2010年1月3日日曜日

浦霞

この年末年始は浦霞を飲んだ。
…ヨークマートの酒コーナーに並ぶ小さいボトルでいちばん美味そうな気配のをチョイスしただけだが。

仙台の方、宮城県塩竈市の酒ですな。

日本酒は正月しか飲まない上に、例年、小さい瓶でも飲み残してしまうのだが、今回は飲みきった。
つまり旨かったということかな。

味はまあ、特別に辛くも甘くもないというか、まあ、日本酒を飲み慣れない俺なんかがそう感じるということはそこそこ辛口なんだろうけど。

…なんつってたら気になってきたから検索したら蔵本のページがあった

日本酒度+1〜+2だそうだから「そこそこ辛口」はだいたい正解だろ。俺の舌もそうバカじゃなさそうだ、イヒ。

あと目を引いたのがこの純米酒浦霞の原料米は「まなむすめ」というのだな。知らずに買ったものだが、愛娘を撫でくり回して過ごすと決めた正月にはうってつけだったではないか、ははは。

ラベルにある句によれば「浦」が指しているのは塩竈の浦、つまり松島あたりのことだ。松島には若かりし頃にバイクで旅したことがある。遊覧船は苦笑するところもあったが、確かに絶景だった。裏松島ってところが静かで良かった覚えがある。

また、その塩竈には塩竈神社があるのだが、これは俺の職場が移転する前、会社から徒歩2分くらいのところで毎朝突っ切ったり、たまに境内で昼にペヤングを食ったりしていた新橋の塩竈神社の総本社だそうだ。名前からして繋がりがあるのかと思いつつ、なぜ新橋に?と思っていたが、航海の安全(と安産)を司るそうだから、そのあたりなのかな?新橋も港区であり、今は少し海まで距離があるが、埋め立て前ならもっと近かったろう。


俺は船には乗らないが、浮き沈みの激しい業界の荒波に飲まれぬよう、自分の信じる価値観という羅針盤を見失わぬよう、塩竃神社にもあやかりたいものだ。

…と、上手い事言ってまとめてみようとしたが、神社の近くで作ってる酒を飲んだだけで、神社には1円の賽銭も柏手一つもくれてねえでご利益に預かろうと言うのは無いか…。

ま、ともかく浦霞はなかなか気に入った。


3 件のコメント:

  1. 今年もブログ拝見します。自分は、福娘というお酒をいただきました。娘さんに、良い年でありますように。
    日本酒大好きです、鷹勇、庭のうぐいす、よく飲んでます。おすすめ!
    ひろしさん、ちゃんとコメントも見てますよ。自分の親友もひろしです。

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  2. 浦霞な、名酒だよな。オレでも知っているからな。今度は都内のお酒を是非試してほしいね。あきる野市まで行けば色々手に入るぞ。喜正、多満自慢、千代鶴、澤乃井なんてイイんじゃないか?オイチョカブぶっ飛ばして買ってみてくれ。

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  3. 新年そうそうお客様とは珍しい…ありがたいことです。

    >日本酒大好きです
    最近は小さい瓶も多いようだし、今年はちょっと飲んでみようかと思い始めました。
    ろくなことは書かないブログですが今年もよろしくお願いします。

    >ひろし
    喜正は俺が小金井にいた頃にお前に薦められて蔵で買ったぞ。ただ実家に持って行って親父にあげて、そこで飲んだものだから…帰りの運転までに醒ませるレベルで抑えるプレッシャーがあり味がよくわからんかった覚えが。

    秋川周辺か…最近行ってないし、ショートツーリングには悪くないかも知れんな。うまい団子もあったろ。

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