addTo_extends(animals);
  
  //List<Creature> creatures = l;//通常の変数のようにサブクラスに代入できない
  List<Creature> creatures = new ArrayList<Creature>();
  //addTo(creatures);//compile error
  addTo_super(creatures);//Animalかサブクラスが足される。Objectなどは来ない。
  //addTo_extends(creatures);//compile error
 }
 
 static void say(List<? extends Animal> l){
  for(Object a : l) ((Animal)a).say();
 }
 
 static void addTo(List<Animal> l){
  l.add(new Animal());
  l.add(new Monkey());
  l.add(new Human());
  //l.add(new Creature());//compile error
 }
 // メソッド内では型はAnimal以下限定。外では上限定。
 static void addTo_super(List<? super Animal> l){
  l.add(new Animal());
  l.add(new Monkey());
  l.add(new Human());
  //l.add(new Creature());//compile error
 }
 
 // 何も足せない
 static void addTo_extends(List<? extends Animal> l){
  //l.add(new Animal());//compile error
  //l.add(new Monkey());//compile error
  //l.add(new Human());//compile error
  //l.add(new Creature());//compile error
 }
}


class Creature{
 void say(){
  System.out.println("Yes, I am a(n) " + this.getClass().getSimpleName());
 } 
}
class Animal extends Creature{
}
class Monkey extends Animal{
 
}

class Human extends Monkey{
 
}

2012年6月13日水曜日

6月のシカゴ、青い空と湖水、赤い月、そしてピザ

 突然だが、ミシガン湖からの夕日。


…て、サンセットクルーズ(45分で15ドル前後だった)しちゃってるぜ?I was there on businessのはずなのにな!

ということで、幸いなことに業界で世界最大とされるカンファレンスがシカゴで開催され
ていたため、シカゴに出張してきました。

行く前は特に予備知識もなく、有名だけど何があるってわけでもない場所だよなあ、なんて思っていたのだけど、行ってみたらこれが実に面白かった。



ミシガン湖の北西岸にいたから、夜には湖の水平線から昇る月が見え、これが朝日と同じで水平線ギリギリの時は真っ赤で奇麗なのだわ。でも23時頃だったので、チーズ食いながら写真を撮っていたら、マウンテンバイクに乗ったカッチョ良いポリスメン集団に「ガラゴー」だか何だか言われて追い出された。随分と治安の良い国である(本気で言ってない。ダウンタウンだからだろう)。




ちなみにシカゴは、スカイスクレイパー…おっと、高層建築の発祥の地だらしい。Congress Plaza Hotelという古臭い(1890年代建築だそうだ)ホテルに泊まっていたのだが、このホテルが実にロケーションが良く(そして素晴らしいのはロケーションだけとも言われる)、歩いて数分のところにシカゴ建築財団(Chicago Architecture Foundation)があり、空き時間に徒歩でのビル見学ツアーに参加した。アーキテクチャという概念は、建築界から輸入されてソフトウェア業界でも重要な概念であるから、これは見ておかないといけませんなと。

低層建築から高層建築への移り変わりと、同時にギリシャ/ローマ様式のネオクラシカルからモダンへ、その後ポストモダンへと移行する歴史を見た。…まあ、建築のことはよくわからんけどな。



ということで、いくつかハイライトを。

シカゴピザ


名物、シカゴピザである。

一応、サイズがいろいろあり、スモールは1〜2人用と書いてあった。だが、いくらアメリカ人でもこんなの一人で食うのが標準のワケはねえ。これ直径、普通に25cmくらいはあるからね。

ただ、味は実はさっぱり系だった。スペシャルというのを頼んだのだが、マッシュルームとオニオンとピーマンが具のほとんどで、チーズはたぶんモツァレラオンリーだから、意外とあっさり食えてしまう。結局二人で二切れ残したが、事前にチキンウィングとかモツァレラトマトとかいろいろ食ってなければ食えたかも。頑張れば。

ちなみに、この前の日には、リブステーキを食った。でかくて甘辛で美味かった。

そして、この後の日には、ホットドッグを食った。でっかいピクルス添えである。

ホットドッグ
しかも、シカゴ・リバーウォーク沿いのオープンカフェでだ。オシャレ過ぎる。

ビールは主に、Blue Moonと、Goose Islandを飲んでいた。Goose IslandはSummer Timeという奴が一番うまかった。

参加したカンファレンスのパーティでは、当然のようにローストビーフをやたら食ったので、もうこれでアメリカで食うべきものは全部食ったと言えるだろう(笑)。

有名な豆も見たし。

シカゴ・ビーン


海にしか見えないミシガン湖は走ったし。船まで乗っちゃったし。青いなあ。やたら青いな。日本で言えば白水湖とかと同じく、酸性の鉱物でも入ってんだろうな。



ハーバーにはスモールマウスっぽい形のバスもいたし。…釣り道具を持って行くべきだったか…。


天文台裏のハーバー

建築の見学もしちゃったし。これはあれだ。ネオクラシカルか。




それにしてもセグウェイが多い街であった。ほとんどは観光用のレンタルなのだが、これはホテルの向かいの大学の学生のマシンのようだった。


クロカン仕様のセグウェイX2

…そろそろ、エクストリーム・セグウェイが出現する頃合いかも知れん。


ちなみに、もちろん遊んでばかりいたわけではない。

今日も部下どもが帰ってから、23時前まで、既に数万字に達しているであろう出張レポートの続きを書いていた。ま、そういうの書くのも嫌いじゃないんだけどな。

2012年6月11日月曜日

実に気持ちの良いランだった

先週末の話だが。

他人と一緒に走ったのも初めてだったが、なんと言ってもロケーションがな。

水辺はやはり気持ちいい。


うひょ。カッチョいいことしてるね俺。

2012年6月1日金曜日

とか言ってたら、わさわさ実がなって来た

日ごとにぐいぐいと実が増えて大きくなっている。来週中には食えるんじゃないかという気がするのだが、来週いっぱいは出張だ…。

2012年5月31日木曜日

ノイズキャンセリングヘッドホン

意外に安かったので買ってみた。
5000円ほど。Amazonで買ったが、迷った他の機種も含め、レビューを見ると効果があるだのまったく無いだの、百家争鳴で大変だった。

ただ、やたら低い評価をしているレビューは総じて頭が悪そうだったから、えいやで購入。

さっき早速装着し…深夜のリビングだからもとより静かだが、冷蔵庫の前に行ってみると、なるほどモーター音が消える。消える時より、モニターボタンでキャンセリング効果を切った瞬間の方がよくわかるな。

これは良いもの買った気がする。


2012年5月28日月曜日

スカイファーム

…屋上農園とかプランターガーデニングとか言うよりカッコよくね?いま考えた言葉なんだけど。タイトルね。

トマトに実がついた。
今朝、水やりの際に受粉をさせようと花を弾いたら古めの花が吹っ飛んだので、お?花が終わったなら実か?と思いよく見ると、小さな青い実が二つ。
かわいいですなー。

トマトは、全部ミニだけど三種類植えてあり、すべて花が咲いてる。食べ比べが楽しみだ。

あと、キュウリ。支柱を買うのが遅れて昨日立てたのだが、すでにある程度は地を這って伸びていたから、葉っぱが全部、縦になってしまっていたのだが。

一晩明けて見たら、葉の向きがすっかり変わってしっかり水平になっていた上に、これでもかとツルが巻き付いていた。

…動き速いなあ。俊敏だ。

他にオクラ、パプリカ、枝豆を植えてあり、皆元気。枝豆以外は冷やしうどんにでも乗せようと画策している。

2012年5月22日火曜日

おまけ:iPhoneで撮った日蝕

やっぱ無理あるわな、さすがに。

日蝕グラスをレンズに当てて撮ったものをトリムしてます。

2012年5月21日月曜日

金環日蝕

クリックで大きくなります。


欠け始めたあたりから、屋上に朝ごはんのピーナッツクリームパンとおにぎりやらお茶やらを持って出て、妻と娘と観察した。

最初、俺のD3000で最大に暗い設定であるISO100、1/4000sec、F32でも太陽は明る過ぎてハレーションが起きてしまい、蝕がわからなくなってしまって困ったのだが、幸いにも雲が厚めに出てくれたので、よく写真に撮ることが出来た。

3歳のザッキーが例のヘンテコ眼鏡を使えるか心配だったが、何の問題もなく使いこなしており、「ドーナツー!」と絶叫して喜んでいた。

なかなか面白かった。


*   *   *


曇っていても太陽なので当然明るく、シャッター速度もそこそこ速かったが、リモコンは使った。ショボい三脚に望遠ズームを付けているので、手ぶれは警戒する。まあ、結果は上々だと思ってる。
ニコン リモコン LM-3

2012年4月15日日曜日

リモコンレリーズを買った


ずっと前からAmazonのカートに入れていて、もっと早く買えば良かったのだが。

先日、娘の入学式の後に記念写真を撮ろうとして、三脚はあるもののやはりセルフタイマーはやりにくくて。特に、D3000はシャッター一回ごとにセルフタイマー設定が解除されるので煩雑で仕方ない。

記念撮影だけでなく、手ぶれが気になるシーン(昨年冬の月蝕の撮影とか)でも、やりにくいことこの上なかった。で、リモコンを買えば解決するとわかっていたのに。

まあ、記念撮影などまたいくらでも機会はある、というかいつでも撮れるので、ともかくリモコンはさっさと買っておこうと、注文しておいたのが届いた。

で、とりあえず自宅内で試し。




これ、マンフロットのマイクロ三脚で撮影。2秒タイマーで。やはり、さりげなく便利に感じた。カメラ置いて構図決めて、後はさりげなくピっと。

もちろんその後は、無駄に自宅内で娘と写真を撮ったりした。

…なんかこれ持って撮り行きたいなあ。





2012年4月13日金曜日

ハッカーと画家、そしてジーパン

ハッカーと画家、という本がある。 数年前に読んで非常に面白かったのだが、最近ふと思い立って、再度読んでいる。ま、通勤電車内でも気の向いた時、iPhoneでのゲームの合間などにちょこちょこと。

 


最初の方の、ナードの分析(著者の自己分析)も非常に面白いというか、そうだよなあ…と頷かされると言うかだし、その他にも面白いことがたくさん書いてある。

最近流行りのビジネス書なんかが実にバカバカしく思えるような、「それ言っちゃオシマイだけどその通り」みたいな話が多くて、こういうのばかり読んでると会社の上司というか管理職の方々と真面目な顔してお話できなくなってしまうと心配になるくらいだ。

今度時間がある時に、気に入った名言をいくつか引用でもしてみようと思うのだが、とりあえず一つ、とても気に入ったものの見方を紹介しておく。

曰く、

流行の本質は、それが流行だとは誰も思っていないという点にある、

とか何とか。

いま手元に本が無いので、そのままの引用ではないが意味は合ってるはずだ。


これは、俺も昔から思っていたことだが、まあ奇麗な一文にまとめてくれたものだと。


ここからは俺の回想を述べる。

小学校高学年くらいの頃、ケミカルウォッシュのボンタンジーンズ(足首は非常にスリムなのだが、2タックとかの)が流行っていた。そう、まさに流行っていた。

で、社会の教科書か何かで70年代頃の若者の写真が載っていて(ただ写真が古かっただけで、若者の服飾文化云々という話ではなかった)、それを見て俺は大いに笑い転げていたのだ。

…ナニこのジーパン、ベルボトムっての?昔はよくこんなの穿いてたよな。だって変だよ、なんで膝細くて裾がやたら太いのさ!

中学はスリム/ボンタン全盛期にあたり、そのまま過ごした。高校生になった時も、そういう形の改造制服(実際は改造じゃなくて、そういう店で買って来るだけなのだが)を着用していた。

ところが、高校3年になった頃だったか。どうもこの、スリムズボンがダサくなって来たのだ。なんかオシャレっぽい者はむしろ標準的なストレートのズボンになっており。そこで俺も、もともと持っていた標準制服のストレートズボンを穿くようにした。

さらに大学に入る頃には、もはやジーンズはブーツカット全盛期であった。俺ももちろん、ブーツを履いてブーツカットのジーンズを穿いていた。いわゆるオタク臭さ全開の同級生が、いまだストーンウォッシュのスリムジーンズを穿いているのを見て、(自分もボーダーラインのくせに)うわ、だっせえな、何でモモ太くて足首細いんだよ、あり得ねえだろ、などと内心で笑っていた。

この時、もちろん、自分が数年前に正反対のことを考えていたという事実には気付いていた。

だが、俺は愚かにも、こう考えていたのだ。

やはり、スリムのケミカルウォッシュが格好いいなんて思っていたのが流行の恐ろしさだよな。あんな変なものが良く思えてしまって、フレアしたワンウォッシュのシルエットの格好良さがわからなくなるなんて。やはり、ズボンの形は本質的に裾広がりであるべきなのに。なぜって、その方が遠近法と裾が下がる視覚効果により脚がすらっとして見えるはずだし、理にかなってる。暗い色は脚を細く見せる効果もあるだろう。だが、明るく不自然なウォッシュ加工で、ロールアップして足首なんか出してたら脚は太く、短く見えるじゃないか。それが格好いいなんて、加工技術の発展で一時的に生じた麻疹のような流行による病的な感覚だよ…。

…。


そして、就職して数年、社会人になって、しばらくはスーツ生活だったがジーンズで出勤できるような職場に転職した俺は、ある時、若くオシャレな青年のズボンがスリムであることに気づき、しばらくは「へえ…」などとスルーしていたのだが、結局、なんだかブーツカットは古臭く思えてきて、スリムなズボンに乗り換えるのであった。

先日に購入したズボンも、ハードなウォッシュで明るめに加工されたスリム…まあ、むしろスキニーのデニムである。いまは裾をおろしているが、去年の夏などはロールアップで通勤していた。


もっとも、もはや俺は、だからと言ってブーツカットやストレートやベルボトムを「根本的にかっこわるい」などとは勿論思っていない。さすがにそこまでバカじゃない。

ただ、若かったとは言え、自分が、周囲の流行には左右されにくいなどと自認している自分が、思い切り価値観を流行によって塗り替えられていたという事実は、実に面白いと思っている。

俺は、ズボンの観察によって、流行と言うのは「これが流行っている」などと思ってるうちは本物じゃないのだな、とある頃に気付いていた。本当に流行している時には、それはただ常識的な価値観になっているのだ。





ま、ファッションの流行は、俺にとってはただの面白いネタだ。そこまでオシャレに拘ってるわけでもないし。

ただ、ビジネス界の流行には、しばしば辟易させられる。不惑も過ぎたような大人達が、流行に惑わされて右往左往して、したり顔で何か言ってるのを聞くと、笑うのも困るのも通り越して、何か悲しくなってくる。人間て、こんな程度なのかなと。

2012年4月10日火曜日

オフィスの仕出し弁当

…の、豆腐。知ってる人は知っている、玉子屋。たまに冷や奴が入ってるのだが、そのパッケージがまあ。ヘタウマ、ダサかっこいい路線のあざとさを感じないでもないが、どうしても、「ッ」にJOJOっぽさを感じてしまう。

2012年3月24日土曜日

デミング博士について(備忘録)

デミング博士は、俺の好きな博士シリーズの一人である。そこでちょっと、彼の教えをメモっとく。…とは言っても、ソースはWikipediaのみなので、深い情報を期待しないように。特に解釈部分は俺のセブンセンシズなので、何かちゃんと知りたい人は、原著と言わずともせめて下記のページへ行くことを推奨する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/W・エドワーズ・デミング

== デミング哲学の真髄 ==

品質を次のように定義したとき
Quality = Results of work efforts / Total costs
品質向上を心がけるということは、コストを常に低下させることに他ならない。


…品質というのはコストと切り離しては考えられない。いくら完成度の高いプロダクトでも、法外に高価なものは高品質とは言えない。コストが高いのに価格が安すぎれば、そのような状態は維持出来ない。


== 深遠なる知識(Profound Knowledge™) ==

経営者がもつべき深遠なる知識の体系。経営者じゃなくても持つに越したことはない。というか、いくらかでも「管理」が仕事になる人間ならば、身につける努力をすべきだろう。


  1. システムの理解(Appreciation of a system)- 供給業者、製造、顧客を含めたプロセス全体を理解する
  2. ばらつきに関する知識(Knowledge of variation) - 品質のばらつきの範囲と原因を知るため、統計的標本化技法を利用する
  3. 知識の理論(Theory of knowledge) - 知識を説明する概念と知ることができる限界(認識論)
  4. 心理学に関する知識(Knowledge of psychology) - 人間性の概念


これらは体系であって、いずれも欠けてはならない。いずれかが欠けた状態では一つも無いに等しい。車のタイヤみたいなものか。



== デミングの14のポイント ==

非常に有名な、マネジメントにおける原則。


  1. 競争力を保つため、製品やサービスの向上を常に心がける環境を作る。最高経営者がその責任者を決める。
  2. 新しい哲学を採用する。我々は新たな経済時代にいる。遅延、間違い、材料の欠陥、作業の欠陥などの一般常識となっている水準には満足できない。
  3. 全品検査への依存を止める。品質は統計的手法で向上させる(完成後に欠陥を見つけるのではなく、欠陥を防止せよ)。
  4. 価格だけに基づいて業者を選定することを止める。価格と品質によって選定する。統計的手法に基づく品質保証のできない業者は排除していく。
  5. 問題を見逃さない。全体(設計、受け入れ材料、製造、保守、改良、トレーニング、監視、再教育)を継続的に向上させるのがマネジメントの役割である。
  6. OJTの手法を導入する。
  7. 職場のリーダーは単に数値ではなく品質で評価せよ。それによって自動的に生産性も向上する。マネジメントは、職場のリーダーから様々な障害(固有の欠陥、保守不足の機械、貧弱なツール、あいまいな作業定義など)について報告を受けたら、迅速に対応できるよう準備しておかなければならない。
  8. 社員全員が会社のために効果的に作業できるよう、不安を取り除く。
  9. 部門間の障壁を取り除く。研究、設計、販売、製造の各部門の人々は様々な問題に一丸となって対応しなければならない。
  10. 数値目標を排除する。新たな手法も提供せずに生産性の向上だけをノルマとしない。
  11. 数値割り当てを規定する作業標準を排除する。
  12. 時間給作業員から技量のプライドを奪わない。
  13. 強健な教育プログラムを実施する。
  14. 最高経営陣の中で、上記13ポイントを徹底させる構造を構築する。


しかし、この7番、10番、11番、12番あたりは、実際の”マネジメント”連中が、目にしたことはあるであろうにいつも奇麗さっぱり忘れてくれるものである。


== 死に至る七つの病 ==

これはさほど有名ではないのかも知れないが。これらの兆候、現象は企業を殺すと。

  1. 目的の不変性の欠如
  2. 短期的利益の重視
  3. 性能/利益率/年度ごとの成績による評価
  4. 経営の流動性
  5. 目に見える点だけで企業を運営すること
  6. 医療費用が過大となること
  7. 成功報酬目当てで訴訟を起こす弁護士が増えることで、保証のための費用が過大となること
1番、経営理念というものがしばらく前からアチコチでやけに重用されてるが、そいつがお題目になっているのに目をつぶって「うちには理念がある」などと言い、現実的な目的が変転するどころか何だかわからないという事は有り勝ちじゃないの?

2番、四半期目標が無いと利益もスキルも上がらないなんてのは妄想だろ、と。


== PDCAサイクル ==

昨今の管理職が上から下まで大好きな、いや管理職だけじゃないな、営業から何から、とにかくビジネスシーンで何かプレゼンテーションしないといけないなら「…というようにPDCAを回して行く、それによって継続的に改善が…」とか言っておけば安心だっつうような陳腐な言葉である。

陳腐であるが皆が信奉するこれが、デミング博士らの発案によるということはPDCAという用語ほどにはメジャーじゃない。

  1. Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
  2. Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
  3. Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
  4. Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする
原案は素晴らしい。だが、しばしば、チェックはただの検査となり、それこそデミング博士が品質について述べた「検査に依存しない」という方針に思い切り反してしまう。

机上論のプランを実行し、検査すれば合わないのは当然で、その当然の結果に対して「ああ、現実は難しいですね、まあ」とろくな改善をしないか、でなければ現行プランをごっそり捨ててしまうかで、つまり、サイクルなど回っちゃいないのがよくある現実だ。

== PDSA==

…という状況を憂慮したデミング博士は、自身の考えが正しく伝わらない理由を、

because he felt that "check" emphasized inspection over analysis.
と考え、CheckをStudyに変更した。

改善に必要なのは分析である。企業活動が今、その瞬間から始まるわけではないのなら、むしろSAPDと言ってもいいくらいだ。ノープランでも何かしていたなら分析は出来るはずで、その分析結果なくして改善プランなどあろうはずがない。

意気込んで業務改善をしようとして最初から転けるのは、現状の分析をせずに、妄想だけでプランを建てて、「ルールなので」と現場に押し付けるような傲慢さを、「PDCAサイクルを回し」て行くことになるのだなどと、激しい勘違いをしているからだろうな。

2012年3月19日月曜日

思川(粕尾川)のヤマメ

たぶん2年くらい振りの渓流釣り。何せ、昨年の解禁のために新調してあったウェーダーがやっと初めて実戦投入されたのだから。

今年は行くぞという景気付けに、昨年も多忙で逃してしまった思川の解禁に行こうと決めていたのだが、当日の天気予報では栃木に雪だるまがウロウロしていたのでビビり、解禁翌日になってしまったが、何とか行って来た。



久々で勘は鈍っているし、弾薬は貧相だし(つまり愛用していたルアーの多くがロストしたままで、フックが折れたり錆びてるのも多い)、おまけに行ってない間に粕尾にも災害があったようで地形変わってそうだし、大丈夫かなと思ったが。

さすが俺、と言う事できれいなヤマメを拝むことが出来ました。いや、やっぱり奇麗なものを見ると心が和むね、うん。

10時前くらいから開始して、ミノーでの1匹。




ちなみに、新調されているのはウェーダーだけではなかった。これまた2年ほど前に折ったままになっていた長年愛用のカーディフ60ULに代わり、カーディフX 62UL。やっぱ高級感あって愉しいわ。それに、やはりULに限る。俺の釣り方ではXULはイマイチ合わない。

1匹目はミノー(SMITH Panish 9F)、その後スピナー(SMITH AR-S)、スプーン(SMITH PURE 2.7g)などで計6匹。1日違いとは言え、やはり解禁当日ほどの魚影は無かったのでこんなもんじゃなかろうか。満足した。7匹目を狙っていたが、夕方の最後、集中力も切れて足許が覚束なくなって来たところで撤収した。疲れて来ると、つい楽しようと転石に乗ってしまって転びそうになる。キャストも雑になって対岸にスプーン刺してロストしちまったし。


しかし、今日はここ数日では寒くない日だったとは言え、小雨の降るコンディションながら、快適な釣行だった。やはり透湿ウェーダーはいい。以前のゴムのに比べ、そもそも軽いし、ムレないので冷たくならないし。靴下も今回はウールの山用を履いていたし、しかもこれまた直前に購入しておいたクロロプレーンの3フィンガーレスグローブもしていたから、何せ足と手指がつらくない。身体は普通に防寒しているし。

ところでいつも、なんで皆は夕マヅメの前に帰ってしまうのだろうと思ってるのだがね。今日も、最後にほとんど人がいなくなってから、一気に反応が良くなった。




そんな中の一匹だが、これもミノー、パニシュ。買いに行った店の在庫の都合で7cmなのだが、この大きさでも普通に釣れるんだよね。3cmや4cmのミノーなんてしみったれてて投げてらんないですよ(とか言って管釣りでは2cmのも投げてるけど)。



とは言え、アピール抜群で、ミノーを泳がす距離がない時にも使える。と言う事で、渓流で重宝しているのはやはりスピナー。スミスのARスピナー、その原型のパンサーマーチンは、とりわけ良い。今回も、パイロットルアーとしてずっと投げてて、特に淵なんかで食い切らない場合にミノーを試す、という感じだった。



しかし、コンパクトデジカメを持って行かなかったのは失敗だったな。一眼レフは持っていたが、それ持ってウェーディングする気にならなかったし、結局iPhoneで写真取ったのだが、それだって気が気じゃなかった。今度から釣りの時はやはりLumixとか持ってこう。



2012年3月6日火曜日

さば味噌がうまかったのでメモる

サバ味噌というのはたまに無性に食いたくなるメニューのひとつだが、以前は職場近くにばばあ食堂みたいな定食屋(良い意味で言っている)があってたまに食っていたものの、今の職場の近くにはそういう店がないので、ずっとご無沙汰だった。

ところが先日、スーパーで脂の乗ったサバが安かったのを発見して、初めて自作してみることに。これがうまいこと自分好みの味になったので、メモっておく。



  • 味噌 大さじ4
  • 酒 大さじ4
  • 生姜 1かけをスライス
  • 砂糖 大さじ4
  • 水 2カップ
  • 醤油 大さじ1と半分

味噌は、2さじは八丁味噌、2さじは普通の味噌(出汁入り合わせ味噌)にした。八丁味噌はこれ以上は増やさない方がいい気がした。変えるなら少し減らすとマイルドか。
あと、効果があるかよくわからないが、どこかのレシピに従い1さじは煮込み後に加えた。

水は、最初に見たレシピでは1カップだったが、鍋に入れたら少なそうだったので倍にした。煮詰めればいいかと思ったが心細かったので、他のレシピでは足している醤油を足すことにした。

手順は、

  1. 2枚おろし済みのサバに
  2. 熱湯を掛ける(まな板の上でやったが、やはり網やザルが良さそうだった。カスっぽいの出たから)
  3. 切って、十字傷を入れて、
  4. 仕上げ用味噌以外を解いた圧力鍋で30分煮て
  5. 仕上げ味噌入れて適当に煮詰めて、
  6. おしまい。




これで十分に背骨まで食えた。もうちょい煮たらもっと背骨がやっこくなるだろうが、身が正体無くならないかな?今度はそうしてみようか。

あと今回、酒と醤油が安っぽかったのだが、ここをもうちょい高級にすれば、よりうまいんじゃないかなあ。

清里の夜 (スノボー行った)

今シーズンは引っ越しも済んだし、ずっと御蔵入りしてるボードを一度でも使いたいなと思っていたが、ずいぶんと予定外な形でそれが実現された。

会社の同僚、と、言っても、以前一緒にボードに行った部下じゃなくて、同じかやや上のが組んだ企画に乗っかる形で、金曜夜発の一泊予定で清里へ。

なんと、同僚の一人が別荘がある(正確にはその親の所有だそうだが)とのことで。

正直、たいした期待もせずに、金がかからず時間も楽になるならとホイホイ着いて行ったのだが、まさかのリアルログハウスに薪ストーブ。


薪のはぜる音を聞きながら、赤松と白樺に囲まれたログハウスで深夜に缶ビール、という時点で俺のリゾート要求は十分に満たされてしまった。

「まったり」という表現も懐かしいが、まさにそんな感じの春間近の夜長に、もうおそらく本来の別荘オーナーのものであろうワインの一本でも空けて明日はそのまま帰ろうかなんて冗談も出たが、初志貫徹のために3時頃就寝。布団を使ってしまうと片付けが面倒だからとかそんな理由で寝袋で雑魚寝したが、意外なほどに暖かく、よく眠れた。

朝、予定より1時間ほど遅く起きて外に出ると、わずかな雨があるものの、おそらくゲレンデは雪がぱらつくくらいじゃないかという紙一重な天気。赤松にはリスが。前日には鹿もいたし。いい気分だ。



結局ゲレンデは、いくらか雪が舞うがあまり寒くないという具合のよい天気。

ファミリーに人気の平和なスキー場で、のほほんと楽しむ。

久々のボードはワックス不良もあり手こずったが、午後にはイイ感じになってきた。が、それと同時に体力も尽きてきて、足許が怪しくなってきたところで早めの終了。

日帰り温泉で露天風呂につかり、自分は運転が無いのをよい事に生ビールまで飲んでしまった。

飯も、高級なものは食わなかったがいろいろ面白かったし、久々にまともに遊んだ。

いやあ、やっぱりこういうのは必要だな。


ところで、行ったゲレンデが「サンメドウズ」というところだったのだが、昼にバイキングを食べた(これがまたなかなかうまかった)食堂のトレーには「キッツメドウズ」と。

なんと、俺が学生時代に一度だけ、仲が良かった高校の部活の先輩に誘われてスキーに(後から思えばそれは合コン?的スキーだったのだが)行って、全然合わない道具(身長より30cmくらい長い板とか)を借りて、何もわからずに頂上に行って散々な目に遭い、「二度とウィンタースポーツなどやらねえ」と誓ったゲレンデであった。滑ってる途中で結構、景色も思い出して来たし。

ただ、その時に、「スノボーの方が簡単そうだ」と思ったのが、数年前に突然ボードに挑戦してみたきっかけの一つだから、これは、そう、ある意味ではリベンジになったのかな。今回は、まあ、普通に滑ってこれたからな。あの時には「俺このまま遭難するんじゃないか」と思ったほど長かったコースも、今となっては短いくらいで。

ま、良かった良かった。

2012年2月21日火曜日

鉄フライパンを導入。これはいいフライパンだ。

ちょっと前に、久々に食いたいと思ってオムレツを作った。ところが、我が家の唯一のフライパン、28cmのT-falで卵2、3個では、どうも大き過ぎてうまく行かない。

それでもう少し小さめのフライパンを買おうと思い立ったのだが、せっかくだから鉄のフライパンを試してみることにした。幼い頃に初めて目玉焼きにチャレンジする時に使った、やたらに重いフライパンを、使いこなしてみたいというようなノスタルジーだ。

「焦げ付かない」フライパンが一般化した今、鉄フライパンは上級者向けのような位置づけになっているが、どうせ主力じゃなくて、休日に俺が遊びで作るような料理のためならと。

で、買ったのがこれ。








SAというのは「シルバーアロー」の略だ。だが、そのシルバーアローという言葉にどんな意味が込められているのかは知らない。ともかくプロ仕様(と、どこかに書いてあった気がするし、メーカーの遠藤商事は業務用メーカーだ)であり、2.3mm厚の底である鉄フライパンだ。

鉄フライパンは、焦げ付かない加工が無いので焦げ付かないように注意して使う必要がある(当たり前だ)が、その代わりに熱に関する優れた特性を有している。

購入前にWikipediaで調べたところによると、アルミの融点が摂氏660度に対して鉄は1500度以上、熱伝導率はアルミの約1/3で熱容量はほぼ同じだ。

いや…これが何を意味するか、正確なところは正直知らん。が、想像するに、まず金属のフライ返しと合わせて強火力を容赦なく使えるということ、そして熱伝導性が小さいということは、温度が安定するということだ。いや、そう、熱伝導は悪いのだよ。鉄フライパンうんちくで熱伝導が良いと書いているのを結構見かけるが、鉄という素材はアルミに比べれば熱伝導性は悪い。だから、鉄フライパンは取っ手が鉄のままでも結構素手で大丈夫だったりする。

そして、熱が伝導しないということは無駄に拡散していかないということで、したがって、十分に熱した場合には食材を投下してもフライパンの温度が下がらないということになるだろう。

ま、結局よくはわからないのだが、熱に関する特性が鉄とアルミで大きく違うのは確かだ。





ともかくだ。黒光りするボディ、底面には誇らしげに「MADE IN JAPAN」の文字とSGマークが刻印されている。

同封の説明書にもあったが、昔の錆び止め塗装と異なり、無害なシリコンコーティングを用いているために、いわゆる「空焼き」は不要だそうだ。実際、そんなことはせずに使ったが、特に不快な臭いなども無い。シリコンなんて…と気分を害する人もいるようだが、Feは良くてSiはダメだと言う事も無かろう、と俺は思う。

さて、能書きはこのくらいで。

実際に使ってみてどうだったのかと言うと…これが素晴らしい。

最初に作ったオムレツは単に失敗(鍋の種類と関係ないタイプの失敗)して炒り卵になってしまったが、次のオムレツはうまかった。YouTubeで学んだ通り、激しく鍋を揺すったのが良かったのではないかと思っている。ふわっととろっと、と言う感じで、「ああ、オムレツってこんな食い物だったよな」と。

続いて、餃子を焼くとこれがまた良い。オクタン餃子とかって冷凍品でなかなか美味いのだが、これは前回はアルミで焼いていたから、味は知っていた。それが…実際、味そのものは変わるはずはないのだが、鉄ので焼いたら皮が。底面がパリっとして、これまた「ああ、焼き餃子ってこうだよな」という感じだ。時間とか水入れる量とか、いつも計ってるから同じなんだけどね。

そして続いて、ホットケーキ。

これがまたうまい。おやつ用に、予め砂糖とバターを加えて(備忘録:粉300gに大さじ1ずつ足した)焼いたが、表面はサクっとして、中身はふんわりと。

つまるところ、どれも、同じなのだ。表面がしっかり焼けて、中は火は通っているのだが焼け過ぎというか加熱され過ぎていない。おそらく、熱伝導の問題に加えて、輻射熱の問題もあるのではないかという気がする。ともかく、理屈はどうあれ、この特性はおよそ焼き物を美味くする。とうぜん、よく言われるように野菜炒めもシャキシャキになるのであろう。これは楽しみだ。



ちなみに、今のところ、焦げ付き問題には遭遇していない。ただ、調理した後にすぐ(料理を食べるより前に)お湯で洗ってしまうようにはしている。餃子の時など、澱粉が多少焦げ付くが、お湯をかけつつ金属のフライ返しでガリってやればだいたい落ちる。ま、小さい鍋だし、むしろ片付けが楽なくらいだ。今度ササラでも買って来よう。

いやあ、最近、料理が愉しいわ。料理というほど立派なもんは作ってないが。

2012年2月11日土曜日

What should I do this weekend?

タイトルに困った場合は英訳に挑戦してみるのである。

そんなことよりどうするかだ。

ロッドも買ったことだし釣りに行きたい。ずっと行ってないし。ヤマメ釣りたい。…が、これはもうすぐ渓流が解禁だからそれまでは待てばいいか。

スノボーとか行きたい。狭山スキー場で構わない(つうか十分)し、一人で問題無しなので、久々に板を使いたい。…が、これも今度同僚と行く事になりそうだからいいか。

先日、昨年秋の引っ越し以来ずっと半端になっていた片付けの続きにようやく着手すべく、IKEAで買ってきた収納系雑貨などいくつかあるので、片付けをするか。日曜には書棚も来るから作らねばならんし。

うん、それが手堅い。


が、どうも出勤するべきでないか?という気もしている。今日も自分の作業はろくに出来なかったし、月曜も午後からずっと会議の予定だ。俺が握ってしまっている横断的な処理の改善が遅々として進まないせいで、チームのパフォーマンスに悪影響が出ている。とは言え、今日は少しは進展もあった。この休みに出れば、静かなオフィスで集中して作業して進捗の回復に向けて弾みが付くだろう。

…つったってなあ。疲れ気味なのに休出とかしたくねえし。

やはり家でザッキーと遊んでよう。

…先日、ザッキーの制服や通園バッグが届いた。赤い小さなショルダーバッグが何とも可愛い。…通園バッグか、ふ、俺がついぞ使ったことのない物だな。なんて感傷は吹き飛ぶくらい、ザッキーの通園スタイルは決まっている(と想像している)。

が、そうしてこの春に幼稚園に入れば、あとは小学校、中学校…。…ああ、いやだ。一緒に風呂に入るのもあと何年行けることか。

それにしても、一人娘の身を心底ステレオタイプ的に案じる自分、自分という人間がこんなにも平凡だとは思わなかった。…いや、思わなくも無いか。自分の事を知るのは言うほど簡単じゃないが、俺は自分で言うのもなんだがそこそこよくわかっているつもりだからな。

2012年2月7日火曜日

天ぷらが難しい

最近は、揚げるのは慣れた…と言うより、新しいガス台の性能が良いため、揚げるの自体は失敗しない。衣がべちゃべちゃ…なんてショボい事もない。

が、どうも違う。やはり衣が違うのだと思う。それで、いつもは黄金を使ってたのだが、最近はただの薄力粉でやってみたり、今日はレシピサイトやキューピーのサイトにあるように、マヨネーズを使う裏技も試した。

マヨネーズってのはなるほどだ。卵の代わりであり、水気を飛ばす酢であり、ついでに塩味もついてつまみ系天ぷらとしては都合良い。

実際、今日試したのはちくわ磯辺なのだが、美味かった。美味かったのだが、ちょい違う。

俺はもっと、堅いというか、しっかりした衣がいい。今度は卵多め系を試そうと思う。

備忘録
卵と水:小麦粉が1:1ってのを見つけた。これいけるんじゃないか?わかりやすいし。

2012年2月5日日曜日

ネスカフェ バリスタで勝手なコーヒーを飲む

ウチは結構コーヒー好きで、休日などは一日に5杯くらい飲む。…のだが、インスタント派であり、豆など買わない。挽いてない豆などもっての他だ。

まあ、正直、以前はレギュラーコーヒーも買って、普通にドリップして飲んだこともあったのだが、だいたい面倒で飲まなくなって途中で捨てるので、買わなくなった。

で、昨年秋に引っ越してキッチンも広くなったところで、コーヒーメーカーを導入…というありがちな選択の代わりに我が家に導入されたのが、このネスカフェ バリスタである。

こいつは、インスタントコーヒーの粉を予めタンクにセットしておくことで、ボタン一つでコーヒーが飲める優れものだ。粉は当然、ネスカフェゴールドブレンドなのであって、そのままでも違いのわかる味わいなのだが、このマシンは、ただ粉に熱湯を注ぐというアイテムではないので、普通にお湯を注ぐよりも美味く出来る。Amazonのレビューなどでも高評価だが、同じくそのレビューでも指摘される唯一の弱点は、若干温度がぬるい(確かに熱湯並みの熱さではない)事であるが、そもそもコーヒーってそんな熱湯みたいな温度で飲むものだったか?と思うし、だいたいがして俺は猫舌なのでむしろややぬるは有り難い。

ということで、とても重宝しているのだが、もう一つ、弱点とは言わずとも…というところが、その粉カートリッジにある。これが、ネスカフェのエコパック専用で、つまりゴールドブレンドとせいぜい香味焙煎しか飲めない。

で、これをクリアして他社製も含め様々な味を楽しむために、カートリッジの反対から少しずつ粉を入れる…などの手法が提唱されている(ネット上で)のだが、俺はこれを、実にクールに解決している。

その方法がこれだ。



専用の粉は紙容器(差し込み側にはプラスチックの接合口がある)なので、空になったものの底を切って、1つ保管してある。

他社製や、特売で入手した通常の瓶タイプのものを使いたい場合は、この底抜けのカートリッジを差して、そこに瓶の中身をどばっと入れれば、当然のように何の問題もなく粉はタンクに格納される。


実にクールなソリューションだと自画自賛している。



いや、このアイテムはしかし素晴らしい。上位機種?の液体カートリッジの奴なんかダメよ。半端過ぎる。この単純さが素晴らしい。味は、はっきり言ってレギュラーには劣る。だが、味と手間のバランスで優れているっつうね。お湯沸かす必要すらないんだもの。瓶の蓋空ける必要も。この価値観、わかるかなあ。わからない人にはわからないだろうなあ。…日清が開発する以前からカップ麺を電子レンジで作る方法や、カップ焼きそばでお湯を捨てない方法を独自に考えてるような人達ならわかるだろうと思うけど。




2012年2月1日水曜日

我が力はアマゾンから来たり

帰宅してみると、Amazonから、いろいろと楽しい物が届いていた。

まずは、自転車用のライトとテールリフレクター。これで、10年以上部屋の肥やしになっていたマウンテンバイクを、日常生活で活用出来るようになるな。
しかも、これ合わせて千円してない。近所の自転車屋で事前に見たものだと、無駄にゴツくて高いのしか無かったが、まさに必要最低限のものが見つかって良かった。

そして、膝サポーター。山歩きで膝を痛がる友人を笑っていたら、ランニングで膝痛くしてしまった。…実は前から違和感はあったのだが。やはり距離が10キロくらいになると痛みが。
高機能タイツは高かったので、レビューで膝が痛くなくなったとの評価が多かったこのサポーターを購入。二千円しなかったが、期待している。…皿が揺れるのがいかんのかね。
あと、ついでに白熱球型蛍光灯。リビングの、スウェーデン製オシャレライトの球にするものだ。

そして、何と言っても真打ちは…

トラウトロッド。シマノ カーディフ62UL X。

もはや二年近く前にウルトラライトのカーディフを折って以来、ようやくの補給。ずっとナチュラムを見てて、いつも在庫切れだよと思っていたのだが、意外や意外、Amazonにあった。…前は無かったはずだけど。

何にせよ、補給は着実に進んでいる、後は使うばかりだ。

使うぞ、今年は。